10. 2016年3月06日 10:51:56 : 93ziVhmINY : awBd19IxZI8[1]
原子炉自動停止(スクラム)は、法律によって、報告義務がある事象と決められている。
高浜原発における、原子炉自動停止は、これまでに2回起きている。
1999年の京都大停電に伴うものと、2006年に、定検中の3号機で起きた自動停止である。
今回の原子炉自動停止は、高浜原発として3回目であり、現在、原因究明が継続中であることを考えると、楽観的にとらえることは、できない。
なお、スクラムが、全くなかった年は、2002年の他に、2003年、1993年、1968年がある。
MOX燃料における、制御問題は、ウラニウム燃料と異なって、特に、高出力下と低出力下で不安定になる傾向が認められている。
フランスが設計し、現在建設中である、全装荷燃料がMOX燃料である加圧水型原子炉については、内部リーク文書において、チェルノブイリ原発で起きたような爆発の可能性が指摘されており、MOX燃料を、これまでのウラニウム燃料の延長線上で考えることは、誤りであり、非常に危険だ。
原子炉から放出される水蒸気は、高圧高温の過熱蒸気であり、自然の飽和蒸気条件においては、液体状の細かい水の粒子なって、白い水蒸気として観察される。
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/190.html#c10