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[政治・選挙・NHK210] 安倍首相に難題を課す天皇陛下のきょうのお言葉  天木直人 赤かぶ
2. 2016年8月08日 14:49:19 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[1]
天皇陛下 午後3時からお気持ち表明
8月8日 12時04分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160808/k10010626491000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示している天皇陛下は、8日午後3時から、ビデオメッセージでお気持ちを表されます。

天皇陛下は、82歳と高齢となった今も数多くの公務を続ける一方で、「憲法に定められた象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」と考え、天皇の位を数年内に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されています。
天皇陛下は8日午後3時から、ビデオメッセージで象徴としての務めについて述べる形でお気持ちを表し、10分程度にわたり国民に語りかけられます。国政に関与しないという憲法で定められた立場から、「退位」という言葉や直接的な意向の表明を避けられるものと見られますが、関係者は、「ご自身の思いがにじみ出るものになるだろう」と話しています。

天皇陛下が、ビデオメッセージの形で国民に思いを伝えるのは、5年前の東日本大震災でお気持ちを表されたのに続いて2回目になります。

ビデオメッセージの映像は、宮内庁のホームページにも、日本語と英語のお言葉とともに掲載され、天皇陛下は、広く内外にお気持ちを表明されることになります。

宮内庁は、「天皇陛下が国民一人一人にお話をされるのは大変重いことで、皆さんに天皇陛下のお言葉をよく聞いていただきたい」としています。

8日は、天皇陛下のお気持ちが表されたあと、宮内庁の風岡長官が記者会見に臨み、所感やお気持ちの表明の経緯などについて述べることになっています。

天皇陛下は、8日は終日、皇居の中で過ごす予定で、朝は、皇后さまと一緒に、ふだんどおりお住まいの御所の庭を散策されたということです。

昼には、皇后さまとともに、宮内庁長官と侍従長との定例のワーキングランチに臨み、午後からは、公務を務められる予定です。

天皇陛下が、お気持ちを表されることについて、宮内庁の職員の一人は、「先月、天皇陛下の生前退位をめぐる報道があったあとも、本当なのかという思いがあったが、高齢での地方や外国への訪問など、公務のご負担がとても大きいと感じていた。今は、固唾を飲んでお気持ちの表明を待つしかないという心境だ」と話しています。

また、別の宮内庁の職員は、「どのようなお気持ちを表されるかはわからないが、それを受けて、政府が今後の対応について方針を決めれば、職員としてはそれに従うだけだ」と話しています。

「お気持ち しっかり聞きたい」

天皇陛下がお気持ちを表される8日、皇居周辺には観光客など大勢の人が訪れています。

20代の男子大学生は「被災地や海外への訪問など、非常にハードな公務を続けてこられ、大変お忙しかったと思います。お姿を見られる機会が少なくなるかと思うとさみしいですが、まだまだお元気ですので、ゆっくり過ごされてほしいです」と話していました。

50代の会社員の男性は「ご自身の体力と周りことも考えられての、ご判断かと思いますのでお気持ちを尊重したい」と話していました。

また70代の男性は「象徴天皇として親しみやすい存在で、これまで懸命に公務をされてきたと思います。80歳を超え、体力的に負担が増すなか、どのようなお言葉で今のお気持ちを語られるか、しっかり聞きたいです」と話していました。

政府としてコメント控えたい

菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、「午後3時から、天皇陛下の、象徴としてのお務めについてのお気持ちの表明が行われるものと承知している。現時点において、政府としてコメントすることは差し控えたい」と述べました。

これまでの政府の反応 生前退位

天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが明らかになったのを受けて、安倍総理大臣は、先月14日、「事柄の性格上、コメントすることは差し控えさせていただきたい」と述べました。

また、菅官房長官は、翌15日、政府内で生前退位の検討はしていないという認識を示すとともに、生前退位に向けた有識者会議の創設について、「現時点では考えていない」と述べ、重ねて否定していました。

