31. 2016年1月15日 10:04:49 : hKVzO2nJoQ : dB1S@UFnI8c[1]
【武勇伝】安倍晋三「北朝鮮で小泉首相に一喝」〜拉致問題を優先した官房副長官〜
https://www.youtube.com/watch?v=1LQ0l97hhGM
2002年の日朝首脳会談時、小泉内閣の官房副長官として同行した安倍晋三氏。
当時の首脳部には、拉致問題を棚上げしても、まずは国交正常化を、という声が強かった。
一方安倍氏は、従前から拉致問題に対して取り組んできたため、北朝鮮との国交正常化を図る議員に煙たがられていた。
そのため、彼が『日朝平壌宣言』を見たのは行きの飛行機の中であった。
安倍氏は、そこに「拉致」が明示されていないことを初めて知り、異を唱えたが、すでにどうしようもなかったという。
平壌に到着し、北朝鮮側から「5人生存8人死亡、1人未入国」と聞かされ、日本側は大変なショックを受けた。
その時、安倍晋三は「厳しく抗議してください!」と小泉元総理に進言する。
会談で金正日からは「近くて遠い国から近くて近い国にしたい」と言われ、小泉元総理は「8人死亡は大変ショック、強く抗議する」と訴えたが、謝罪の言葉は得られなかった。
昼食の時間。
安倍晋三は、控え室で盗聴されている可能性を意識して、「拉致したという白状と謝罪がないのなら、調印は考え直した方がいいのでは。今すぐ帰りましょう!」と大声で怒鳴った。
この安倍晋三の言葉を、北朝鮮は実際に盗聴していたと、脱北した元工作員・張哲賢氏が証言している。
そしてこれが決め手となって、午後の会談で金正日は「拉致」の事実を認め、謝罪したのである。
10月15日、生存とされた拉致被害者5人が一時帰国する。
一時帰国なので、また北朝鮮に戻すという前提での帰国であったが、北朝鮮に戻してしまえば、二度とまた日本の地を踏めないかもしれないと考えた安倍晋三と中山恭子は、当時の田中アジア大洋州局長と激突する。
拉致被害者本人に、日本に残りたいか、北朝鮮に戻りたいかを聞き取りする。すると5人とも日本に残りたいと言うので、5人を北朝鮮に戻さないように求めた。
「5人を返さないよう、考えなおしてくれ」と安倍晋三が言うと、田中は 「それは困る。わたしと先方(ミスターX)との信頼関係はどうなるのか」と食い下がった。
安倍晋三は一気にたたみかけた。
「田中さん、5人の帰国はあなたの信頼関係のおかげかもしれないが、外務省が日本に残ることを希望している5人を勝手に連れ出すわけにはいかないでしょう」
中山恭子は
「局長、貴方がやっているのは外交ではない。北朝鮮へのお願いだ。外交官なら、お願いをやめて外交をやりなさい」と言ったという。
田中は怒りに顔を赤く染め、口を結んだ。帰国させる派だった福田康夫官房長官も安倍の意見に怒り、机をたたいて激昂したとの話もある。安倍はそれでも「正論は正論だ」と言い続けた。
この頃、国民は北朝鮮への怒りで沸騰していた。
「それでいこう」
小泉元総理は、安倍の案にのった。
かくして5人の一時帰国は、永久帰国になったのである。
2016.1.13 17:15
「『あんたに言われたくない』が本音」 日本のこころの中野正志幹事長、拉致問題で首相追及の民主・緒方氏を批判
http://www.sankei.com/politics/news/160113/plt1601130031-n1.html
衆院予算委で質問する緒方林太郎氏(民主)
日本のこころを大切にする党の中野正志幹事長は13日の記者会見で、衆院予算委員会で安倍晋三首相に「拉致を使ってのし上がったのか」と質問した民主党の緒方林太郎氏を批判した。「国会内での発言は自由だ」と指摘した上で、「あのような質問の仕方はない。(表現の善悪は)議員の良識にかかっている」と述べた。
