10. 2016年9月24日 22:01:40 : GdxYw8rQe6 : c2m7qKfoqdw[1]
勘違いしてる人が多いけど、
空間放射線量を測定するのは、あくまで、
内部被曝がどれくらいになるかの目安が欲しいからです。
空間放射線量がわかれば、
放射性物質がどれくらいの濃度で浮遊してるかがわかるので、
それくらいの量、吸い込むかがわかり、
内部被曝がどれくらいになるか推定できるからです
(外部被曝そのものを知りたいからではない)。
■ところが、
放射線が数cmしか飛ばないアルファ線核種が膨大な量ばら撒かれていると、
話は違って来る。
空間放射線量を測定する行為に意味があるのは、
放射線が数cmしか飛ばないアルファ線核種はほとんどばら撒かれていない
という決め付けを押し通してるからです。
3号機燃料プールにあった猛毒の大半はアルファ線核種のプルトニウムで、
それがばら撒かれていないと東電や政府が主張してるのは、
測定によってではない。
東電が「全部プール内に残ってる」と主張してるから、
何の根拠もなくそれを前提にして決め付けただけのことです。
もし3号機燃料プールにあったアルファ線核種の膨大な量ばら撒かれていたら、
被害の規模を、空間放射線量で語ることは全く意味を成さない。
空間放射線量云々の話をするのだったら、
その前に、
大前提の、アルファ線核種はほとんどばら撒かれていない、
の確認が必要で、
そのためには、
3号機プール内に置いてた燃料566体が2011年3月の爆発以降どうなってるか
わかる画像を公開する必要がある。
その公開無しに、空間放射線量云々の話をするのは馬鹿げている。
大前提を確かめもしてないのだから。
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/516.html#c10