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[政治・選挙・NHK208] 「自民優勢」という情報操作にだまされるな(リベラル21) 赤かぶ
68. 2016年7月07日 11:35:20 : FVvvqMHJHY : bLbGp8lucLE[1]
不都合な情報は認めない阿修羅。

負けた選挙を不正選挙と言う阿修羅。

これじゃ世間の信頼は得られない。

みんな投票に行くぞ!!改憲勢力2/3以上の誕生だ!!

18、19歳「関心」上昇67%…本社世論調査
2016年07月06日 07時14分
特集 世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news2/20160705-OYT1T50107.html

 読売新聞社の全国世論調査で、新たに選挙権を得た18、19歳で参院選に「関心がある」と答えた人は、「大いに」と「多少は」を合わせて67%となり、公示直後調査(6月22〜23日)の58%から上昇した。

 全体で「関心がある」の74%(公示直後74%)は下回っているが、選挙戦終盤に入り、若者の関心が高まっていることがうかがえる。

 ただ、「大いに関心がある」とした人は全体の32%に対し、18、19歳では16%にとどまっている。

 投票に「必ず行く」との回答は、全体の67%(公示直後65%)に上ったが、18、19歳では40%(同37%)となお開きが大きい。投票意欲は公示直後と大きな変化はみられず、若者の投票率が低迷する懸念も残る。

 参院選で最も重視する政策は、「年金など社会保障」が34%で最も多く、「景気や雇用」の21%、「憲法改正」の10%、「消費税など税制改革」の8%、「子育て支援」の7%などの順。年代別にみると、60歳代と70歳以上のトップは「社会保障」で4割を超えた。20歳代、40歳代、50歳代は「景気や雇用」、30歳代は「子育て支援」、18、19歳では「税制改革」がそれぞれ最も多かった。

 安倍内閣の経済政策については、「評価する」と「評価しない」が各41%で拮抗きっこうした。

 安倍内閣の支持率は46%(公示直後46%)、不支持率は36%(同38%)と横ばい。政党支持率は、自民党37%、民進党11%、公明党5%、共産党4%などの順で、無党派層は23%だった。

自民、比例第1党の勢い…10代の半数与党支持
2016年07月06日 07時08分
特集 世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news2/20160705-OYT1T50109.html?from=ytop_main1

 読売新聞社が実施した終盤情勢調査では、比例選(改選定数48)は自民党が序盤情勢調査から伸ばし、2013年参院選に続いて比例選第1党をほぼ確実にする勢いだ。

 与党で比例選過半数をうかがう。民進党など野党は反転攻勢をかけられていない。

 自民党は13年参院選並みの18議席獲得も視野に入ってきた。年齢別に見ると、全世代で他党を上回る支持を得ている。特に若年層に強く、18、19歳は5割近くが自民党を支持している。18、19歳は安倍内閣の経済政策を6割弱が評価していて、30歳以上の世代よりも10ポイント以上高くなっている。

 自民党は20歳代で4割強、30歳代でも4割弱の支持を集めている。

 新たに選挙権を得た18、19歳は、半数以上が与党を支持している。

 公明党は序盤調査の勢いを維持し、13年参院選で獲得した7議席を固めつつある。公明支持層の9割に加えて自民支持層の一部を取り込んでおり、選挙区で自民党候補を応援する代わりに、比例選で公明党に票を回してもらう選挙協力が一定の成果を上げていると言えそうだ。

 民進党は序盤調査から伸び悩んでいる。民進支持層の8割強を固めて2桁の議席獲得を射程圏内に入れたが、無党派層の支持は序盤調査に比べ自民党に迫られている。年齢層が高くなるほど支持を集める傾向にあり、18〜29歳の支持は1割だったのに対し、60歳以上では2割弱だった。

 共産党も60歳以上から1割弱の支持を集めるが、若年層に浸透していない。13年参院選で獲得した5議席からの上積みを狙うが、序盤調査以降の勢いは弱まっており、比例選第3党争いでは公明党にリードを許している状況だ。