一方で、閣僚からは、公務の負担の軽減を検討すべきだという発言や、天皇陛下がご意思を表明されていない段階で発言するのは慎むべきだ、などといった指摘が出されました。

こうした中、天皇陛下が、8日、お気持ちを表されることから、政府は、世論の動向を慎重に見極めながら、各界の代表からなる有識者会議を設置するなどして、具体的な対応を検討するものと見られます。

これまでの政府の対応 皇室典範

皇室制度を定めた、今の「皇室典範」は、昭和24年に、当時の「宮内府」(くないふ)の名称を宮内庁に変更することなどを目的に改正されましたが、それ以降、改正されたことはありません。

一方、政府は、小泉政権と野田政権の当時に具体的な検討を進めましたが、いずれも実現しませんでした。このうち、小泉政権当時の平成17年には、小泉総理大臣の私的諮問機関が、女性とその子どもの女系にも皇位の継承を認めることや、女性の皇族が天皇や皇族以外の人と結婚した場合でもそのまま皇族にとどまり、「女性宮家」を創設することなどを盛り込んだ最終報告書を取りまとめました。

小泉総理大臣は、翌年(平成18年)の通常国会で皇室典範の改正を目指しましたが、政府・与党内に慎重論があったほか、秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまが誕生されたこともあり、改正案の提出は見送られました。

野田政権当時の平成23年には、当時の羽毛田信吾宮内庁長官が、野田総理大臣に対し、女性皇族が結婚で皇室を離れ、皇族の減少につながっている現状の解消が緊急性の高い課題だという認識を伝えました。

これを受けて政府は、改めて、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」を創設することも視野に検討を始めました。そして、翌年(平成24年)に、「女性宮家」の創設を検討すべきだなどとする論点整理を公表しましたが、この年の12月の衆議院選挙で政権が代わり、今の安倍政権が発足したことから、改正案が国会に提出されることはありませんでした。

その後、政府は、総務省や宮内庁、それに、厚生労働省などから関係職員を集めた内閣官房の「皇室典範改正準備室」で検討を進めていて、菅官房長官は、先の記者会見で、皇族の減少には早急に対応する必要があるという認識を示していました。

生前退位 過去の国会答弁

天皇の生前退位は、過去に国会でも議論が行われてきました。

戦後、昭和21年12月、現在の皇室典範の案が審議された帝国議会で、当時の金森徳次郎国務大臣は、皇室典範の案に、天皇の退位に関する規定がない理由について見解を示しました。

この中で、金森大臣は、「天皇おひとりのお考えで、その御位を(みくらい)お動きになることは、おそらくはこの国民の信念と結びつけて調和せざる点があるのではないか」と述べ、退位制度を設けることに否定的な見解を示しました。

また、昭和34年2月の衆議院内閣委員会で、当時の林修三内閣法制局長官は、天皇の退位について、「自発的な御退位の制度というものが果たして天皇の世襲制、天皇の象徴たる地位、あるいは国民の総意にもとづくという国民の信念から見た考え方、そういうところにマッチするであろうかどうか、相当疑問がある」と答弁しました。

平成4年4月の参議院内閣委員会では、当時の宮尾盤宮内庁次長が、退位の制度を設けるうえでの課題などを3点示しました。

具体的には、▽歴史上、退位が認められていた際には「いろいろなことがあった」と指摘したうえで、退位した天皇が上皇や法皇などとなり、弊害が生じるおそれがあること、▽天皇の自由意思に基づかない『退位の強制』が、場合によっては行われる可能性があること、▽天皇の恣意的(しいてき)な退位は、「象徴たる天皇、現在の象徴天皇、こういう立場から考えて、いかがなものであろうかということが考えられる」と述べました。

