8. 2016年8月09日 00:19:20 : XhnsVRLZhU : pkBYOBXP@fw[1]
新しい歴史教科書をつくる会の会合で、小林よしのりが日本会議が用意した会場の熱気にやられて、日本には自虐史観を見直そうという機運が高まっていると感じたと高揚感激し、自らの漫画に描いたのはいつのころだったろうか。
小林よしのりは日本会議の用意した空間で、自分たちの望む左翼史観に基づくと規定する自虐史観の近代史を放棄し、自尊史観の教科書の切望を願う人々の集会を見せられて、見事にコロリと逝かされたわけである。
その小林があの日本会議を国賊と罵っているからといって素直に喜べないのは、ウヨク同士による天皇を巡る見解の相違が関与しているからだ。
いわば内ゲバであって、小林が宗旨替えしたわけでもなんでもない。
小林が危険なのはゴー宣で過去主張してきたことを、いつのまにかなかったことのようにあっさり捨て去って、それを昔から否定していたかのようにそしらぬ顔で否定の側に回ることである。
つまり総括もなければ、いつのまにか言を翻したのかという説明もない。
自分の主張の正しさが裏付けられる言動や主張をする人々が出てくれば、その人々の思想的態度がなんであれ自分の味方に引き入れたという浅ましさが仄見える。
日本会議に集う連中にロクなやつはいないが、批判する小林も同じだ。
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