 序盤調査で近畿地方を中心に健闘して複数議席を確実にしていたおおさか維新の会は、東日本でも支持を広げつつある。70歳以上を除く全世代でまんべんなく支持を集め、4〜5議席の獲得も見えてきた。

 社民党と生活の党は序盤調査からほぼ変わらず、議席獲得の可能性を残している。その他の政党・政治団体は議席を獲得できるかどうか微妙だ。

与党、改選過半数へ堅調…民進は苦戦続く
2016年07月05日 23時00分
特集 世論調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news2/20160705-OYT1T50108.html?from=ycont_top_txt

 読売新聞社は10日の参院選投開票日を前に、3〜5日の3日間、全国世論調査を実施し、総支局の取材結果も加えて選挙戦終盤の情勢を探った。

 自民、公明両党は、安倍首相が勝敗ラインに設定した改選定数(121)の過半数(61)を上回る勢いを維持している。民進党は苦戦が続いている。民進、共産など野党4党が候補者を一本化した改選定数1の1人区(32選挙区)では、統一候補が12選挙区で接戦に持ち込んでいる。

 選挙区選で3割、比例選で2割の有権者が、投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢はなお流動的な要素もある。

 序盤調査(6月22、23日)との比較では、自民、民進両党ともに、優勢と当落線上に立っている候補者の合計にほとんど変化はなかった。

 勝敗の行方を左右する1人区では、自民党が、比較的強い地盤を持つ北関東や北陸、九州など計17選挙区で、優位に選挙戦を進めている。改選定数が3以上の複数区では、埼玉や千葉、愛知などで頭一つ抜け出した候補者がいる。一方で閣僚の2人は、沖縄で苦戦が続いているほか、福島でも野党統一候補と競り合っている。自民は比例選では第1党の勢いを保ち、前回2013年並みの議席(18議席)も視野に入ってきた。

 公明党は、改選定数3以上で擁立した7選挙区すべてで、当落線上の戦いとなっている。比例選は13年と同じ7議席獲得をうかがう。

 民進党は、選挙区選、比例選ともに伸び悩んでおり、改選議席(45)の獲得は非常に難しい情勢だ。同党の岡田代表が「(民進党候補が)敗れれば次の代表選に出馬しない」と発言した地元の三重選挙区は、自民党候補が追い上げ、横一線で競り合っている。

 共産党は、候補者を擁立した東京、神奈川などの複数区で当選ラインを巡って激しい選挙戦を展開。比例選は前回の5議席を上回る可能性が出ている。

 野党4党が1人区で擁立した統一候補は、岩手、山形、沖縄の3選挙区が有利な展開。統一候補は、東北地方を中心に新潟や山梨、長野などで自民党候補とつばぜり合いを演じているが、1人区全体では、自民党有利の大勢を覆すまでには至っていない。

 憲法改正を容認する自民、公明、おおさか維新、こころの4党を合わせると、改正の国会発議に必要な参院の3分の2(162)をうかがう情勢となっている。

 調査は電話で実施し、有権者が在住する5万9516世帯のうち、3万3312人から回答を得た(回答率56%)。

非改選無所属ら4人算入 「改憲2/3」まで74議席
毎日新聞2016年7月6日 東京朝刊
2016 参院選
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160706/ddm/001/010/170000c

 今回の参院選は、憲法改正に賛成する勢力が非改選議員を含めて参院の3分の2(162議席)以上を占めるかどうかが最大の焦点だ。自民党、公明党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党で「改憲ライン」に達するには78議席を獲得する必要がある。さらに、4党以外の非改選のうち少なくとも4人が安倍政権による改憲に前向きで、この4人を加えるとハードルは74議席に下がる。

 憲法に関して、毎日新聞が非改選議員に参院選候補者と同じアンケートをしたところ、無所属の松沢成文氏と井上義行氏、日本を元気にする会のアントニオ猪木氏が改正に「賛成」と回答した。無所属の渡辺美知太郎氏は無回答だったが、4月の記者会見で「(自民党の)改正という姿勢に共感している」と述べた。【小山由宇】

