★阿修羅♪ > ASID2ごとのコメント > knYI@BoLf28
 
g検索 knYI@BoLf28
 
knYI@BoLf28 全コメント
[政治・選挙・NHK207] 安倍首相、序盤で大きくつまづく。これはイケるぞ、野党統一候補。(永田町徒然草) 赤かぶ
19. 2016年6月05日 20:51:34 : Ax8zLiI6Go : knYI@BoLf28[1]
日本共産党の台頭は何を招く

日本に起きている自由社会を窒息させるような動き、日本を全体主義化する圧力と言い換えてもいい動きがあります。

細かい社会的圧力は多々ありますが、ここではその象徴として日本共産党の台頭を上げておきたい。野党連合を呼び掛け、2012年11月まで政権政党だった旧民主党(現・民進党)が選挙協力に応じている始末だが、日本共産党は綱領において、未だに社会主義革命を明確な目標としている政党です。

社会主義革命とは何かもはっきりしている。

現在も日本共産党の実権を持っているとされる不破哲三氏が、『「科学の目」で見る日本と世界』(新日本出版社、2011年)の中で次のように書いているのを見れば、難しい理論など聞かなくとも一目瞭然だ。

「旧ソ連は、・・・途中で社会主義の道の外に踏み出した。・・・いま私たちが社会主義をめざす国としてあげているのは、中国、ベトナム、キューバの三つの国です」

驚くべき認識でしょう。要するに、今後、日本共産党が万一政権に潜り込みでもしたら、中国、ベトナム、キューバのような国を目指すと言っているのと同じことだからです。

民進党はそれを知っているのでしょうか。また、反安倍プロパガンダに乗って日本共産党に投票している国民はこういうことを知っているのでしょうか。

が、驚くのはまだ早い。日本共産党の最新の綱領を見ると、例えば安全保障に関して、今でも次のようなことが平然と書かれています。

日本共産党綱領 2004年1月17日 第23回党大会で改定
http://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo/
〔国の独立・安全保障・外交の分野で〕
1 日米安保条約を、条約第十条の手続き(アメリカ政府への通告)によって廃棄し、アメリカ軍とその軍事基地を撤退させる。対等平等の立場にもとづく日米友好条約を結ぶ。
 経済面でも、アメリカによる不当な介入を許さず、金融・為替かわせ・貿易を含むあらゆる分野で自主性を確立する。
2 主権回復後の日本は、いかなる軍事同盟にも参加せず、すべての国と友好関係を結ぶ平和・中立・非同盟の道を進み、非同盟諸国会議に参加する。
3 自衛隊については、海外派兵立法をやめ、軍縮の措置をとる。安保条約廃棄後のアジア情勢の新しい展開を踏まえつつ、国民の合意での憲法第九条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進をはかる。

今、国民の9割以上は、自衛隊と日米安保条約によって我が国を守るという選択肢を肯定しているし、中国からの軍事的圧力は強まるばかりです。それを、どう転んだら、「アジア情勢の新しい展開」によって、「日米安保条約を廃棄して」「国民の合意での憲法第九条の完全実施(自衛隊の解消)に向かっての前進をはかれる」状況に変化させ得るというのでしょう。

しかも、「自衛隊の解消」は明言しているのに、「非武装」とは書いていない。かといって別のどのような「武装」形態を採るのかも不明です。日本共産党は自衛隊解消の後の武装をどうしようというのか。

先の不破哲三氏の中国共産党を社会主義のモデル国と見做す理解と併せて測れば、この綱領は、日本共産党が政権に参画したら「国民の合意」という名の強権を発動してアメリカ軍を日本から追い出し、「平和・中立・非同盟」を唱えながら自衛隊を解散した後、軍事的空白となった日本に同志である中国共産党の人民解放軍を迎え入れるーそうとしか読めないのではないでしょうか。

勿論、アメリカがそんなことを許容する筈がない。となれば、日本共産党が政権に入るだけで、日本は本格的な米中の綱引きの舞台になり、それが冷戦のまま進行するか熱戦になってしまうかさえ見えなくなるでしょう。革命政党である日本共産党が内戦を恐れる道理がないことを忘れてはなりません。

http://www.asyura2.com/16/senkyo207/msg/274.html#c19

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > ASID2ごとのコメント > knYI@BoLf28  g検索 knYI@BoLf28

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。