1. 2016年6月15日 19:49:12 : Siwwf7hxrA : e@z0nLpHTJc[1]
ロシアは戦術を変えた可能性が高い。
シリア政府からの正式な要請を受けてのシリア内テロリストへのロシア空爆が開始された頃に、次のような見通しがあふれていた。即ちロシアはアフガンの時のように泥沼にひきこまれる結果となるであろうと。今現在のシリアへのUS連合の地上への関与、US、UK、仏、独、を見るに、連合諸国は泥沼に誘導されているのではないか?
シリア北部、クルド勢力を中心とする勢力がテロリスト支配地域を回復しつつあるが(天の声に従いテロリストが差し出したとも云えるが)、この地にUS連合の地上部隊が展開している。疑問点はテロリストの影響がなくなった地域を誰が、支配運営できるのか?当該地域の有力者、宗教権威者が充分に平和裏に警察権を含め運営可能なのか?なおかつ、この集団がシリア内和平交渉で連邦化を主張するだろか?
疑問点は余りにも多く、US連合はそろりそろりと地上展開を始めたが、その先が読めているのだろうかと懸念される。
ラッカとアレッポに於いてUS連合単独でテロリストを駆逐できない、しないとしても、両地域をシリア政府が攻勢に出て解放することに対して表立っては反対できなければ、熟柿が落ちように、解放されるのは目に見えている。
ロシアからの両地域への共同軍事作戦への度重なる呼びかけに対してUSは同意をしていない、USはジレンマに陥るであろう。
US連合とシリア政府が個々に両都市を攻略することになるのであろうが、ベルリンのような壁を構築するのは不可能かと想像する、と同時にバース党主導で、US連合地域で住民反乱が頻発する展開を予想する。
MANPADが供給されていても、その使用は不可能と読んでいる。MANPADはいわゆる穏健な反政府勢力にしか供給されていない、その穏健な反政府勢力がシリア空軍機なりロシア空軍機を墜落せしめたならば、現状、ロシア政府がUS政府に要請し続けているテロリストと穏健派との色分けの必要性がなくなる、大手を
振ってロシアはアル・ヌスラに協力している集団を空爆可能となる。