7. 2016年9月25日 09:14:35 : 70WTCatwjw : svRFVrMObjg[1]
＞■「保育園堕ちた、日本死ね」の人はテロリストなのか？
「日本死ね」の彼女のツイッターの発言を批判していた連中と与党の国会議員、そして今回の長谷川豊の人工透析は医療費の無駄遣い、よって自己管理に自堕落な透析患者は放置して国民の保険料負担を浮かすべきという主旨から発したとされる「殺せ」はほぼ同じ共感構造から生まれたものだ。
彼女に対しては様々な批判暴言が浴びせられたが、「東京で暮らすからそうなるんだよ、保育施設が拡充している地方へ引越せよ！」という非難と長谷川の論旨はほぼ同じものだ。
彼女に対する非難も長谷川の批判も行ってみれば一定の正論だが、世の中は正論だけで動いているわけではない。
正論だけで世の中を動かせばほとんどの人たちは、ワリを食って生きなければならないだろう。
正論をストレートに投げ込んで白黒はっきりさせ公論を巻き起こすのが自分の役目だからと開き直っているらしいが、白黒で優劣のつけられない世界があって人は救われているのが現実であることにジャーナリストなら耳目が向くべきだ。
そもそも医療行為は弁護士がそうであるように依頼者の付託に最大限応えるのが課せられた責であり、患者個人の資質を情報として医療判断するのは当然だが、それを以って医療従事者個人の感情で治療拒否することは到底許されない。
ましてや医者個人が患者の自己管理の甘さや自堕落な生活に苦言を呈し、この国の保険制度に危惧を抱いている不満を持つことは当然だとしても、その不満を聞きだし医療行為に関してそのような自堕落な患者は治療するにあたらずと長谷川が主張すれば、長谷川の取材によって医療行為に携わっている現役の医者たちの本音はそうなのかと疑われかねない。
第一、そんな本音を持つ医師や看護師を患者は選べないではないか。
キレイごとばかり言っていたら世の中は回っていかないというのが長谷川ら、優勝劣敗を志向する世代の主訴だが、長谷川の尊敬する某元IT会社の社長とやらも誰なのか大方察しはつくが、要するに功利的でないもの対してはバカと決めつけるその感情劣化そのものが今の世の風潮を醸成している。
しかも情けないことに、それにつられて叩きに乗じているのは優勝劣敗の劣敗者の側である。
某元IT会社の社長も劣敗者の感情を餌に有料メールで稼ぎまくっているらしいが、長谷川豊もその徒党のひとりとしておこぼれに預かりたいのだろう。
そんな欲が見え隠れするほど、吐き気が催す反論記事であった。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。