2016.7.5 19:42
【参院選】
改憲勢力「3分の2」の攻防ライン「78→74」に 無所属など4氏が改正賛成で
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050042-n1.html

 参院選(10日投開票)の焦点となっている憲法改正の是非について、今回は改選されない無所属・諸派の議員10人のうち、少なくとも4人が改憲に前向きな考えを示していることが5日、産経新聞の取材で分かった。これに伴い、今回の参院選で改憲勢力が憲法改正の国会発議に必要な3分の2(非改選と合わせて162議席)を確保するために必要なのは、78議席から74議席に減る。

 4人は、無所属の松沢成文、井上義行、渡辺美知太郎の3氏と、日本を元気にする会代表のアントニオ猪木氏。

 改憲勢力は自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党で、非改選は計84議席。これに対し、安倍晋三政権下での改憲には反対としている民進、生活両党と、改憲に反対している共産、社民両党の非改選議席は27議席となっている。

この4議席は改憲勢力にとっては追い風、反対勢力にとっては逆風。

かなり決定的な数字だ。

2016参院選 1人区、自民20勝超 全32選挙区 野党は4
産経新聞 7月5日(火)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160705-00000058-san-pol

32の1人区の情勢(写真:産経新聞)
・自民党が優勢な選挙区(20)
秋田、栃木、群馬、富山、石川、福井、岐阜、志賀、奈良、和歌山、鳥取・島根、岡山、山口、徳島・高知、香川、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島
・野党統一候補が優勢な選挙区(4)
岩手、山形、長野、沖縄
・接戦の選挙区(8)
青森、宮城、福島、新潟、山梨、三重、愛媛、大分

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)による終盤情勢調査では、全国32の改選1人区のうち20選挙区で自民党が優位に立っている。「1強」と呼ばれる自民党に対抗するため民進、共産など野党4党は候補を一本化して選挙戦に臨んだが、優勢なのは4選挙区にとどまっている。8選挙区は最終盤まで接戦が繰り広げられている。

 自民党は西日本の大半の1人区で優勢だ。序盤は不利とみられていた宮城や福島の両選挙区などに安倍晋三首相(党総裁)や閣僚、党幹部らが応援に入り、接戦に持ち込んでいる。沖縄では現職の島尻安伊子沖縄北方担当相が劣勢に立たされている。

 野党の統一候補は沖縄に加え、岩手、山形、長野の4選挙区でリード。民進党の岡田克也代表は「(地元の三重で)民進党が敗れたら次の代表選に出馬しない」と明言し、「背水の陣」を敷いた。これに対し、自民党は安倍首相や菅義偉(すが・よしひで)官房長官らが選挙区入りして攻勢をかけている。

 与野党とも選挙戦終盤は1人区に幹部クラスを投入し、テコ入れを図る構え。さらに激しい「舌戦」が展開されそうだ。

 安倍首相は4日、接戦の大分で遊説。大分市内の街頭演説で「無責任な共産党、民進党に子供たちの未来や私たちの安全を託すのか。自民党、公明党に託すのか」と訴え、「自公VS民共」の構図を強調した。

 一方、民進党の岡田氏は3日に青森、宮城、福島の東北3選挙区で遊説したのに続き、4日も1人区の奈良と長崎を回り「野党各党が党派を超え、市民が中心になって大きな連帯を作り、安倍政治の暴走を止める」などと訴えた。今後も1人区を中心に回り、反転攻勢をかける構えだ。

                   ◇

 ■与党 予想外の接戦、テコ入れ 公明、最多当選へ埼玉・兵庫傾注

 自民党は与野党候補が僅差の「激戦区」が予想以上に多いことから、戦略の練り直しを迫られている。想定していた15程度の激戦区のうち、「最重点区」として5つほどに絞り、1日以降、党幹部を集中的に投入する計画だった。

 しかし、改選1人区の青森や宮城、新潟、福島などで、公認候補と野党統一候補が僅差の接戦を展開。公認、推薦候補を2人擁立した改選複数区でも北海道や千葉、東京、神奈川などで「現職は当選圏を確保したが、新人候補が当落線上にある」(自民党幹部)という。

