12. 2016年4月12日 13:20:38 : DljNlwflLo : o1DYpPGgxuQ[1]
福島県民の言動で最も衝撃を受けたものは、次のもの。
>(志賀公夫・双葉町役場)
「故郷という感情は、それを失って、初めて自覚するものなんですね」
「とても懐かしく、取り戻したいと同時に、怒りを覚えます」
「でも国や東電に騙された、とは思っていません」
「私だっていわゆる安全神話を信じて、いたわけですし」
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/397.html
原発事故前はもとより、事故後も騙され続けたけれど、「国や東電に騙された、とは思っていない。」とは、どんな心理的なメカニズムが働いているのか、うかがい知れない。
一見すると、これは、「これからも騙され続けます。そして、悪いのは騙された者です」宣言のように聞こえる。
志賀さんの故郷喪失の怒りは、だれに向けられたものなのか?
本来ならば、この怒りの矛先は、国、東電に向けられるべきものだ。
美しい福島を台無しにした、国、東電に向けて、真実を語れ、薄っぺらな「食べて応援」、「風評被害」などのプロパガンダを止めて、本気で、福島県民の未来について考えろ、と要求すべきものだ。
放射線被曝による健康被害が、大規模に出来した現在をおいて、その怒りを、国、東電に向けなければ、程なくして、無残な斃死が待っている。
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/467.html#c12