41. 母系社会[1164] leqMbo7Qie8 2016年3月13日 12:27:29 : 3k4hgVRT7U : dpViy_@NAI4[1]
>>39さん
>でも、経済学部ではないでしょ(笑)?
●政治経済学部の経済学科。アホ教授ばかりだけど。
そもそも、学歴など、どうでも良いこと。世の中には、中卒、高卒の人でも優秀な人は大勢いる。
たとえば、浄土真宗には特別な修行や仏教の研究もしていない普通の門徒だが、親鸞並みの覚者となった 「妙好人(みょうこうにん)」 と呼ばれる人々がいる。
(浄土真宗は仏教の一派だが、事実上、仏教を、真の日本の宗教である縄文神道=初期人類の宗教に戻して、地獄の思想を消滅させた世界に類例がない宗教)
●というか、真実には、そもそも、常識的な「優秀」という価値基準そのものこそが、現代社会の諸悪の根源。
★日本人や欧米人のように、<勤勉は美徳>という価値観そのものが近代の産物であり、近代人の信仰、つまり、資本主義思想というわけ。
★富豪の手下どもは盛んに、<勤勉でなければ競争に負ける>と競争を煽り、<勤勉は美徳>とマスゴミで宣伝・洗脳しながら、自分たちは遊んでいる(笑)。
★マルクスが言ったように、生きるために仕方なく行う労働は、短時間であれば、あるほど良いというのが真実。
★「命短し恋せよ乙女」、つまり、人間を幸福にするのは物ではなく、他の人間というが人間の真実。
39さんは「アメリカがどうなろうが、知った事ではない。ロシアも欧州もイスラムもね」と公言するのだが、これは人間の大切な<共感機能>の喪失で、<心が屈折>した状態となっているのではないか?
普通のネトウヨは、ネトウヨなりの真面目さがある。こんな無責任なことは、普通のネトウヨは言わない。
もし、そうなら廃人一歩手前かもしれない。このようになってしまうなら、アホな大学など行かない方が良い。
★個や部分、要素を重視し過ぎる近代の合理主義的、決定論的な「機械論的自然観」(要素還元主義)、つまり「実体主義」(本質主義)を前提にした学問ばかり教えるのが、今の大学。
(39さんのように、欧米18世紀レベルの世界観に洗脳されてしまい、真の日本の思想を忘れてしまうぐらいなら、大学など行かない方が良い)
機械論的人間観でもある「機械論的自然観」に捉われると、『対象の中に階層構造を見つけ出し、上位階層において成立する基本法則や基本概念が、「いつでも必ずそれより一つ下位の法則と概念で書き換えが可能」』(WIKI)と考えてしまう。
あるいは、『複雑な物事でも、それを構成する要素に分解し、それらの個別(一部)の要素だけを理解すれば、元の複雑な物事全体の性質や振る舞いもすべて理解できるはずだ』(WIKI)と考えてしまうのだ。
●普通のネトウヨなら、実は30〜40%ぐらいは正しいことも言っている。しかし、39さんの場合はゼロとは言わないが、残念ながら10%程度でしかない。
たとえば、39さんは・・・
>ソ連とか本当に共産主義を実験しようとしたら、とてつもなく悲惨な
>実験結果になったのだし・・・
と信じているが、遅れた農業国、途上国だったソ連や中国という一国規模では共産主義の実験をすることなど、原理的に不可能というのがマルクス思想。
★義務的な労働時間を短くする志向性があるのが社会主義。ソ連や中国では、通常の労働が実態以上に神秘化されて、一種の精神修養と見なされ、勤勉が尊ばれた。これは社会主義ではない証拠である。
●マルクスは、当時の英国や米国、フランス、ドイツなどの先進国で左派政権が樹立されて、これらの国が「社会主義」の理念で団結して残りの世界に、<資本主義からの離脱>=<社会主義への移行>を呼びかけ、リードして・・・
<世界レベルで社会主義への移行始める>という先進諸国による同時的革命=先進国革命を唱えていた。
★だから、レーニンやトロツキーらは、ロシア一国で、社会主義が実現できるとは思っていなかった。彼らは、第一次世界大戦で疲弊したイギリスやフランス、ドイツでも革命が起こると予想し、イギリスやフランス、ドイツから援助されれば、ロシアでも成功すると期待して革命を起こした。
しかし、予想が外れて、今の中国のようにNEP=資本主義に戻したが、スターリンがマルクスに反する「一国社会主義」を唱えて、ソ連をスターリン官僚が支配する「国家社会主義」にしてしまったのである。毛沢東も、「一国社会主義」だったので失敗した。
しかも、それでも一挙に社会主義が実現するわけではなく、社会主義への<過渡期>が始まるだけ。
●なぜなら、根本的には近代社会=資本主義社会が前提としている要素還元主義的な「機械論的自然観」に基づく近代の個人主義的な人間観を克服し、関係主義的な人間観への移行という<意識の変革>が絶対に必要だからだ。
この人間観(自然観)の変革無しでは、<労働は個人労働ではなく、協働である>という関係主義的な労働観に基づく<社会主義への移行>は、100%不可能。
だから、先進国革命に成功しても、人類全体の人間観、世界観を変えるためには長い過渡期が必要と想定されている。この過渡期がどのくらい続くかは不明。
資本主義の場合は、最初、共同体間で物々交換の「沈黙交易」が開始され、次に日本の場合は米だったようの、何らかの現物が媒介物に使われ、その後、5000年以上前に金銀などの貨幣が使われるようになった。だから、資本主義の実現には、少なくとも5000年以上の年月が掛かり、その間に、徐々に意識が変化し、16〜18世紀に、機械論的な自然観や人間観が一般化して近代的資本主義が発生した。
●1%の財産が、残り99%の財産と同じになるなど、資本主義では搾取が合法化されてしてしまうカラクリ(人間の商品化による商品市場と労働市場の分離)があることが、ネトウヨ以外の誰にとっても明白となった以上、資本主義から離脱しなければならない。
その一歩が、万一の場合、血税を投入して救済しなければならない大銀行や大企業を公有化する<国家資本主義>への移行。
それ以外の私企業は、万一の場合でも救済せず、資本主義の「自己責任論」を復活させる。
★なぜなら、現在の経済体制では、恣意的に経営して倒産しそうになっても税金で救済されて倒産を免れる大企業と、救済されずに倒産させられる中小企業というように、一種の身分制社会へと後退した<モラルハザード経済>で最悪であり、資本主義以下だから。それで、<国家資本主義>に移行し、まずは「自己責任論」の資本主義に戻し、公平性を回復すべきである。