 このため、安倍晋三首相が接戦区の県議や支持団体幹部に直接電話する「電話作戦」を強化。接戦区に谷垣禎一幹事長や小泉進次郎農林部会長らが応援に入る回数も増やし、取りこぼしを減らしたい考えだ。

 公明党は、選挙区で過去最多となる7人の当選を目指す。最後の議席をかけて野党候補と激戦を繰り広げる埼玉、兵庫(いずれも改選数3)へ重点的に幹部を投入し、票の掘り起こしに努める。

 埼玉は事実上、公明党現職と共産党新人の争いに絞られた。公明党の基礎票が少ない選挙区とされ、山口那津男代表は公示日の第一声を行い、その後も2回も埼玉入りしている。街頭演説では、共産党主導の野党共闘を批判し、無党派層を取り込む考えだ。山口氏は6日も現地を回る。

 24年ぶりに新人を擁立した兵庫では、自民とおおさか維新両党の候補がリードし、続く民進党現職を追う展開だ。山口氏ら党幹部だけでなく、地方議員も含めた総力戦で滑り込みを狙う。支持母体の創価学会の関係者は「公明党議員を選出している衆院兵庫2区と8区以外のエリアにまだ浸透していない。組織をフル回転させる」と話した。

                   ◇

 ■民共 共闘も…複数区食い合い 社民、生活など党勢拡大厳しく

 民進党は、野党共闘の成否が問われる改選1人区の中でも、激戦の愛媛などに幹部を重点的に投入し、追い込みをかける。党公認候補の劣勢が伝えられている滋賀や奈良のほか、自民党候補と競い合っている青森や宮城などに幹部が応援に入るケースも目立つ。岡田克也代表は3日、福島県内で記者団に「これからは気を抜いた方が負ける。まだ投票先を決めていない人に呼びかけていくことが大事だ」と強調した。

 複数区では、東京や兵庫などで「最後の1議席」の獲得を目指し、幹部が連日現地に足を運んでいる。候補を2人擁立した神奈川は共倒れの可能性が否定できず、山尾志桜里政調会長は4日、2人の公認候補を応援するため街頭演説を“ハシゴ”した。

 共産党は改選複数区で他党としのぎを削る。特に激戦となっている埼玉は公明党候補を僅差でリード。5日は志位和夫委員長が公示後2回目となる埼玉で街頭演説を行い、逃げ切りを図りたい考えだ。

 1人区で共闘する民進党とも複数区の神奈川や愛知などでは競り合っている。党の躍進を優先させ、なりふり構わず公認候補の滑り込みを狙う。大阪は昨年の大阪都構想の住民投票などをめぐり激しく戦った“宿敵”のおおさか維新の会との争いになっている。

 比例代表は9議席獲得を目指しているが、実現は困難な情勢だ。ただ、6年前の3議席、3年前の5議席は上回る見通しで、躍進の勢いは持続しそうだ。

 おおさか維新は東京での議席獲得まであと一歩。旧維新の党では劣勢の下馬評をはね返して議席を伸ばしたこともあり、最終盤に向け無党派層の支持集めに注力する。社民、生活、日本のこころ、改革の各党は党勢拡大の見通しが立たない厳しい戦いとなっている。

内閣支持率は45% 自民支持は38% 参院選終盤情勢 本社・FNN合同調査
産経新聞 7月5日(火)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160705-00000061-san-pol

 ■民進は11%

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が1〜3日に実施した参院選(10日投開票)の終盤情勢調査によると、安倍晋三内閣を「支持する」と答えた人は45・8%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は36・5%だった。政党支持率では自民党が38・4%で、民進党(11・1%)に27・3ポイントの差をつけた。

 「改憲勢力」のその他の政党支持率は、公明党が5・5%、おおさか維新の会は3・5%、日本のこころを大切にする党は0・4%だった。

 全国に32ある改選数1の参院選「1人区」全てで候補を一本化した野党は民進党が1割を超えたのに対し、共産党は4・5%、社民党は1・2%、生活の党と山本太郎となかまたちは0・5%だった。

