9. 2016年2月22日 23:02:36 : 8UMR7RuThc : is5GH8WtXAo[1]
中国に設備過剰の是正などを働きかけ 日本は「ファンダメンタルズが良好だ」
上海のG20財務相・中央銀行総裁会議で、日本は不安定な世界経済に対して政策協調の重要性を訴え、議論を主導したい考えだ。また、日本経済は「ファンダメンタルズ(基礎的条件)が良好だ」とアピールするとともに、景気が減速している中国には金融市場の安定化や設備過剰の是正などを強く働きかけていくことにしている。
日本は、マイナス金利政策導入の狙いや安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の進(しん)捗(ちょく)を説明する。
日銀が16日から導入したマイナス金利は、銀行の企業向け貸し出しの増加や住宅ローン金利の押し下げ効果を狙う。黒田東彦(はるひこ)総裁は「消費や投資にプラスの影響を与える」と繰り返し述べており、G20でも効果を強く訴える。
マイナス金利の導入は「日本の輸出企業に有利となる円安誘導が目的」と批判されることも予想されるため、為替をターゲットにした施策ではなく、デフレ脱却を目的にしていることを説明していく。黒田総裁は、必要に応じてマイナス金利幅をさらに広げる方針も示す。
麻生太郎財務相は「平成32年ごろに名目国内総生産(GDP)600兆円」「希望出生率1・8」「介護離職ゼロ」の「新三本の矢」で日本の経済成長のてこ入れを図るアベノミクスの狙いを説明する。19日の衆院予算委員会では「急激な相場の変動は望ましくない」とも述べており、現在の為替相場に関しても言及する構えだ。
産経
http://www.sankei.com/world/news/160222/wor1602220018-n2.html
http://www.asyura2.com/16/hasan105/msg/782.html#c9