22. 2016年4月17日 22:00:52 : FGoArJsS4E : eqrX5oHNLSY[1]
逃亡ではなく、被災地の混乱に配慮したからでしょ。
因縁つけるのはみっともない。
2016.4.17 19:22
【衆院北海道5区補選】
熊本地震が与野党一騎打ちの接戦にどう影響するのか 与党、旧民主との違いを強調
http://www.sankei.com/politics/news/160417/plt1604170023-n1.html
衆院北海道5区補選で野党が推薦する候補に「日本共産党」のロゴ入りメガホンで声援を送る支援者ら=12日午後、札幌市厚別区(清宮真一撮影)
http://www.sankei.com/politics/photos/160417/plt1604170023-p1.html
衆院北海道5区補欠選挙(24日投開票)で、安倍晋三首相(自民党総裁)は17日、熊本地震の対応に専念するため、与党候補の応援で予定していた現地入りを断念した。対立候補を支援する共産党幹部も現地応援を中止。震災が与野党一騎打ちの接戦にどう影響するか、両陣営は手探りの選挙戦を続けている。
首相、現地入り断念
「選挙は大事だが、今は迅速に政府を挙げて人命救助なりライフラインを確保することが大きい。非常に残念だが、やむを得ない」
自民党の谷垣禎一幹事長は17日、首相が補選より地震対応を優先させたことについて、こう記者団に説明し、理解を求めた。
首相は17日、石狩市など5カ所で、自民党公認の和田義明氏の応援演説を行う予定だったが、16日未明の地震による被害拡大を受けて断念。当初予定していた石破茂地方創生担当相と下村博文前文部科学相は現地を回ったが、想定外の選挙サンデーとなった。
党内では「首相が現地入りすれば数千票は上積みできた」(幹部)と落胆する声も聞かれる。ただ、首相が災害対応に尽力する姿を示すことで「旧民主党政権との違いを強調でき、かえって選挙戦に有利になる」(閣僚経験者)との意見もある。
平成23年の東日本大震災では、菅直人首相(当時)が震災翌日に東京電力福島第1原発を視察し、現場に混乱を招いた。相次ぐ地震で犠牲者が増える中、「首相が被災地に迷惑をかけず、官邸でスマートに陣頭指揮する姿こそ、自民党の強みと感じてもらえる」(党幹部)との考えだ。
ただ、与野党が一票を争う激戦を演じる中、首相の決断が吉凶どちらに転ぶかは未知数だ。自民党は19日に高村正彦副総裁、21日には告示後2度目となる小泉進次郎農林部会長をそれぞれ投入し、巻き返しを図る。
共闘に温度差も
「統一候補」の池田真紀氏を推薦する民進党など野党4党も、補選の応援弁士を差し替えるなど熊本地震への対応を優先している。共産党の小池晃書記局長は17日に予定していた補選の応援演説をとりやめ、東京・新宿での被災者救援の募金活動に足を運んだ。民進党も同日、災害対策本部を開き、岡田克也代表ら幹部が党本部に張り付いた。
とはいえ、自民党公認候補と一進一退の攻防を繰り広げている補選は、野党共闘の成否を左右する「絶対に落とせない選挙」(民進党幹部)。「安倍政権対市民」を前面に出し、政党色を薄める戦略だ。「政党は黒子」(社民党の吉田忠智党首)に徹することで、与党側の野合批判をかわす狙いもある。
だが、「政党隠し」は12日の告示早々、足並みが乱れる始末。池田氏の街頭演説では、「共産」と書かれたメガホンを手に声援を送る聴衆が目立った。共産党の「前のめり」ぶりに、陣営側は「『次からは注意してください』とクギを刺した」ほどだ。
終盤戦に向けて、4党の応援弁士がそろって演説するかどうかでも足並みがそろわない。4党は15日の幹事長・書記局長会談で、4党の幹事長級が池田氏の応援に入る方向で一致した。しかし、4党が勢ぞろいし、共闘を演出する合同演説会が望ましいとする共産党に対し、党内に「民共」共闘に慎重な保守系議員を抱える民進党は難色を示し、温度差が浮き彫りになっている。(豊田真由美、岡田浩明)
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/555.html#c22