1. 仁王像[1183] kG2JpJGc 2016年11月09日 06:59:16 : LGUc1WpC1o : reWiURqWO9M[1]
(番組の最後で鎌倉キャスと高岡氏が意味深な会話)
〔対IS作戦 重大な局面に〕
鎌倉「こういう状況ではモスルが奪還できたとしても、IS戦闘員がシリア側に逃げ込んで結局ここで再び勢力を盛り返す可能性もあると?」
高岡「はい、その可能性は大いにある。たとえイラク側で討伐に成功してもシリア側での討伐に力が入らなければ、またそこで力を盛り返して、場合によってはシリア国内、イラクなどいろいろな所に攻め込むことが可能になる」
鎌倉「ここで勢力を保つと、再びイラクでもということに?」
高岡「はい、その可能性も十分あると思う」
鎌倉「米国の大統領選でどちらが大統領になっても本格的な地上軍の投入はないと見られているが、対IS作戦に何が必要になってくるか」
高岡「米国が単独で事態をコントロールすることができなくなっている以上、たとえばシリアでは政府、ロシアさらに目を転じるとトルコ、イラン、イラクなどのいろいろなアクターがいるが、これらアクター間の利害を調整する、彼らと協調するという形で取り組みを見直していく必要が出てくるのではないかと思う」
鎌倉「それはいままでの米国の対応の仕方を変えていく必要ということか」
高岡「そうですね。たとえば二項対立であったり勧善懲悪物語といったようなものを仕立てて中東状勢をコントロールすることが難しくなっている以上、やはり新しい取り組み方が必要になろうかと思う」
鎌倉「つまりアサド政権かそうじゃないかということではなくて、もっと多様なアクターと話合うということが必要になってくると」
高岡「はい」