21. 命を大切に思う者[107] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2016年3月07日 22:58:56 : zDierx3dpI : dNOMR2MPCW4[1]
閲覧者の皆様、
>>17
の説明は、3号機プール内の、燃料を置いてた場所を見せずに済ますための屁理屈です。
ああだこうだと理屈をこねることにより、理屈に注意を引き付け、
いつまでも細かい瓦礫群を撤去せずに、ずっと覆い隠したままにしてることに
感づかれないよう、
まだ燃料の存在を目視確認してないことを忘れさせるのを、狙って書いていると思われます。
全部残ってる決まってる、なんてわけないのです。
目視確認しない限りはっきりしません。
ああだこうだと理屈をこねてないで、目視確認さえすれば済む話なのです。
閲覧者の皆様、誤魔化されないよう、注意しましょう。
全部残ってる決まってる、と言えない理由は、
3号機の話で言うと、
水素ガスの密度は空気の1/16しかないのだから、
空気と混ざらずに天井付近に水素ガスだけの塊が出来ていたと考えられます。
水素ガス600kgの体積は30m×30m×7.4m
(水素の密度が0.09g/Lで、600000g/(0.09g/L)=6700000L=6700m^3 だから)。
水素ガスの塊は天井から7.4mもあるのだから、
化学反応を起こすのは、
ガスの塊の下面(空気との境界)付近と、
爆発により壁と天井が吹き飛ばされて外気と触れる、壁と天井の近くだけ。
ガスの塊の内部(ガスの大半を占める)は、膨張によって、
空気に触れることなくそのまんま建屋の外に押し出されてしまう。
押し出されたものが、建屋の外で空気と触れて化学反応を起こすかもしれないけど、
建屋の外で出て来た熱は、鉄骨の温度を上げるのに大して関与しない。
つまり、鉄骨の温度を上げるのに関係ある化学反応は、
ガスの塊の下面付近と壁と天井の近くだけの、ほんの一部。
仮に、水素ガスの塊の大半が化学反応を起こして、
1.144×10^11J×(600kg/800kg) = 0.86×10^11Jの熱が出て来たとしても、
50t=50000000gの水を、0.25×(0.86×10^11)/50000000=430℃しか上げられない。
(1kJで5gの水を50℃上げる。つまり1Jで1gの水を0.25℃上げるから)。
鉄骨は50tくらいはある(1本だけで470kgあるから)のだから、
いくら比熱が違うとは言っても桁まで違わないので、
鉄骨を1000℃に出来るかできないかぎりぎりでしょう。
しかもこれは、化学反応で出て来た熱が、すべて鉄骨に移ったとしての話。
現実には、大半が、高温のまま鉄骨の間をすり抜けて外に出て行ってしまうので、
仮に、水素ガスの塊の大半が化学反応を起こたとしても鉄骨を1000℃に出来ない。
水素ガスの塊の大半が化学反応を起こすのはどうい場合かというと、
空気と理想的な割合で均一に混ざってる場合ですが、
30m×30m×7.4mの反応に必要な空気は
30m×30m×18.5m(空気中の酸素の割合は20%)だから、
30m×30m×25.9mの混合気が反応しないといけないけど、
現実には、爆発したのは天井付近だけのようなので、
現実に起きたことと合致しない。
格納容器の隙間から水素と酸素が2:1の割合で出て来ていたとしても、
窒素と酸素が比重がほぼ同じなので、
出て来た酸素は空気と混ざり合って、
空気中の酸素の濃度がちょっと上がるだけです。
比重の僅かな差で分離したとしても、酸素が天井付近に集まるなんてことはない
(酸素は窒素より比重が重いから、集まるとすれば窒素。現実には分離せず混ざり合う)。
空気中の酸素の濃度がちょっと上がるだけなので、
格納容器の隙間から水素と酸素が2:1の割合で出て来ていたとしても、
上に書いた話に大差はない。
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/678.html#c21