そして、宮尾氏は、「天皇の地位を安定させることが望ましいという見地から、退位の制度は認めないということにされたと承知している」と述べました。

さらに、平成13年11月、参議院の「共生社会に関する調査会」で、当時の羽毛田信吾宮内庁次長は、今の皇室典範で天皇の退位が認められていない理由について、いろいろな政治的思惑の中で、歴史上見られたような上皇や法皇の存在が弊害を生むおそれがあるなどと、宮尾氏とほぼ同様の説明を行いました。

そのうえで、羽毛田氏は、天皇に心身の疾患や事故がある場合は、「国事行為の臨時代行」や「摂政」の制度があるとして、「現在の段階で退位制度を設けることは考えていない」と述べました。

政府関係者によりますと、退位に関するこうした見解は閣議決定などはされていないものの、戦後、政府内で踏襲されてきたということです。

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/810.html#c2

[政治・選挙・NHK210] 安倍昭恵さん「誰にも言わずに高江に行った」はウソである可能性が浮上! 赤かぶ
2. 2016年8月08日 14:58:33 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[3]
安倍首相夫人・昭恵さん「批判は覚悟の上」 沖縄・高江訪問で
沖縄タイムス 8月8日(月)8時10分配信

 東村高江周辺のヘリパッド建設予定地につながるN1裏テントを6日に訪れた安倍晋三首相の夫人、昭恵さんが7日、自身のフェイスブックを更新し、高江訪問に触れた。

 建設に反対する市民が座り込むテントを突然訪れたことに「批判は覚悟の上」とした上で、「対立、分離した世の中を愛と調和の世界にしていくための私なりの第一歩」と心境をつづった。

 映画「標的の村」を見たという昭恵さんは「何が起きているのか、自分の目で確かめたい」との思いがあった一方、自身がテントに行けば混乱を招くとの迷いもあったことを吐露。

 「悩みながら周りの誰にも言わずに行った。夫にも言わずに」とつづり、安倍首相に相談することなくテントを訪れたことを明かした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160808-00056407-okinawat-oki
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/809.html#c2

[政治・選挙・NHK210] 安倍首相に難題を課す天皇陛下のきょうのお言葉  天木直人 赤かぶ
3. 2016年8月08日 15:04:56 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[4]
「生前退位」に特別立法案…政府内で浮上
読売新聞 8月7日(日)14時48分配信

 天皇陛下が「生前退位」の意向を持たれていることに関連し、現在の天皇陛下に限って退位を可能にする特別法を制定する案が、政府内で浮上してきた。

 皇室典範を改正して退位を制度化するには難しい課題が多く、天皇の地位を不安定にさせかねないとの懸念が払拭できないためだ。

 皇室典範は「天皇が崩じた(亡くなった)ときは、皇嗣(皇位継承順位1位の皇族)が、直ちに即位する」(第4条)と定めており、この規定を変更しない限り生前退位を実現することはできない。

 皇室典範を改正して生前退位を制度化する場合、どういう状況の場合に認められるのかという条件と手続きを明確に規定できるかどうかが大きなポイントになる。将来の天皇が政治の圧力で退位させられる可能性や、逆に天皇が恣意(しい)的に退位する可能性を排除しなければならないためだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160807-00050045-yom-pol
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/810.html#c3

[政治・選挙・NHK210] 安倍首相に難題を課す天皇陛下のきょうのお言葉  天木直人 赤かぶ
4. 2016年8月08日 15:11:02 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[5]
天皇陛下が「生前退位」に強いご意向 「象徴の務め困難に」 摂政には否定的 ビデオメッセージに「お気持ち」込められ
2016.8.8 15:01 産経新聞

 天皇陛下は8日午後3時から、象徴としてのお務めについての「お気持ち」をビデオメッセージで表明された。お言葉は以下の通り。

     
             ◇

 戦後七十年という大きな節目を過ぎ、二年後には、平成三十年を迎えます。

 私も八十を越え、体力の面などから様々な制約を覚えることもあり、ここ数年、天皇としての自らの歩みを振り返るとともに、この先の自分の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました。

 本日は、社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います。

 即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に日々新たになる日本と世界の中にあって、日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています。

