4. 2016年2月23日 10:26:46 : ImaSTfuaw2 : jG__XHdUkpA[1]
A 線量測定器Dシャトルの誤作動の可能性。
@ 衝撃で誤作動する。
研究成果の意義として、次のような説明をしている。
>本積算線量計は、個人(特に児童・生徒)の日常生活における放射線の被ばく量を把握する個人向け用途を目的としており、自宅から学校・職場、および公園での遊びやドライブなどの日常行動においての使用を想定している。
しかし「衝撃センサーを用いた誤検出防止機能付き」とあり、衝撃で誤作動を起こしやすい機器であることが分かる。
http://www.meti.go.jp/committee/summary/0002220/pdf/030_02_10_05.pdf
http://www.c-technol.co.jp/cms/wp-content/uploads/2014/04/doc_monitoring_2.pdf
スポーツに限らず、活発な日常活動を行う児童生徒の線量測定にふさわしい機器であるか?(今回のコープの調査と関連は薄いと思うけれど、Aの括弧内を参照。)
A 電磁波の影響を受けて誤作動する。
その疑いは、コープのホームページでも明瞭に述べられている。(すべての異常値検出を電磁波の影響に帰することはできない。犬の散歩において異常値が出たことから、@の可能性も大きい。)
>※ グラフBの18時の1時間の異常値は、電子レンジ等の電磁波の影響を受けたのではないかということが推定されます。(なお、この測定器開発に関わった専門家の話では、すべての電子レンジに反応するものではないようです)
http://www.fukushima.coop/hibakucyousa/index.html
電子レンジのマイクロ波と同じSバンド帯(産業科学医療用バンドを含む。)には、「移動体向けデジタル衛星放送、無線LAN、ワイドスター衛星電話、アマチュア無線、航海レーダー、対空捜索レーダー」などがある。
B 「測定線種 γ線」とあるけれど、X線も検出している可能性がある。
研究成果の概要に、「カーボンナノ構造体を用いた乾電池駆動X線源開発の小型化・省エネ化技術を応用した」とあり、X線も検出範囲であることを、うかがわせる。
B 最大値を列挙して、「全国的にそれほど違いはなかった」と結論付けることは、できない。
@ 東京都も福島原発事故の放射性物質によって汚染している。
東葛地域のように高濃度に汚染された地域も散在する。
>広瀬隆さんの自宅の庭(杉並区)1万7160ベクレル/m2
近所の公園9万2235ベクレル/m2 チェルノブイリ第4区分放射線管理区域
A 広島県や奈良県の一部地域には、自然線量が高い地域(地図上の赤い地域)がある。
>日本地質学会 - 日本の自然放射線量
http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html
B 線量の最高値にちがいがないことを理由として、年間20ミリシーベルトの被曝でも、安全であると示唆する産経記事に、科学的な根拠は全くない。