28. おじゃま一郎[5736] gqiCtoLhgtyI6phZ 2016年11月16日 09:06:40 : Qhb3H31CIE : mWg@KEewfv4[1]
>山本太郎:ISD条項、そもそも、これはなぜ必要だったんでしょうか?、
>わかりやすくお願いします・
石原の答えは、日本の国内法の裁量的適用の発想であり、
国際社会では通じないが、山本も国際法の知識がないせいか
それ以上の突込みができない。レベルの低い議論である。
模範回答は以下のとおり。
TPPはそもそも、参加国間で広範囲な分野で公正な取引を
行うことを目的としたものです。ISD条項が適用されるのは
TPP協定に違反すなはち条約の不履行があった事が前提であり、
その違反を単なる制裁でなく、裁判で解決するというものです。
ISD条項は国際法のウイーン条約の26条、27条、一般に
言われる「合意は拘束される」にもとづくものであります。
つまり条約は国内法より優先されるので、条項によっては
国内の法制度を変えなければなりません。
エクアドルの例はまさにこれにあたります。エクアドルの場合は
条約にあわせて国内法を改定すべきだったのです。
もしISD条項がなければ、自国に有利なように協定違反が
許容され、さらに対抗的制裁などがおこり、公正な取引を
行うTPPの趣旨に反します。
http://www.asyura2.com/16/senkyo215/msg/892.html#c28