33. 2016年10月27日 20:15:16 : eoEEX1ODE2 : _wPYIMB5rq8[1]
蓮舫氏と「許されない嘘」 2016年10月
民進党の蓮舫代表の二重国籍問題、それは蓮舫氏の二重国籍「問題」から二重国籍「事件」となった。
蓮舫氏は、本来なら「議員辞職」を選択しなければ許されない事態に陥っている。だが多くのマスコミは、この「事件」の本質を報じない。そのおかげで、蓮舫氏のクビが繋がっているという、まことに不思議な状態が続いているのである。蓮舫氏は有権者に対して「許されない嘘」をつき続け、本当ならば完全に進退が「窮まっている」はずなのだ。
蓮舫氏は2016年10月15日、区役所へ提出した台湾籍の離脱証明書が「受理されなかった」ことと、戸籍法に基づいて「日本国籍の選択宣言をした」と記者団に語った。
これで蓮舫氏が国籍法の義務を履行することなく、嘘をつき続けてきたことが証明された。蓮舫氏の発言がいかに重大な意味を持っているのか。ここで簡単に説明しておきたい。
それは、蓮舫氏がそもそも「日本国籍を選択していなかった」ことが明らかになったことだ。もっと正確に言えば、台湾と日本のどっちの国籍を優先するのか、つまり、自分が日本と台湾、どっちの人間なのかを選んでいなかった、ということである。
国籍法は、蓮舫氏のケースでは22歳までに日本国籍か外国籍かを選択するよう義務付けており（努力義務ではない）その手続きは、戸籍法第106条で、外国籍離脱の証明書を添えた「外国国籍喪失届」か、第104条2項で、日本国籍を選択して外国籍放棄を宣言する「国籍選択届」のいずれかを役所に提出することを定めている。だが、蓮舫氏は、それを一切していなかった。
今回、米国籍がまだ抜けていなかった小野田紀美議員の場合、参院選出馬にあたり、半年前の2015年10月、この法律に即して日本国籍の選択を宣言し、これが戸籍謄本に記載されていた。
蓮舫氏にも、戸籍の中のこの部分を開示し、政治家としての説明責任を果たすことが要求されたが、彼女は一貫してこれを拒否。長年にわたる法律違反がばれるため、戸籍の開示を拒み、政治家としての基本である国民への説明責任にも背を向けたのだ。
民進党代表選の過程で「私は日本人です」「台湾籍、抜いています。高校3年で、18歳で日本人を選びましたので」・・・・・といった発言もすべて虚偽であり、2004年の選挙公報に記載した＜1985年 台湾籍から帰化＞も「公職選挙法違反」だったのである。
国益が衝突する外交の仕事に就く外交官は、外務公務員法によって二重国籍が厳しく戒められている。その外交官を指揮する責任者は、言うまでもなく総理大臣である。その座を目指す政党の代表が、こともあろうに国籍法、戸籍法に違反していたのだ。
蓮舫氏が名を上げた仕分け作業と、あの「2位じゃダメなんですか」という言葉が思い出される。2011年3月8日、蓮舫・行政刷新担当相は参院予算委員会で自民党の片山さつき議員にこんな質問をぶつけられている。
片山「（スパコンの）予算がカットされて、完成を遅らされましたよね。去年、それで、スパコンランキングの1位と3位に躍り出た国があります。その国名を教えて下さい」
蓮舫「すいません、存じ上げません」
片山「まあ、担当大臣がその程度の認識なんですか。中華人民共和国です！」
つまり、片山氏は、「あなたはどこの国の利益を図っているのですか？」という追求を行ったのだ。周知の通り、日本、台湾、中国の間では、尖閣など複雑な問題が多数存在している。その時、「あなたは、どの国に向かって仕事をするのか」という意味である。現に中国のツイッターには、蓮舫氏の民進党代表就任を受けて大歓迎のコメントが飛び交った。台湾と中国に対する蓮舫氏の過去の発言を思い出せば、それも頷ける。
「（日本の）赤いパスポートになるのが嫌で、寂しかった」
「中国人と結婚したいなと、すごく思いますね（略）私の代で父の文化が途切れてしまうことに、とても抵抗を感じるんですよ」
「そうです。父は台湾で、私は二重国籍なんです」
「在日の中国国籍の者としてアジアからの視点にこだわりたい」
「だから自分の国籍は台湾なんですが、父のいた大陸というものを一度この目で見てみたい、言葉を覚えたいと考えていました」
等々、1990年代の新聞や雑誌には、日本ではなく、台湾や中国に対する蓮舫氏の熱い思いが数多く紹介されていた。
虚偽の経歴で国会議員となり、閣僚にもなったことが白日の下に晒された蓮舫氏。有権者に対して、政治家として「許されない嘘」をつき続けてきた彼女は、さて、どんな日本人らしいケジメをつけてくれるのだろうか。
http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/913.html#c33
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。