11. 2016年3月14日 12:39:14 : 8F2h3klczY : jWHKRaPYCKE[1]
世界的権威が、ものを言うと、それが、科学的事実になるわけではない。
世界的権威は、科学にとって、何の意味を持たない。
だれでも、裏付けるデータを添えて、科学的主張を行うことができる。
主張は、データが真正なものだと認められて、初めて科学的事実となる。
某東大教授や原発推進派は、権威をよく引き合いに出すけれど、権威に対してトラウマでもあるのだろうか?
>福島の被曝量は仏コルシカ島より低い
@ チェルノブイリ原発事故に由来するCs−137による、コルシカ島の土壌の汚染濃度は、970−31760Bq/u。
>137Cs concentration in the surface soil layer of Corsica after the Chernobyl accident ranged from 970 to 31760Bq/m2
http://base.dnsgb.com.ua/files/book/Agriculture/Beekeeping/Honey-Bees-Estimating.pdf (156ページ)
福島県は、もちろん、この程度の土壌汚染は、東日本で、ざらに見られる。
政府、自治体が行った土壌の汚染調査では、表面土ではなく、深さ15センチまでの土壌を採取して、測定しているので、公表の濃度の3倍以上が、本当の濃度になる。
主張の根拠が不明。
A >福島の子供たちの被曝(ひばく)量はフランスのコルシカ島の子供たちのそれよりも低いとして、子供への健康に影響が及ぶリスクは非常に低いと言明
チェルノブイリ原発事故による被曝によって、@に挙げたような土壌汚染濃度であっても、18歳以下の子どもたちにおいて、甲状腺炎が、62.5%増加した。
さらに、成人男性においては、甲状腺癌が、28.29%、甲状腺炎が78.28%増加した。
成人女性においては、甲状腺炎が55.33%増加した。
>Enquête épidémiologique rétroactive concernant les conséquences du nuage de Tchernobyl sur les populations de Corse
http://www.corse.fr/attachment/428669/
福島県で、事故当時18歳以下であった、子どもたちに行われた甲状腺検査の結果は、主張が維持できないことを示している。