 そのような中、何年か前のことになりますが、二度の外科手術を受け、加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から、これから先、従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合、どのように身を処していくことが、国にとり、国民にとり、また、私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき、考えるようになりました。既に八十を越え、幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています。

 私が天皇の位についてから、ほぼ二十八年、この間(かん)私は、我が国における多くの喜びの時、また悲しみの時を、人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め、これまで私が皇后と共に行(おこな)って来たほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛し、その共同体を地道に支える市井(しせい)の人々のあることを私に認識させ、私がこの認識をもって、天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。

 天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。

 天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ二ヶ月にわたって続き、その後喪儀(そうぎ)に関連する行事が、一年間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。

 始めにも述べましたように、憲法の下(もと)、天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。

 国民の理解を得られることを、切に願っています。

http://www.sankei.com/life/news/160808/lif1608080017-n1.html

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/810.html#c4

[政治・選挙・NHK210] 天皇陛下がお気持ちを表明  天皇陛下 お気持ちに退位の意向 強くにじむ 赤かぶ
1. 2016年8月08日 15:31:52 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[6]
天皇陛下、象徴の今後言及=生前退位は触れず―ビデオで「お気持ち」
時事通信 8月8日(月)15時7分配信

 天皇陛下は8日、「象徴としてのお務め」について、自身のお気持ちをビデオメッセージの形で国民に向けて発表された。

 生前退位の意向を示している陛下は、82歳と高齢になったことを踏まえ、今後の身の処し方に触れ、「次第に進む身体の衰えを考慮する時、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています」と述べた。

 安倍晋三首相はお気持ちの表明を受け、同日中にもコメントを発表する方針。政府は、世論を見極めながら今後の対応を検討する。

 陛下のビデオメッセージは、2011年の東日本大震災直後以来2度目。お住まいの皇居・御所の応接室で7日午後4時半から収録され、宮内庁が8日午後3時に公表した。映像は約11分間で、象徴天皇としての歩みを振り返り、この先の自身の在り方や務めについて考えを語った。

 陛下は03年に前立腺がん、12年に心臓と2度の手術を受け、加齢による体力低下も覚えるようになり、どのように身を処していくことが国や国民、陛下の後を歩む皇族にとって良いか考えるようになったと説明。天皇の高齢化への対処について「国事行為や、象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます」と述べた。摂政を置くことも「十分務めを果たせぬまま、生涯天皇であり続けることに変わりはありません」と否定的な見方を示した。

 さらに、代替わりに伴う国民生活やご家族への影響を懸念。「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、私の気持ちをお話しいたしました」と締めくくり、国民に理解を求めた。

 一方で陛下は、憲法を順守する立場から、現行の皇室制度に具体的に触れることを控え、生前退位の意向についても言及を避けた。生前退位の実現には皇室典範改正や特別立法が必要だが、「天皇は、国政に関する権能を有しない」と定めた憲法の規定を踏まえ、制度改正を求める政治的な発言と受け取られないよう考慮したとみられる。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160808-00000157-jij-soci
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/811.html#c1

[政治・選挙・NHK210] 天皇陛下がお気持ちを表明  天皇陛下 お気持ちに退位の意向 強くにじむ 赤かぶ
2. 2016年8月08日 15:32:50 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[7]
切実な不安、11分に込め=「国民の理解、切に願う」―天皇陛下、穏やかな表情で
時事通信 8月8日(月)15時15分配信

 8日午後3時に公開された11分間のビデオメッセージ。

 天皇陛下がカメラの前で国民に明かされたのは、自らが「全身全霊」で果たしてきた象徴天皇の務めが、このままではいつか途切れてしまうのではないかという切実な不安だった。

 「戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます」。東日本大震災直後に公開したビデオと同様に、皇居・御所の応接室に腰掛けた陛下は、黒いスーツ姿でカメラをじっと見詰め、ゆっくりとした口調で語り始めた。

