31. 2016年2月14日 09:19:09 : 77NKZ02EXU : giyhUFcqULY[1]
元々の実態相場は日経平均15000円以下が妥当でしょうね。
昨年は官製相場のテコ入れによってあからさまに17000円の壁を政府が下支えして無理矢理2万円台の大台を目指していましたが、今度はあっさり17000円を割ってきましたね。
為替に関してはブル相場から一点してベアに転換。当然円売りから円買いにその方向性も切り替えている事でしょう。
これまで見られなかったドル円相場の異常なまでのボラティリティの高さはあり得ないレベルです。
為替では比較的安定しているユーロを裏腹にドル円、ポンド、カナダドルなどは非常に乱降下が激しい。
しかし、株価はある程度コントロール出来たとしても為替をコントロールするのは無理。一時的な介入など焼け石に水。頼みの綱であった輸出企業の黒字も為替変動によって大きくマイナス。
さあ、安倍総理はこのパニックどうするのでしょう。
一日の暴落率としてはリーマンショックに及びませんが、別に一日で判断する必要などはなく、二日程度に分割して考えれば平気でリーマンショックを上回る暴落率です。
違いは幾日かに分けて大暴落しているので、何となくパニックになっていないだけ。同じ暴落でも段階的に落ちればパニックにならないという事自体が逆に危険極まりない。
週明けはNYの株高に連動して一時的にバウンドして株価が上がるかもしれませんが、17000円以下暫くもみ合うようであれば、時間と共に上値の壁が形成されて最早2万円台を目指す余力などなくなるでしょうね。
上値が目指せたくなった相場のエネルギーは当然上をめざせなくなれば逆方向に向かいます。つまり下落。
上がるのは段階的ですが、まあ下がる時は一気なのが相場というものです。
結果としてアベノミクスとういう金融施策は世紀の愚策と笑われるのか落ちでしょう。
喜んだのはヘッジファンドと資金力のある一部の敏腕トレーダーだけでしょう。泣くのは日本の資産と一般市民というところでしょう。