1. 2016年9月21日 18:33:19 : EzZVwtcuNT : kxgrC76XpJE[1]
全く的を外している。ベルリンの壁が崩壊してアメリカ一国だけがスーパーパワーになったのは本当だ。しかしそれはわずか10年余りで崩れてしまった。
1991年のイラクに対する戦争は、国連決議を必要とした。しかしその後のアメリカは舞い上がり国連決議なしで勝手に軍事行動を取るようになった。自分達の味方につかないやつは全て敵だとの傲慢不遜な態度をとるようになった。アフガンもイラクもそしてシリアも自国だけで勝手に攻撃を続けた。しかしいずれの国も成功していない。アメリカ傀儡政権がそれぞれの国民からちゃんと支持が得られたことなど全くない。
中国もコソポで誤爆を受けたが耐えた。まだアメリカに正面から立ち向かってもまずい時期だととらえたのだろう。その後じりじり経済力をつけ、とうとうロシアとの国境線を確定させた。上海協力機構は機能しており今ロシアと中国は実質同盟関係に近い関係になっている。アメリカのいうことを徹底して聞かないのが中国であり、関係を継続しながらウクライナでもシリアでも軍事的に立ち向かっているのがロシアである。
見果てぬ夢を見ているのはむしろアメリカの好戦派だろう。この勢力が今後もアメリカの政策を決定するのであればアメリカの衰退は案外早いだろう。すでにアメリカ社会は格差の拡大で分裂しかかっており銃にすがり軍事費の重みで財政の赤字体質はひどくなっている。
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