 「これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないか」。2度の手術を経験し、加齢に伴う体の衰えを感じるようになった数年前から、そうした不安を抱くようになったと胸中を吐露。手元の原稿に目を落としながら、高齢化社会の中で自らも高齢化した天皇がどうあるべきか、一語一語かみしめるように思いを語った。

 皇太子の時代も含め、日本の全国各地を皇后さまと共に訪ねた旅。そこで出会った地域の人々との触れ合いが、天皇としての国民への理解と、常に国民と共にある自覚を育んだと説明し、加齢に伴い国事行為や象徴としての活動を縮小することに否定的な考えを表明。天皇が深刻な状況に陥った場合に、社会や国民の暮らしに大きな影響を与えることにも懸念を示した。

 即位後の歩みに思いをはせながら、普段と変わらない穏やかな表情でお気持ちを語り終えた陛下。最後に天皇が国政に関わる権能を持たないことに改めて触れた上で、「国民の理解を得られることを、切に願っています」と結ぶと、テーブルに原稿を置いてゆっくりと一礼。平成が始まって以来の歴史的なスピーチを終えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160808-00000164-jij-soci
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/811.html#c2

[政治・選挙・NHK210] 天皇陛下がお気持ちを表明  天皇陛下 お気持ちに退位の意向 強くにじむ 赤かぶ
3. 2016年8月08日 15:33:49 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[8]
生前退位、政府は一貫否定=地位不安定化を懸念
時事通信 8月8日(月)15時16分配信

 生前退位の意向を周囲に示している天皇陛下が現在の「お気持ち」を率直に語られた。

 日本の歴史の中で、皇位継承の在り方として譲位が一般的だった時代もあったが、明治以降は天皇の逝去のみと規定。戦後制定された皇室典範も生前退位を想定せず、政府も天皇の地位を不安定にするとして一貫して否定の見解を示してきた。

 天皇が譲位した最初の例は645年の皇極天皇とされ、奈良時代から江戸時代後半に当たる1817年の光格天皇までは譲位による皇位継承が一般的だった。

 一方、明治時代の大日本帝国憲法下では、帝国憲法と並ぶものとされた旧皇室典範が皇位継承の原因を天皇の逝去のみとした。旧典範制定に先立ち、初代首相の伊藤博文は「天皇が終身大位にあるのはもちろんで、即位した以上は随意にその位を遜(のが)れるということは道理に合わない」と論じ、終身在位の規定が作られた。

 新憲法下で天皇は、政治権力を一手に掌握する「統治権の総攬(そうらん)者」の地位を失い「象徴」となったが、通常の法律となった皇室典範でも皇位継承の原因は天皇の逝去のみとされ、多くの規定が旧典範から踏襲された。

 天皇、皇后両陛下の結婚式が迫った1959年2月、海外の雑誌に昭和天皇の退位説が掲載され、国会で取り上げられた。林修三法制局長官(当時)は「現行の法制ではあり得ないこと」と答弁。「日本国民の総意に基く」などと規定した憲法の趣旨に照らし、「あり得ないのみならず、法律改正問題としても相当慎重な配慮が必要」と説明した。

 84年4月、山本悟宮内庁次長(当時)は、昭和天皇が高齢になり、一部に生前退位を考えてはどうかとの声があるとの質問に対する答弁で、▽上皇や法皇といった存在が出てきて弊害を生ずる恐れがある▽天皇の自由意思に基づかない退位の強制があり得る▽天皇が恣意(しい)的に退位することができる―の三つの理由から、天皇の地位を安定させるため退位制度を置かなかったと説明。摂政や国事行為臨時代行の制度で十分対処できるとの認識を示した。

 平成に入っても政府見解は踏襲された。宮尾盤宮内庁次長(当時)は92年4月、典範制定当時、同様に三つの理由から退位制度は認めないとされたと答弁。2001年11月にも、羽毛田信吾宮内庁次長(当時)が同様に説明し、「現段階で退位制度を設けることは考えていない」と述べていた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160808-00000165-jij-soci
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/811.html#c3

