9. taked4700[5017] dGFrZWQ0NzAw 2016年2月09日 18:00:07 : DJ1aB5nqRQ : nVXEqyMPVKg[1]
>>08
>たとえどんなに理屈こねようとも、本当にそんな強烈な揺れが襲ってきたと言うのなら
>この倒壊したマンションの他にも大勢の死者が出ていなければおかしい
地震衝撃波のことが全く報道にあがっていないため、そういった誤解をされている方が多くいられるのですが、地震衝撃波の作用は広範囲な地面が揺れることではないのです。
1995年の阪神大震災のときも、震度7の帯という表現で、激しい揺れが幅5キロ長さ50キロ程度(はっきり覚えていません。ちがったらすいません。)程度の地域一帯を襲ったと言うことになりましたが、地震衝撃波の被害を受けたと思える建物はかなり散らばって存在していたのです。
上の記事で言及している西宮市立西宮高校の特別教室棟A棟の被害も他の棟では座屈被害、つまりパンケーキ崩壊は起こっていません。また、学校周囲の建物でもパンケーキ崩壊は起こっていないのです。
土木学会で地震衝撃波の存在を認めている学者の方は少数派です。しかし、明確に証拠をあげていて、その証拠を考えると、地震衝撃波の存在は事実だとしか思えません。例えば、地面に打ち込んであるだけで、上部に何も載っていない杭の上端に近い部分に水平にひび割れが入る現象がかなりの数、阪神大震災で観察されています。横揺れでこんな被害がでるはずがなく、縦揺れでも起こり得ません。揺れでは起こり得ないのです。
同じような被害として、中越地震での上越新幹線の橋げたの水平ひび割れの被害があります。
http://www.civil.kyutech.ac.jp/pub/kosa/ijikenHP/tyuuetujisin20041025.pdf
の41ページにある「写真−2.69 魚野川橋梁の被害(3)(2004 年 10 月 25 日)」
なお、今回の台湾地震でも被害を出したビルはかなり広範囲に散らばっています。7日の朝日新聞に台南市の地図と共に倒壊した建物の箇所を示す図が載っています。ネット上で探しましたが、見つかりません。広範に散らばっていると言うことは、別の言い方で言えば、ある地域に偏って存在はしていないという意味です。