3. 2016年9月11日 16:17:04 : KaY8rgKWDY : jCX7kzKAnOk[1]
>患者は医者が提案する手術を自分の意思で断ることもできます。とりわけ高齢者の場合、
>がんなどの手術をしてもその負担がきっかけで大きく体力を落とし、結局残りの人生を楽し
>めなくなることが多い
日本の大病院は、患者が手術を絶対断れない。
何故か? 自己責任とか上手いことを言っているコメントがあり、いかにも医療現場に
患者の意見・意志が通るような、ことを書いている人がいますが、病院の現実とはかけ離れています。
例を上げてみます。
肺がんのマーカーがあがっていた親戚のAさんは、検査入院を示唆されます。
「よくわからないので、検査だけ受けてください。」とB医師が言います。
検査当日には、ご家族を立会いにお願いします。
検査当日、家族が2名で待合室で待つも、なかなか終わりません。
4時間30分を回ったところで、B医師が肺の左側。下葉部分を切除した臓器をステンレストレーに入れて出てきました。上部に肺がん部位があり、この20cm×12cmぐらいあり、どっしりした立派なものです。
ここで、家族は「がんの肺部位が見つかりましたので切除してもいいでしょうか?
と一切、聞いてきません。判断を家族にも患者にも求めてこないのです。これが現実です。
肺がんとなれば、大病院の外科ではレールができているのです。Aさんや家族の意思はこのレールを外れることはできません。このAさんはヨーガの先生で普段からがんには自然治癒と考えていた・・ (Aさん自身の意思は通りませんでした 麻酔がかかっているのでまな板の鯉状態)
しかし、4年を過ぎた頃に、また、再発しているかもしれないので検査が必要だ、家族の立会いのないまま・・放射線で叩かれ、抗がん剤を処方している。
・・Aさんはこの1年後、5年生存を通過した、瞬間に、声は出なくなり、夏の終わりに子供が見舞いに来た夜、体調は急悪化してしまいました。(5年生存率の多い病院の比較も全く、伝統的がん3大療法ではあてになりません。)
近くの、クリニックで対応してもらい、回復に至るも、真剣にお墓の準備や身の回りの整理
を始めました。
医療での患者は麻酔で意思表示は不可能、家族は検査手術と言われ、がんの思わしき部位が見つかりましたので、取りましょうか、検査だけで終わりましょうか?と家族に判断を仰ぐことが必要です。
家族が判断する材料背景の説明が必要ではないか? 肺がんを切除した場合、Aさんの今後の人生にどのような影響が考えられるか、他の肺がんの症例からわかっているのはずです。
・・この病院とCさんは同様な、対応に怒り裁判を起こしています。
何故こういう事がおこるのか? 大病院は手術の腕が良い。しかし、医療費抑制で、外科は一定数の手術数をこなさなければならない。その場合、患者に心配をなるべくかけることなく
安全、かつ最小限の傷口で、成功裏に手術を終わらせたい・・
そうするとこんな言い方になるのか
「がんマーカーがはっきりしないので・・検査入院で、がんかどうかを調べたい」
こんな言い方をしてきたら、患者や家族は注意するべきでしょう!
周りに流される傾向〜のある人は、上の言葉を聞いたら要注意です。
デンマークのやり方の良い点は取り入れるべき。