62. 2016年4月26日 23:24:32 : FhmcVc8Y0E : dJh7E8uYxH8[1]
過去に、米原子力規制員会は、加圧水型原子炉の事業者に対して、特に燃焼度が大きい燃料集合体で、制御棒が挿入できない事例が発生したことに警告し、対策を取るように求めていた。
>(1) Alert addressees to problems encountered during recent events in which control rods failed to completely insert upon the scram signal.
(2) Assess the operability of control rods, particularly in high burnup fuel assemblies.
http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/gen-comm/bulletins/1996/bl96001.html
2014年4月9日に、フランスのフェッセンアイム原子力発電所1号機において、電源喪失事故が発生したので、原子炉を停止しようとしたが、制御棒が全く降下せず、ホウ酸水の投入で、事なきを得た。
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/465.html#c3
現在、川内原発では、「発電量を一定にする運転(電気出力一定運転)」ではなく、「発電量を増やす」「熱出力を一定にする運転(定格熱出力一定運転)」を行っている。
つまり目一杯、稼働させている。
http://www.kyuden.co.jp/sendai_topix_teinetsu.html
1,2号機とも、89万kWhではなく、94.5万kWhと93万kWhの発電が行われている。
http://www.kyuden.co.jp/php/nuclear/sendai/s_power.php
2011年8月23日に、バージニア地震が起きた。
地震の規模は、Mg5.8で、震源から北東に17キロ離れた所にある、ノース・アンナ原発1、2号機は、外部電源喪失のため緊急停止した。(震源の震度は、米国の尺度で10階級ある中の7に相当する。)
しかし、もっと驚くべきことが、原子炉内で起きていた。
地震動によって、中性子線のスパイクが発生したことだ。
そのスパイクは、チェルノブイリ原発の爆発をもたらした超臨界に至らせる可能性を持っていた。
>vibration to the North Anna reactor resulting in a big spike of neutron flux ― or reactor power… and somehow caused the additional radioactivity into the core.So that’s something scary, potentially resulting in a supercriticality.”
地震で、超臨界状態が引き起こされ、原子炉が暴走する可能性があることを示している。