1. taked4700[5645] dGFrZWQ0NzAw 2016年9月16日 19:18:28 : hp2QjTTI3o : iagwdBJMIt8[1]
>報道ではブリストル大学の研究を紹介。それによると、鹿児島県・桜島の噴火の可能性が高まっており、それによる脅威も強まっている。1914年の大噴火では30人余りの人が犠牲となり、行方不明者も20人を超えた。
まあ、いかに現在の大学の研究が単なる政治の道具になっているかの見本のような報道です。
火山噴火にはマグマだまりにマグマがある程度溜まることが必要です。マグマ生成には海のプレートの沈み込みとか、またはホットスポットが地下にあることが必要です。桜島の場合はフィリピン海プレートの沈み込みがマグマを作っているはずで、フィリピン海プレートの沈み込みはまだ大きくは起こっていません。
そもそも、1914年の桜島大噴火は、フィリピン海プレートが西日本でかなり大きく沈み込んだ結果のもの。だからこそ、1944年と1946年に東南海地震と南海地震が発生している。
更に、そもそも、日本で次に起こる大地震は相模トラフ関連のもの。その理由は311大地震で太平洋プレートが東日本の地下へ大きく沈み込みを開始したから。311の大地震の割れ残りが青森県の東方沖と千葉県の東方沖にあり、どちらが先になるかは不明だが、311の割れ残りが今後大地震を起こすことは確実。
なお、奈良県あたりでのM7以上地震が発生することも明らか。
桜島が噴火するにしても、上のようなことが起こってからの話。更に、大噴火はまず起こらない。その理由は、桜島は東西に地殻が引き裂かれている部分に立地していて、火道が開きやすく、常に小規模な噴火を繰り返して、大きな圧力がマグマだまりに溜まらない構造になっているから。
もし、大噴火が起こるとすると、フィリピン海プレートが非常に大きく沈み込んで、マグマを大量に発生させ、それが噴出すること。しかし、そんな事態になれば、桜島だけでなく、日本中の火山が噴火する。フィリピン海プレートは太平洋プレートの沈み込みで駆動されていて、フィリピン海プレートの沈み込みが大きいことは太平洋プレートの沈み込みも大きいことを意味しているから。
まあ、南海トラフ大地震があと20年か30年後ぐらいに発生する可能性があるが、その時に、桜島が噴火したとしても、大正噴火レベルにはならない。かなり小さな噴火で終わるでしょう。
最後に、だから川内原発が安全だと言うことではありません。1997年の鹿児島県北西部地震と同様な地震が直下で起こる可能性が結構高く、それはかなり近い将来発生の可能性があるからです。
http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/618.html#c1