5. 2016年7月09日 01:16:30 : KlBpypOfmg : nggJ75pVxwQ[1]
自民、衆議院3分の2は制覇し、残るは参院選だと周到に着々準備してきた自民党。
ところが、安保法制国会で共闘していた野党は、国会が終わると党利優先となり半年以上もすったもんだとまとまらなかった。
国民の目には野党の党利党略ぶりが胡散臭く目についていた。民進党結成もそうだ。
昨年9月半ば〜今年2月半ばまでそんなこんなで、野党共闘がまとまったのが公示まであと4カ月前という時点だ―――自民党は2014年末総選挙よりすっかり準備が終わっていて、万全だった。「改憲」GOと、、、安倍の年頭あいさつは、秋の国会は憲法条項の審議をしたいと公言していた。
与野党の闘争能力の証明は、北海道5区で実証された。
投票率が下がる中、自民党候補は票を伸ばし、4野党市民共闘候補は票を減らした。それでも、負け続けの野党は、なぜ負けたかを総括できなかった。どの党も敗北の原因を明らかにしていない、、、無能力。
野党は、「戦争法」が争点だとも言っていたが、例え参院選で野党が勝っても「戦争法」廃止などできない、それは衆議院でのみ可能だからだ。だから、参院選で「戦争法」「集団的自衛権」撤回など、話題にしても争点にすることは無理なのです。
「改憲」4党の3分の2阻止――「改憲」阻止――を参院選最大争点にしなければダメだったのです。
野党4党連盟で「国民への訴え」を発表し全有権者に配布するなどして、自民党の「改憲」隠しを引きずり出すなど、、、一大政治戦にできたはずです。
ところが、
私の手元にとどけられた共産党さんの「日本共産党後援会全国連絡会ニュース特別号」というカラー刷りで志位委員長の写真と比例候補者(1次予定候補)9人の経歴と写真入りの資料には、いろいろ書いてあっても、「改憲」については何も書かれていません。
この資料は、共産党の人から6月に届けられたもの、そこには「改憲」が争点だとは何もかいてありません。それが実際です。
そんな見通しが一貫せず頼りにならない政党じゃないですか。
民主党も維新の会も、当面は「改憲」阻止のため解散合流などせず頑張って入ればよかったのです。両党は党略から解散合流した、、、そうしたことに胡散臭さを有権者は感じるのです。
この間の野党はすべからず独りよがりであり、、、ぶれずに準備した安倍自民党に勝てないのです。残念ながら。
それでも、牛歩戦術を独り行った山本太郎さんや石田純一さんの爪の垢でも煎じて、岡田さん志位さんも飲んで、あと一日頑張ってください。