9. 仁王像[781] kG2JpJGc 2016年1月04日 20:12:24 : 0EjWep9bAw : b6DrJUp9LRI[1]
(4の続き)
著者の奥さんがトイレでウェーバーの詐欺師ぶりを見抜いたのは意味深だ。
研究室や図書館ではアカデミックな”場”に縛られて、発想がヒョイと飛躍しにくいだろう。
トイレでは、人は外では必要かもしれない虚飾や贅肉はかなぐり捨てられる。同時に対象物のそれも透けて見える異空になるのではないか。
大塚久雄も、もしトイレでウェーバーの写真でも一瞥していたら、研究室では今一歩のところまで肉薄していた「詐欺」という言葉にフッと飛躍できたのではないだろうか。
トイレは日常性の縛りから解放される恐るべき異空間である?
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/902.html#c9