 参院選で「必ず投票する」と答えた人は60・5%。「投票するつもりだ」「既に期日前投票などを済ませた」を合わせると計93・9%に上った。サンプル数が違うため単純に比較はできないが、平成25年の参院選直前に行った世論調査で投票に「必ず行く」「なるべく行く」と答えた計91・6%を上回った。

 参院選公示直前の6月18、19両日に実施した合同世論調査では、安倍内閣支持率は49・4%だった。政党支持率は、自民37・7%▽民進8・3%▽公明4・6%▽共産5・7%▽おおさか維新4・3%▽社民1・3%▽生活1・0%▽日本のこころ0・5%だった。

                   ◇

【問】安倍晋三内閣を支持するか
支持する45.8 
支持しない36.5
他17.7

【問】普段どの政党を支持しているか
自民党38.4
民進党11.1 
公明党5.5 
共産党4.5  
おおさか維新の会3.5 
社民党1.2
生活の党と山本太郎となかまたち0.5 
日本のこころを大切にする党0.4
新党改革0.1 
その他の政党1.8
支持する政党はない26.2
他6.9

【問】参院選の投票に行くか
必ず投票する60.5 
投票するつもりだ27.6 
既に期日前投票などを済ませた5.8
投票しない4.5 
他1.6

【問】参院選で重視する政策・争点は(1つだけ選択)
景気や経済政策26.9 
年金などの社会保障26.4 
子育て・教育問題10.6 
憲法改正9.3 
外交や安全保障6.3 
消費税の引き上げ延期5.1 
原発・エネルギー政策3.5 
震災復興2.4 
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)1.0
その他の政策4.1 
他4.4

 (注)数字は%。「他」は「わからない」「言えない」など。

有権者が重視する政策は? 景気・経済、社会保障26% 本社・FNN合同調査
産経新聞 7月5日(火)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160705-00000060-san-pol

 ■参院選終盤情勢

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が1〜3日に実施した参院選(10日投開票)の終盤情勢調査によると、投票先を決める際に重視する政策・争点のトップは、「景気や経済政策」の26・9%だった。「年金などの社会保障」が26・4%で続き、「憲法改正」は4番手ながら9・3%に上り、関心の高さをうかがわせた。

 「子育て・教育問題」は、3番手の10・6%だった。民進、共産、社民、生活の野党4党は、参院選の共闘の柱として集団的自衛権の行使を限定容認する安全保障関連法の廃止を訴えている。だが、「外交や安全保障」を重視する有権者は6・3%で、決して高い関心を呼んではいないようだ。

 そうした有権者の「景気」「年金」重視の傾向は、選挙戦を通じても大きな変化はみられない。

 質問項目が全て同じではないが、参院選公示直前の6月18、19両日に実施した合同世論調査のトップ5は、(1)医療・年金などの社会保障(29・0%)(2)景気・経済政策(23・5%)(3)子育て・待機児童問題(10・6%)(4)財政再建(5・1%)(5)憲法改正(4・9%)−の順だった。

2016.7.5 01:00
【参院選・終盤情勢】
改憲勢力が「3分の2」確保の勢い 自民党は参院過半数を制する見通し
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050005-n1.html

各党の議席予想数
http://www.sankei.com/politics/photos/160705/plt1607050005-p2.html

 産経新聞社は4日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話による情勢調査(1〜3日)に全国総支局の取材を加味し、10日投開票の参院選の終盤情勢を探った。自民、公明両党におおさか維新の会などを加えた「改憲勢力」は、憲法改正の条件となる3分の2に達するために必要な78議席を確保する勢いとなっている。自民は非改選議席と合わせて単独過半数(122議席)を制する見通しだ。自民が単独過半数を得れば27年ぶりとなる。

 焦点となる改選数1の「1人区」(32選挙区)では、自民が北陸や四国などの20選挙区前後で優位な戦いを進めている。民進、共産両党などが候補を統一した野党は、4選挙区程度で勝利が視野に入った。

