262. taked4700[5583] dGFrZWQ0NzAw 2016年8月14日 08:27:52 : 2IYwDnMseU : g0iBM3KEgjw[1]
08月14日(日)
N=23661(23253) です。
Hi-net自動処理震源マップの「日本全国広域」、「最新30日間」、07:00の値です。
「最新7日間」では5382(5379)です。
「最新24時間」ではN=488(456)です。
「最新7日間」で、「東京都」はN=150(151)、「神奈川県」はN=181(173) です。「静岡県」は253(247)です。
「最新30日間」では、「東京都」はN=1273(1343)、「神奈川県」N=1405(1405)、「静岡県」1405(1383)です。
「最新7日間」
===「福岡県」=「奈良県」=「静岡県」=「神奈川県」=「東京都」
05日:1961ーーー0307−−0247−−−0244−−0219
06日:1956ーーー0319−−0235−−−0221−−0196
07日:1965ーーー0315−−0225−−−0228−−0205
08日:1919ーーー0322−−0227−−−0224−−0213
09日:1878ーーー0329−−0222−−−0212−−0197
10日:1861ーーー0332−−0238−−−0200−−0187
11日:1841ーーー0336−−0243−−−0185−−0178
12日:1799ーーー0335−−0232−−−0166−−0153
13日:1868ーーー0329−−0247−−−0173−−0151
14日:1865ーーー0335−−0253−−−0181−−0150
「最新30日間」
==「福岡県」=「奈良県」=「静岡県」=「神奈川県」=「東京都」
05日:3779ーーー1489−−1385−−−1428−−1557
06日:4020ーーー1480−−1386−−−1431−−1564
07日:4261ーーー1472−−1383−−−1436−−1577
08日:4501ーーー1482−−1408−−−1432−−1584
09日:4764ーーー1490−−1411−−−1419−−1575
10日:4999ーーー1470−−1415−−−1417−−1573
11日:5249ーーー1474−−1399−−−1409−−1440
12日:5522ーーー1484−−1389−−−1397−−1364
13日:5836ーーー1494−−1383−−−1405−−1343
14日:6124ーーー1503−−1405−−−1405−−1273
以下、07:00時点で昨日と比べて15以上の変動があった地域です。
「最新7日間」
====昨日==本日
「茨城県」:679→694(増加15)
「長野県」:390→364(減少26)
「岐阜県」:348→323(減少25)
「富山県」:343→312(減少31)
「新潟県」:253→235(減少18)
「大阪府」:337→354(増加17)
「最新30日間」
=====昨日==本日
「東京都」:1343→1273(減少70)
「静岡県」:1383→1405(増加22)
「茨城県」:3605→3631(増加26)
「群馬県」:1294→1314(増加20)
「栃木県」:2238→2258(増加20)
「長野県」:1515→1537(増加22)
「山梨県」:1369→1388(増加19)
「岐阜県」:1286→1308(増加22)
「富山県」:1278→1294(増加16)
「岩手県」:1561→1580(増加19)
「大阪府」:1584→1604(増加20)
「兵庫県」:1046→1063(増加17)
「香川県」:0591→0606(増加15)
「福岡県」:5836→6124(増加288)
「佐賀県」:5656→5942(増加286)
「熊本県」:6475→6782(増加307)
「大分県」:6176→6479(増加303)
「宮崎県」:6319→6618(増加299)
「鹿児島県」:1448→1473(増加25)
中国・四国地方から関西地方での震度を観測する地震数が増加しています。今年になってからの震度を観測した地震の地域別月別集計です。
地域の区分けは次の通りです。海域については、例えば三陸沖は東北に、硫黄島近海は関東に、津軽海峡は北海道に含めました。一般的な地域区分と異なる点については次の通りです。
1.北海道:津軽海峡
2.東北:新潟県