[政治・選挙・NHK210] 天皇陛下がお気持ちを表明  天皇陛下 お気持ちに退位の意向 強くにじむ 赤かぶ
4. 2016年8月08日 15:36:03 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[9]
象徴の在り方、常に模索=国民生活への影響を懸念―ビデオで心境吐露・生前退位
時事通信 8月8日(月)15時18分配信

 天皇陛下は1989年の即位以来、憲法に定められた象徴天皇としての在り方を常に模索し続けてこられた。

 「お気持ち」にある「日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅」も、国事行為のみにとどまらない「天皇の象徴的行為」として、極めて重視してきた。

 都道府県が毎年持ち回りで行う全国植樹祭、国民体育大会、全国豊かな海づくり大会のいわゆる「三大行幸啓」に皇后さまとともに必ず出席してきたほか、68年以来、各地のハンセン病療養所を訪れ、国の隔離政策で差別や偏見に苦しんだ入所者らを慰めてきた。

 即位後は91年の雲仙・普賢岳噴火をはじめ、95年の阪神大震災、2011年の東日本大震災などさまざまな災害に際し現地を訪れ、被災者を慰めてきた。避難所で膝をついて被災者と言葉を交わす「平成流」はすっかり定着した。

 ビデオメッセージでは、自身の高齢化により、こうして築き上げてきた象徴としての役割が十分に果たせなくなることへの懸念が示された。

 一方で、陛下は皇室の行事で国民にできるだけ負担をかけたくないという思いを持ち続けてきた。亡くなった後の自らの墓に当たる陵について「できるだけ簡素なものとすることが望ましい」との考えを周囲に示し、埋葬方法についても土葬でなく現代社会で一般的な火葬を望んだ。これを受け、宮内庁は13年11月に火葬を導入し、両陛下の陵を以前より縮小することを決めている。

 今回のお気持ちでも「天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、社会が停滞し、国民の暮らしにもさまざまな影響が及ぶ」ことを懸念。亡くなった際には葬儀関連の行事と新天皇即位に関連する行事が1年以上にわたって続くことにも触れ、「こうした事態を避けることはできないものだろうか」との思いを率直に吐露した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160808-00000168-jij-soci
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/811.html#c4

[政治・選挙・NHK210] 天皇陛下がお気持ちを表明  天皇陛下 お気持ちに退位の意向 強くにじむ 赤かぶ
5. 2016年8月08日 15:37:11 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[10]
頓挫繰り返す皇族減少対策=容易でない典範改正―生前退位
時事通信 8月8日(月)15時26分配信

 皇室活動を安定的に維持するため、政府は過去にも皇室典範改正を含む制度の見直しを検討してきた。

 2005年には小泉内閣が「女性・女系天皇」を容認する報告書を取りまとめ、12年には野田内閣が「女性宮家創設」案を提示。だが、保守派の反発や政権交代などでいずれも立ち消えとなった。皇室典範改正は容易でない。

 男性皇族の減少に危機感を持った小泉純一郎首相(当時)は、05年1月に私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」を設置し、男系男子に限られている皇位継承の在り方の再検討に着手した。

 同11月に「女性天皇」や、母方が天皇の血筋を引く「女系天皇」を認める最終報告書をまとめた。12月には皇室典範改正準備室を設置し、改正案の策定に取り掛かった。しかし、翌06年9月に秋篠宮家の長男悠仁さまが誕生されたことで、改正に向けた動きは頓挫した。

 11年の旧民主党政権下では、野田佳彦首相(同)が皇族減少問題を喫緊の課題と位置付け、議論を再開。女性皇族が結婚後も皇族の身分にとどまる「女性宮家」の創設に関して有識者の意見を聴取した。「女系天皇につながる」との慎重論も多く、論点整理は結婚した女性皇族が国家公務員として皇室活動を継続する案も併記する形となった。

