20. 2016年2月24日 16:01:07 : 28n8Mqbh0Y : s0WAIK@WHF0[1]
衆院の各党勢力
自民291、公明35、民主（合流）93、共産21、おおさか維新13、改革結集5、社民2、生活2、無所属11、欠員2
現在の維新21⇒元民主党10（松野頼久代表、今井雅人幹事長ら）、旧結いの党7（江田憲司前代表ら）、その他4
（自民、民主には議長、副議長を含めた）
＊維新の参院議員5人は全員旧結い出身
2016.2.24 05:02
【主張】
民主と維新 政策なき合流に新味なし
http://www.sankei.com/column/news/160224/clm1602240001-n1.html
「１強多弱」状態が国会の停滞を招くのは好ましくない。それを打破する動きだと謳（うた）うが、国民はどう期待を抱けばよいというのか。
民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表が、両党の合流に向けた手続きに着手した。
解散する維新を民主が合併する形で、「立憲民主党」などといった党名の変更も検討するという。
野党第一党の民主党が抱える課題は、再び政権の受け皿たり得るかについて、国民の信頼を得られないことだ。この合流が一歩でも事態を前進させるのだろうか。
野党連携を進めるという建前、関係者の生き残りなどの個利個略が先に立つなら、有権者の期待など集められようもない。
昨年からくすぶってきた合流構想が一気に進んだのは、今夏の参院選が近づき、野党がばらばらの状態を解消したいからだろう。安全保障関連法の廃止法案を共同提出した直後でもある。
だが、いくら手続き論を先行させても、自分たちならこの国のかじ取りをどうしたいという肝心の点が分からない。青写真を示そうともしない点は首をかしげる。
維新には民主党出身の議員もいる。松野氏は鳩山由紀夫政権下で官房副長官を務めたが、野田佳彦政権下で社会保障・税一体改革関連法に反対した。
党を除名され、旧維新の結成に動いたが、その後、政策的判断がどう変わったのか。受け入れる民主党も、一体改革について今後、どのような姿勢をとるのか。
両党は昨年１２月、統一会派の結成に向け「基本的政策」で合意した。だが、憲法や行財政改革など違いの大きい課題は玉虫色の表現で済ませた。
重要な政策のすり合わせを棚上げして、巨大与党との論戦を展開していくことなどできない。
目指す政治理念の実現に向けて離合集散を重ねることは、否定されるものではない。だが国費をもらいながら政党を作っては壊し、結局はもとのさやに収まる。
ほとぼりが冷めたから、では国民への説明にならない。自民党から「政党として未成熟」と酷評されるのも無理はないだろう。
政府与党側には、閣僚の疑惑や若手議員の不祥事が相次ぎ、ゆるみが目立つ。そういう時に、野党も一緒になって緊張感を欠いていてどうするのか。
2016.2.24 07:26
【民維合併へ】
与党「選挙目当ての野合」 お維新「間違われることがなくなるので、早期に吸収されてもらいたい」
http://www.sankei.com/politics/news/160224/plt1602240004-n1.html
役員連絡会に臨む谷垣禎一幹事長＝２３日午前、国会内（酒巻俊介撮影）
民主、維新両党の合併構想について、自民、公明両党では「選挙目当ての野合」（自民党の谷垣禎一幹事長）と冷ややかな見方が広がっている。
谷垣氏は２３日の記者会見で、民主、維新両党が「安倍晋三政権打倒」の一点で共闘するとしながらも、現時点では新党の共通政策が不透明なことを念頭に「党のアイデンティティーがなければ、政党としてはいかにも未成熟」と指摘。二階俊博総務会長は「２党が合併しようが党名を変えようが、大して期待していない」と切り捨て、公明党の山口那津男代表も「維新の中には民主党から分かれた人も多い。元の鞘に収まるなら民主党の延長として考えたい」と述べた。
自民党幹部は「党名を変えたらかえって参院選で集票力が落ちるのでないか」と余裕の表情。高い内閣支持率を前に、影響は限定的との見方を示した。
一方、おおさか維新の会の松井一郎代表（大阪府知事）は府庁で記者団に「民主党に偽物（維新）の皆さんが吸収されてよかった。（党名をめぐり）誤解されることや間違われることがなくなるので、早期に吸収されてもらいたい」と、皮肉混じりに歓迎した。
http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/706.html#c20
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。