100. ym[6] gpmCjQ 2016年1月15日 13:33:14 : veofnBWXPs : aNXzueMs2e4[1]
> ちなみに・・・この40年後の718億円の現在価値は70億円です。
これは当り前です。
40年後に718億円の廃炉費用を年率5%で現在価値に換算すると割り引かれて79億円だかになり、
40年後に20.5億円の人件費を同様に5%で現在価値に換算すると2.9億円だかになる。
廃炉費用や人件費に限らず、どんな費用であれ、40年後のものを現在価値に換算すると同様に割り引かれます。
だからと言って、40年後に実際にかかる費用は718億円なり20.5億円であることに変わりはありません。
現在価値への換算というのはそういうものなので・・・
それを「おかしい」と言われても、いえおかしくないです、としか答えられません。
> 運転維持費を構成する修繕費・雑費・分担費はどうか?
・・・
「単価」として算出した運転維持費が割引率によって変化しないのは、上述の通り
発電と費用の発生が同時点で起きるからです。
繰り返しますが、発電単価の計算方法をきちんと理解していれば、あなたのような疑問は生じないはずなのですが。
> それに発電された電力を何故割り引く? 物理的な根拠が存在しないよ!
「割引電力量」の意味については上で引用した文献を読んでください、と言ったつもりですが。
数式も含めてきちんと読んで、理解してみていただけませんか。
繰り返すと、これは便宜上、慣習的に「割引電力量」と呼んでいますが、実際には
「電力量」を「割り引いて」いるのではありません。そうではなくて、
引用したPDFのp.36の式(1)にあるように、電力量ではなく、「P」を割り引いて計算しているわけです。
> 人件費20.5億の羅列左側の数値はymさん貴殿の解説だと(実質)を出しているんだね
> では2053年度の右側の6.3億円は貴殿の言葉だと何だろうね?
エクセルシート上、AH列の20.5億円は「実質」(=物価補正後)かつ「割引前」(=現在価値換算前)の人件費で、
隣のAI列(例えば2053年に6.3億円)は「実質」(=物価補正後)かつ「割引後」(=現在価値換算後)の人件費です。
インフレ率による物価補正と、割引率による現在価値換算は混同され易いので、注意が必要ですね。
> 資源エネルギー庁に確認済みだがこの計算シート作成したのは資源エネルギー庁なんだ。
> (監修を委員はしていない)資料を渡されて、議論しているだけだ。
あくまで想像ですが、「資源エネルギー庁は事務局であって責任者ではありません」というと
あなたみたいな人は必ず、「では責任者を出せ!」と言ってくるので、そうならないように、
役所の人が自分で説明されたのではないでしょうかね。
でも役所の人が「委員の先生方は監修もせず、単に私たちが渡した資料を見て議論しただけです」
などと本気で言ったら大変なことになるので、多分そうは言わなかったのではないか、と思うのですが・・・
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/371.html#c100