また、過去の拉致問題関係の会合などで緒方氏とは顔を合わせたことがないとも強調。その上で、「『あんたに言われたくない』が本音だと思う」と述べ、安倍首相や日本のこころの中山恭子代表ら拉致問題に深く関わってきた国会議員の思いを忖度した。
緒方氏は12日の予算委で拉致被害者の蓮池薫さんの兄で、家族会元事務局長の蓮池透さんの著書を引用。「拉致問題はこれでもかというほど政治利用されてきた。その典型例は安倍首相だ」との一節を紹介しながら質問した。
2016.1.12 17:49
【衆院予算委員会】
「質問自体が政治利用」−拉致問題をめぐる安倍首相と民主・緒方氏のやりとり要旨
http://www.sankei.com/politics/news/160112/plt1601120072-n1.html
衆院予算委員会で民主党の緒方林太郎氏(左手前から2人目)の質問に答える安倍晋三首相=12日午前、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)
12日の衆院予算委員会で、北朝鮮による日本人拉致事件をめぐる安倍晋三首相と民主党の緒方林太郎氏との主なやりとりは以下の通り。
−−昨年12月、拉致被害者家族会元事務局長の蓮池透さんが著書で「今まで拉致問題はこれでもかというほど政治的に利用されてきた。その典型例は実は安倍首相によるものである」と指摘した
「読んでいないが、いちいちコメントするつもりはない。家族会にも本には強い批判がある。大切なのは北朝鮮に対し一致結束し、すべての被害者を奪還するため全力を尽くすことだ」
−−首相は拉致を使ってのし上がった男か
「議論をする気すらない。そういう質問をすること自体が政治利用だ」
−−平成14年、拉致被害者5人が帰国した際、世間的には当時の安倍官房副長官が強硬に反対し、北朝鮮に戻さなかったということになっている。しかし、蓮池さんの本には、首相らは一度も、拉致被害者が北朝鮮に戻るのを止めようとしなかった、などとある
「私はこの問題について、利用したことも嘘をついたこともない。当時はこの5人の被害者を北朝鮮に戻す流れだったが、私は断固として反対した。最終的には関係者が官房副長官室に集まり、私が帰さないと判断した」
「誰が嘘をついているとは言いたくないが、私が申し上げていることが真実だし、他の方々にも聞いてほしい。大切なのはすべての被害者を取り戻すことではないか。北朝鮮には常に日本の国論を二分しようという策謀がある。こんなものにひっかかっては駄目だ。あなたがこういう質問をすること自体、私は本当に残念だ」
−−蓮池さんは嘘を言っているのか
「私は誰かを落とすことは言いたくない。私の言っている真実だとバッジをかけて申し上げる。私が言っていることが違っていたら、国会議員を辞める。そうはっきり申し上げる。 拉致被害者5人を返すか返さないか、大変な決断だった。官邸の中でも返さないことへの反対論もあった。その批判を一身に受けていたが、5人を北朝鮮に戻しては、もう二度と日本の土を踏むことはできないと考えていた」
−−一昨年の衆院選で、拉致被害者の両親を選挙活動に引っ張り出し、政治利用していないか
「両親の話をあなたはまったく聞いていない。本の引用だけで独自の取材をまったくせずに私の名誉を傷つけようとしている。極めて不愉快だ。20年前、私たちが一生懸命、拉致問題をやっていたときに、あなたは何をやっていたのか。今、ここで批判することは北朝鮮の思うツボで、こういう工作はずっとあった。常にマスコミを二分し、国論を二分して、この問題で戦う力を落とそうとしてきたのが今までの歴史だ」
−−政治利用はなかったということか
「こんな質問に大切な時間を使い、答えるのは本当に残念だ。1人の方の本だけで誹謗(ひぼう)中傷するのは、少し無責任ではないか」
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/618.html#c31