 これに対する意見公募を行った結果、寄せられた26万件超の大多数が反対意見。その後、政権交代に伴い検討作業は中断した。

 安倍政権でも14年、高円宮家の次女典子さまのご結婚を機に、休眠状態だった皇室典範改正準備室が活動を再開。参院選の終了を待って、女性皇族減少への対策を本格検討する予定だった。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160808-00000171-jij-pol
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/811.html#c5

[政治・選挙・NHK210] 天皇陛下がお気持ちを表明  天皇陛下 お気持ちに退位の意向 強くにじむ 赤かぶ
8. 2016年8月08日 15:57:03 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[11]
生前退位 安倍首相「天皇陛下のご発言を重く受け止める」「陛下のご心労に思いを致し、しっかり考えていかねばならない」
産経新聞 8月8日(月)15時44分配信

 安倍晋三首相は8日午後、天皇陛下が「お気持ち」をビデオメッセージで示されたことを受け、首相官邸でコメントを読み上げた。内容は次の通り。

     ◇

 天皇陛下よりお言葉がありました。私としては天皇陛下が国民に向けてご発言されたことを重く受け止めております。天皇陛下のご公務のあり方などについては、天皇陛下のご年齢やご公務の負担の現状に鑑みるとき、天皇陛下のご心労に思いを致し、どのようなことができるのかしっかり考えていかなければならないと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160808-00000607-san-pol
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/811.html#c8

[政治・選挙・NHK210] 安倍首相に難題を課す天皇陛下のきょうのお言葉  天木直人 赤かぶ
11. 2016年8月08日 15:58:15 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[12]
どのようなことできるか考えないといけない=天皇陛下お言葉で首相
ロイター 8月8日(月)15時44分配信

[東京 8日 ロイター] - 安倍首相は天皇陛下が象徴としての務めに対する考え方を表明されたことを受け、「天皇陛下が国民に向けて発言されたことを重く受け止め、どのようなことできるかしっかり考えていかなければいけない」と述べた。

官邸で記者団に語った。

(石田仁志)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160808-00000046-reut-asia
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/810.html#c11

[政治・選挙・NHK210] 天皇陛下『お気持ち』の表明を受けて 「これまでの陛下の御労苦等を踏まえ、大変重く厳粛に受け止めたい」 小沢 一郎代表 赤かぶ
5. 2016年8月08日 20:17:00 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[13]
宮内庁長官「お気持ちが広く国民に理解されること願う」
8月8日 19時22分 NHK

天皇陛下が、ビデオメッセージでお気持ちを表されたあと、宮内庁の風岡長官が記者会見に臨み、「お気持ちが、広く国民に理解されることを願う」と述べました。
宮内庁の風岡長官は、天皇陛下のお気持ちが表された直後の、午後3時15分から、宮内庁の庁舎で記者会見に臨みました。

この中で風岡長官は、天皇陛下のメッセージについて、「象徴の立場にある方のみが果たすことができるお務めの長いご経験を踏まえ、今後の天皇の在り方について、個人としての心情をお話になられた。憲法上の立場を考えてのご発言だった」と説明しました。

そして、「戦後70年が経過し、平成のみ代も4半世紀が過ぎ、天皇陛下は、80代半ば近くになろうとされている」としたうえで、「今の時期は1つの大きな節目で、去年からお気持ちを公にすることがふさわしいのではないかとお考えだった」と明かしました。

風岡長官は、さらに、「加齢による体力の衰えで務めを果たしていくことが難しくなるのではないかと深く案じておられることで、改めて天皇陛下のご心労の大きさというものを痛感した」と話し、「宮内庁として、このような天皇陛下のお気持ちが、広く国民に理解されることを願っている」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160808/k10010626961000.html?utm_int=news_contents_news-genre-new_001
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/819.html#c5

