7. 2016年7月12日 23:17:33 : ceAzX2ZbeQ : lWj7bv7tc8Y[1]
野坂昭如と仁義なき戦いを撮った深作欣二は同じ勤労動員で爆撃で死んだ遺体の山を目撃している。
仁義なきの脚本を書いた笠原和夫は小沢昭一と同じく海軍兵学校で敵艦に自爆攻撃一歩手前で終戦を迎えている。
記事にもあるように永六輔はそれらより遅れてきた世代で、大橋巨泉らと同じく疎開組で直接の爆撃を体験していない。
だからほんの3つ4つの歳の差で、戦争体験の記憶が異なるのがこの世代の特徴でありそれぞれが独自の戦争体験を背負っているがゆえに統一した戦争体験を後世に伝え難いがそれでも言わなければいけないという永の言葉はなおさら重い。