1. 2016年1月02日 19:36:41 : xIEVVxTm3M : g44uX7ZQ2aY[1]
30分だけ見たよ、この番組。
見ているうちにダメだこりゃあと早々にサジ投げた。
物事を解説するというより時間枠の関係もあるのかしらんが、物事の解説のはしょり方が酷いのと、パネラーに呼ばれた評論家の見解も片手落ちであれじゃ賑やかしで呼ばれたタレントさんたちが可哀相だ。
ツイッターでは呼んだタレントたちの知識の絶対量の不足や無知を嘆くツイートが散見されたが、俺にいわせればあんな程度の世界認識でどうなる世界と銘打って番組やるほうが間違ってる。
タレントさんたちをブッキングするほうが悪いよってなもん。
さて、ここからは本投稿記事の文章につっこんでおくか。
>ロシアは2014年、米国やEUとの対立をものともせずクリミアを強硬に併合した。去年9月にはシリアへの空爆に参加。
クリミアの独立に関しては、クリミア議会の独立賛成投票の圧倒的な投票率という前提が先ずあった。
その前にウクライナのクーデター政権とその徒党たちがロシア語の公用化を禁ずるという法律を通そうとしたこと(結局採用されなかった)、それを言い出した連中がナチスの尻馬に乗ってユダヤ人、共産主義者狩りに狂奔したバンデラを信奉するネオナチの民族主義者であることで、東部のロシア系ウクライナ人たちにとってはバンデラたちに蹂躙された歴史は記憶となっており、それが独立を速めた要因のひとつである。
>ロシアの人々にとっては、自分の庭ぐらいに思っていたウクライナまで親米政権ができたしまった。このロシアの人々の気持ちに応えてプーチン大統領は、クリミア併合、アサド政権支持、とプーチン大統領の断固たる態度にロシア人は「プーチン大統領万歳!」と支持している。
NATO拡大に関しては必ずしもEUに所属する国の首脳たちの間で、コンセンサスが得られているわけではない。
ロシアへの配慮を欠かすべからずを主張するドイツのように、ソ連時代からのロシアと欧州の結びつきを無視して拡大を是認するのは利害関係を壊すと考えている者もいる。
またロシアもウクライナのNATO加盟には反対しているものの、EU加盟には必ずしも反対しているわけではない。
またロシアにはウクライナの不安定な政治に左右されることなく、ロシアの領土保全とエネルギーの安全な供給を確保するということが命題になっていた。
軍事的な意味で言えばウクライナには旧ソ連の核ミサイルはただの1基も残されていないので核の脅威は存在しない。
問題は旧ソ連時代にウクライナ東部とキエフが担っていた軍産企業に代わる、新たな生産地域をロシアにつくることと、その間にはウクライナとの関係は切るにも切れないことはロシアの悩みであるが、これはウクライナ政府にとっても同じである。
ウクライナはロシアから受注と出荷を打ち切られたら、他に外貨を稼ぐ手段は農産品を除いてほとんどない。