77. 母系社会[1208] leqMbo7Qie8 2016年7月13日 00:13:25 : JpO1XKBSXI : kIqJwPn3Ipc[1]
>>70さん
>これを受けとめられるのは、偏狭ではない人間ですね。自国の罪も
>含めて、事実を事実として認められるだけの知性と知識が必要です。
その通りですね。日本人が犯している「罪」を、同じ日本人でありながら素直に認めるのは、義務教育制度などでプライドをズタズタに破壊されて、弱いものイジメで自己のプライドを維持することしかできなくなったネトウヨのような「偏狭な人」には困難です。
三宅洋平氏はベルギー生まれの「帰国子女」でもあるので、日本人でありながら日本人を客観視する第三者的な視点を持っている人かもしれません。
ただし、こうした問題は、現在の世界経済の構造の問題でもあるので、単に先進国国民一人一人の倫理(道徳)の問題、つまり、善悪の問題に還元してしまうと、それはそれで、別の偏狭な運動になってしまいます。
「フェア・トレード」のような「連帯経済」を推進する運動は、単に途上国の貧困層を救う運動というだけでなく、過労死さえも起きるような厳しい競争社会で呻吟している先進国の国民も救う運動、つまり、現在とは異なる「新しい世界経済の構造」を産み出す運動の一部でもあるはずですが、単なる加害者側の謝罪運動のような息苦しい運動になってしまいますね。
>私は、彼、好きですね。
通常、こうした個々人の「ライフスタイル」=生き方そのものの善悪も問われるような問題、善悪がかなり大きな誘導因となる運動は、何となく息苦しい運動、肩苦しい運動になってしまいがちですね。
しかし、三宅洋平氏たちの運動には、そうした暗い面が見受けられないので、全く新しい日本人による全く新しい運動なのかもしれません。
その点、かつて明るく戦った「ブント」の運動に似ているような気がします。ですから、非常に大きな可能性を秘めた運動ではないかと思います。
http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/314.html#c77