3.関東:静岡県・東海道南方沖
4.中部:福井県・富山県・能登半島
5.関西:三重県・伊勢湾・播磨灘
6.中国・四国:紀伊水道・豊後水道・伊予灘
7.九州:トカラ列島近海
8.沖縄:台湾付近
9.その他:海外の大きな地震
以下、集計表です。中国・四国は「中国」と表記してあります。
北海道の(6月)については、内浦湾での群発を含みます。九州の4月以降については、熊本地震の震源域での地震を含みません。つまり、熊本地震発生後の熊本地方・阿蘇地方・大分県南部・大分県北部、有明海などを除いてあります。
8月の数値は8月14日06:30現在です。
====(1月)=(2月)=(3月)=(4月)=(5月)=(6月)=(7月)=(8月)
北海道:−14−12−-16−05−-08−-42−-22−-04
東 北 :−44−30−-34−30−-36−-37−-31−-08
関 東 :−40−31−-18−30−-26−-32−-63−-10
中 部 :−08−05−-13−10−-04−-05−-09−-03
関 西 :−12−04−-03−08−-07−-02−-03−-05
中 国 :−05−08−-05−03−-07−-03−-04−-05
九 州 :−29−41−-15−25−-22−-16−-26−-08
沖 縄 :−09−05−-08−06−-16−-05−-04−-02
合 計 :161-136-112-117-126-142-162-45-
8月については、14日現在なので、8月全体の値はこれを2倍することでおよその見当が付きます。合計の推移を見ると、8月は大幅な減少となる可能性があります。今年3月は地震活動が大幅に低下していたとされますが、それでも112回です。8月はこのままでいくと100回未満になる可能性が強くはずです。ところが、関西や中国・四国地方は8月14日段階でそれぞれ5回震度を観測した地震が発生していて、5月や6月の月間地震数を超えています。ただし、これには考慮するべき点があり、4月の熊本地震発生後は、熊本地震の震源域での地震が集計から除かれていることです。
つまり、合計の数値は熊本地震の震源域の地震を入れれば、静穏化を示しているかどうかは微妙な判断になるのです。そして、中国・四国地方や関西地方の地震数増加は、熊本地震の影響を受けて増加してきている面があるはずです。なお、沖縄の8月の地震数は明らかに減少です。
このことを検証するためには、熊本地震の震源域の地震をを入れた地震数の推移を見る必要があり、それは次のサイトに載っています。
http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/seismicity_map/entries_by_year?year=2016
これには、日本全国の震度を観測した地震数が次のように推移したことが書かれています。
1月:161
2月:137
3月:112
4月:586
5月:650
6月:361
7月:279
8月:087
(*自分が集計したものと、2月の地震数が1食い違いますが、原因はまだ探していません。)
4月に発生した熊本地震があっても4月より5月の方が地震数が多いのは、4月の熊本地震で震度3未満の地震が発表されていないからです。5月以降順調に熊本地震が減少しているように見えます。しかし、これだけ見ると、熊本地震震源域以外の地域の変動が分かりません。熊本地震が収束に向かっていることは分かっても、それ以外の地域での変動が隠れてしまうからです。やはり、上の熊本地震の震源域での地震を除外した集計で、5月126、6月142、7月162であるのに、8月の見込みが100程度であることは、8月の急減がやはり事実としてあることを示しています。このパターンだと、8月下旬から9月、10月ぐらいに中国・四国地方から関西地方でM7を超える地震が発生しそうです。
なお、沖縄の8月の地震数が明らかに減少ですが、Hi-net自動処理震源マップの「最新7日間」の「沖縄県」も8月12日から96、13日94、14日88となっていて、それ以前の150から300ぐらいから急減しています。7月25日は295、7月30日は180でした。Hi-net自動処理震源マップの「最新7日間」の「青森県」も多少異常です。8月11日が84、12日が60、13日が61、14日が55で、こちらもこの数日で急減しています。
日本全体で大きな地震の発生が起こりやすくなっていると思います。