47. 一隅より[307] iOqL94Lmgug 2016年4月29日 22:41:37 : iyJ2MZrxS6 : topKgcEuDxs[1]
>>85さんの上記を受けて
>武器輸出3原則の大幅緩和が安倍内閣と三菱の意向なのだ
豪に潜水艦を売り込むのに政府が(三菱など私企業だけでなく政府もが)乗り出すということは、その活動に税金を使っているということ。
かりに潜水艦が売れればまず第一には三菱など私企業の利益になるのであり、私企業の利益のために税金(=国民から強制という経済外原理で徴収できる)をつかうということは、本来の市場経済原理を外れること。(本来は私企業には自由に経済活動をさせればよいだけ。)
(つまらない補足をすれば、三菱が利益を上げその分納税すれば、ひいては国民の利益にもなるが、それはほんの僅かだろう。)
私企業の維持存続のために税金をつかわなければならなくなっている事態というのは、経済外原理という強制力を用いなければ、本来の経済原理だけではもはや資本主義経済が立ち行かない(=行き詰まり、限界に近づきつつある)ということを意味する。
もっともこの事態は19世紀後半(1870年前後)からはもうしばしば訪れているのであり、以来繰り返し戦争をしたり、現実にドンパチしなくても外敵の脅威を煽り立てて戦争準備・軍備増強に税金を投入してきた(=軍需産業に税金を注ぎ込んできた)歴史がある。
1950年前後からの日本もそうで、昨今の事態もそれが再び、よりはっきりと現れてきたものだ。
(川崎重工が「本当は潜水艦なんか売りたくなかった。〔そんなに儲けにならないし?〕」と言ったそうだが、それは個別事情で、川重だって『もし儲かるならば』この話に自らすすんで乗っただろう。)
なおネトウヨくんたちがこれについて何か言ってきても相手にしない。どうせ上に書いたことは理解できっこないのだから。
http://www.asyura2.com/16/senkyo205/msg/259.html#c47