18. 2016年4月07日 15:01:36 : UfKesc5K2Q : nv3yO1__wDY[1]
本文>「この3年間、日銀はマネーをジャブジャブにしてきましたが、結局、銀行の資金が回り回って日銀の金庫にブタ積みされてきただけです。誰が考えても経済が良くなるはずがない」
「博打打ちの千切れ草履どころか、皆んなボロ服まで纏うことになりそう」
イソップの牛と蛙じゃな、アベクロ蛙は背ノビして膨らまして膨らまして、アメブルに対抗しようとした。しかし、見立て違いがあった。アメブルがリーマンに始まった経済恐慌を、ダウを上げに上げて、史上最高値の株高を何年も続けて乗り切ろうとしちょるんを見て、オイラも東証上げるかちゅう、株高作戦にでた。アメブルの方は、基軸通貨発行国・シニョレージ特権国で、マンタリーベース何倍にも引き上げつうが、結局は紙屑を従前の5倍にも6倍にも増刷で市場に放出した。Q1〜3でバラマかれた紙屑は膨大じゃった。まあ、輪転機回せばいいんだから、ある意味では気楽じゃった。アベクロ日本側は、そうはいかねえ。東証株高作戦を、印刷機も相当回したがそれ以上に、国民の最後の拠り所の年金基金を賭場に突っ込んじゃった。こりゃあ悲惨じゃよ。さすがのアメブル側も、頭は正常つうか、公的年金基金だけはビタ一文賭場にやあ突っ込まねえよ。カルパース(カリフオルニア退職公務員年金)だけは山気あるつうか、チッター注ぎ込んだくれえじゃな。
アメブルは通貨発行特権もっちょるが、この問題は脇において、恐慌を紙幣増刷で乗り切れるもんか。マネタリズムや新自由主義あるいはM・フリードマンは乗り切れるという。これらマネタリストの主張の起点は、1930年代大恐慌の見方にある。彼らの考えは、あの大恐慌ときやあ、流動性が不足していた、紙幣の不足、刷って刷って刷りまくって市場に供給しときゃあ、あそこまで大恐慌が悪化はなかった、こう考える。こっからは、不況やリセッションの唯一の対策は、紙幣発行・増刷だけで十分、足りるとなる。こうしてリーマン以来、グリスパやヘリベンのFRBの恐慌対策は、流動性発行あろいはそのコントロールだけが、主となった。経済が紙屑の印刷で何とかなるんだったら、苦労はいらねえよ。こうした考えが国の中枢に盤居だから、困るな。黒いのもそうだが、支える副総裁の岩田規なんかも、率先し調子こいてるよ。
まだ、アメブル側は破綻あるいはテデフォルトでも、年金は安泰じゃからええよ。こっちは、年金が質に取られちゃった。まあ、溶けに溶けても、増えることはねえな。早く、政治を替えねえと、国民はケツ毛まで剥かれちゃうよ。