 ただ、野党が1人区で優勢なのは沖縄や山形など無所属候補に一本化している選挙区がほとんどで、長野などを除き民進候補が抜き出ている選挙区は限られているのが現状だ。残りの選挙区では与野党候補が接戦を展開しており、この結果が改憲勢力による3分の2確保をも左右する。

自民が単独過半数を制するために今回の参院選で必要な議席は57議席だが、選挙区で40議席、比例代表で19議席程度を獲得しそうな情勢で、さらに上積みを図る。選挙区で過去最多の7人を擁立した公明も改選9議席を上回る見通し。平成25年の前回参院選で獲得した11議席を超える12議席前後獲得の勢いだ。

 改憲勢力のおおさか維新は、関西での底堅い支持を背景に最大で選挙区3議席を獲得し、比例代表でも5議席前後を得る見通し。日本のこころを大切にする党は1議席獲得を目指す。

 一方、民進党は改選43議席を大幅に割り込み、30議席に達しない可能性がある。ただ、大惨敗に終わった前回参院選(17議席)と比べれば大きく積みますのも事実で、前回議席を失った埼玉、東京、京都などで議席を回復する可能性がある。

 民進党全体の獲得議席とは別に注目を集めるのが岡田克也代表の地元・三重選挙区だ。岡田氏は民進候補が敗れれば次期代表選に出馬しない考えを表明している。民進候補は選挙戦序盤から優勢に立っているが、勝利を決定づけるには至っていない。

共産党は前回参院選で改選5議席から8議席に躍進したが、今回参院選ではさらに議席を伸ばしそうだ。選挙区、比例代表合わせて10議席前後をうかがう。共産党が二桁の議席を獲得すれば、15議席を得た平成10年以来16年ぶりとなる。社民党と生活の党と山本太郎となかまたちは1議席獲得できるかどうかが焦点となる。

 比例代表では政治団体の「支持政党なし」が1議席を得る可能性もある。支持政党なしは、26年12月の衆院選比例代表北海道ブロックで、社民党の約5万3000票を上回る約10万票を獲得している。

 ただ、選挙区によっては態度未定の有権者が3割を超えているため、流動的な要素もある。

2016.7.5 01:00
【参院選・終盤情勢】
自民党「1人区」で20勝超の勢い 野党の候補一本化は不発か…
http://www.sankei.com/politics/news/160705/plt1607050007-n1.html

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の終盤情勢調査では、全国32の改選1人区のうち、20選挙区で自民党が優位に立っている。「1強」と呼ばれる自民党に対抗するため民進、共産など野党4党は候補を一本化して選挙戦に臨んだが、優勢なのは4選挙区にとどまっている。8選挙区では終盤まで接戦が繰り広げられている。

 自民党は西日本の大半の1人区で優勢だ。序盤は不利とみられていた宮城や福島の両選挙区などに安倍晋三首相(党総裁)や閣僚、党幹部らが応援に入り、接戦に持ち込んでいる。沖縄では現職の島尻安伊子沖縄北方担当相が劣勢に立たされている。

 野党の統一候補は沖縄に加え、岩手、山形、長野の4選挙区でリード。民進党の岡田克也代表は「(地元の三重で)民進党が敗れたら次の代表選に出馬しない」と明言し、「背水の陣」を敷いた。これに対し、自民党は安倍首相や菅義偉官房長官らが選挙区入りして攻勢をかけている。

 与野党とも選挙戦終盤は1人区に幹部クラスを投入し、テコ入れを図る構え。さらに激しい「舌戦」が展開されそうだ。

安倍首相は4日、接戦の大分で遊説。大分市内の街頭演説で「無責任な共産党、民進党に子供たちの未来や私たちの安全を託すのか。自民党、公明党に託すのか」と訴え、「自公VS民共」の構図を強調した。

 一方、民進党の岡田氏は3日に青森、宮城、福島の東北3選挙区で遊説したのに続き、4日も1人区の奈良と長崎を回り「野党各党が党派を超え、市民が中心になって大きな連帯を作り、安倍政治の暴走を止める」などと訴えた。今後も1人区を中心に回り、反転攻勢をかける構えだ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/866.html#c68

   

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