2. 2016年5月28日 10:32:57 : v1ykYuWPBI : gOlHkxwGThw[1]
「比類なき同盟」示す、オバマ氏に好意的評価目立つ
2016年5月28日9時8分
オバマ米大統領による歴史的な被爆地・広島訪問が実現したことについて、米国では27日、日米両国が第2次大戦での激しい敵対関係を乗り越え「戦災から築いた比類なき同盟関係」(ニューヨーク・タイムズ紙)を印象づけたなど、好意的な評価が目立った。
米社会では原爆投下が終戦を早め、結果として多くの米兵を救ったと正当化する論調が根強く、歴代大統領は広島や長崎の訪問を慎重に避けてきた。現職のオバマ氏が初めて実現させたことで日米関係は未来志向の新たな段階に入った。
ワシントン・ポスト紙は「オバマ氏や側近は謝罪ではなく、同盟関係を強調する巡礼の好機と判断した」と論評した。専門家の間では「感情的にならず原爆投下を語れる時代への転換点となる」(ジョージメーソン大のシャーウィン教授)と米国民の意識変革が進むことへの期待がある。
国務省のトナー副報道官は、オバマ氏が被爆者森重昭さんと抱擁したことを「感動的な瞬間」と評価した。かつて米首都のスミソニアン航空宇宙博物館の原爆展開催に反対した退役軍人団体から目立つ反発はなかった。
だが訪問は謝罪に等しいとの見方や日本の加害者責任を問う声は残る。
保守強硬派のボルトン元国連大使は「言葉で謝らなくても、オバマ氏が謝罪を意図しているのは明確だ」と米紙に不満をあらわにした。
ニューヨーク・タイムズは「心が張り裂けるような被害者の物語を平和記念公園で紹介しているが、真珠湾攻撃や中国占領の残忍性といった原爆投下に至る歴史的背景はほとんど示されていない」と指摘した。(共同)
http://www.nikkansports.com/general/news/1654261.html
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