6. 2016年2月07日 23:37:35 : lXSgWGzsTE : jQbyZfltmKQ[1]
中央銀行は、財政・金融政策で景気変動を平準化できると過信しているが、現実は真逆で、ボラティリティを高めている(マークファーバー)
ユーロは世界第2の通貨だが、2年弱の間に4割も下落した。円もそうだ。 このような大きなボラティリティは日米欧の量的緩和政策のタイミングのずれから起こったものだ。コモディティ市場では、低金利が広く供給過剰を生み出し、これが現在の混乱につながっている。需要面で大きな役割を演じていた中国だが、その需要にもリーマンショック後の緩和的金融環境がもたらしたのもの。
景気循環サイクルは確実にやってくるのだから、金融緩和や財政出動は弥縫策にすぎず、長期的に効果がないのは証明されている。
むしろ、適度な金融引き締めで劣後企業を淘汰すれば産業の整理整頓ができ、潜在成長率は向上する。加えて人口政策や教育政策、新エネルギーへのインフラ投資などがずっと重要。
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