[政治・選挙・NHK210] 天皇陛下がお気持ちを表明  天皇陛下 お気持ちに退位の意向 強くにじむ 赤かぶ
31. 2016年8月09日 01:51:18 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[14]
<天皇陛下お気持ち>生前退位の検討は初 制度の安定性課題
毎日新聞 8月8日(月)23時59分配信

 ◇皇室典範改正には時間 特別立法で対応する案も

 政府は過去に女性・女系天皇容認や女性宮家創設などの皇室典範改正を検討したが、生前退位の検討は初めてとなる。天皇制のあり方も関わるより大きなテーマで、課題が山積する。事前に蓄積のあった過去の検討でも改正案とりまとめにあたっては有識者の議論を1年近く行っており、道のりは容易ではない。一方で、天皇陛下のお言葉を受けて早急な取り組みを求める世論が高まる可能性もあり、今回に限る特別立法で対応する案も出ている。

 官邸関係者は「退位を認めれば、皇室典範の全面改定を意味する。研究が必要で、半年や1年で決着できる問題ではない」と指摘する。

 退位だけなら、「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」と定める典範4条を改正すれば可能となる。ただしどのような場合に退位を認めるかが、大きな論点になる。退位が天皇個人の意思に左右されれば、制度として不安定になり、戦後に憲法で定められた「国民統合の象徴」の役割も果たせなくなる懸念がある。議論は憲法上の位置付けも含めた天皇制のあり方にまで広がる可能性がある。

 また、法技術的な課題も多い。退位した歴史上の天皇は「上皇」「法皇」などの称号があったが、現在の典範には規定がない。退位後も現在の陛下が皇族としての公務を続けた場合、新たに即位する皇太子さまと象徴としての存在や役割が重なる懸念が生じる。退位した天皇の地位や役割を整理しなければならない。さらに退位後の住まいや世話をする部署も必要となる。

 このため、政府・自民党には、天皇の公務削減で対応する案や、天皇の国事行為を代行する「摂政」を置き現行制度の範囲内で対応すべきだとの意見があった。しかし、陛下がお気持ちで公務削減や摂政に否定的な考えを示されたため、退位の検討が進むとみられる。官邸では今年に入り、事務方トップの杉田和博官房副長官の下に極秘チームを作り、水面下で退位についての検討を進めてきた。ただ、官邸関係者の一人は「自分には寝耳に水」と話し、準備は進んでいないと明かす。

 小泉政権が2005年11月、女性・女系天皇を容認する有識者会議の報告書をまとめた際は、議論の蓄積があった。水面下で内閣や宮内庁のOBらが1997年から極秘検討会を続けており、この議論をもとに有識者会議を進めた。それでも有識者会議を11カ月間で計17回開いて幅広い議論を進め、皇室問題に詳しい専門家8人を呼んでヒアリングも行った。ただし本格的な典範改正を検討した小泉政権でも、「退位の問題は検討したこともなかった」(当時の官邸関係者)という。

 その後、野田政権が検討した女性皇族が結婚後も皇室に残る女性宮家は、内閣が有識者からヒアリングする形で9カ月間議論し、12年10月に論点整理をまとめた。女性宮家の考え方は小泉政権の報告書に盛り込まれていたが、国民的な理解を得るために丁寧に議論した。ただし小泉政権は秋篠宮妃紀子さまのご懐妊、野田政権は衆院選敗北により、いずれも改正案提出には至らなかった。

 今回も同様の手続きを踏んだうえで、改正案の策定作業、国会審議も加われば、さらに時間がかかる可能性がある。このため、永続的な制度改正となる典範改正ではなく、今回限りの特例として特別立法による必要最小限の法的措置にとどめるべきだとの声も出ている。【野口武則】

 ◇「改憲日程」に波及も

 安倍政権が生前退位をめぐる法整備に取り組む場合、「重いテーマ」であるだけに政権の描く今後の政治日程の組み立てにさまざまに影響する可能性がある。安倍晋三首相は、どのような段取りで進めるか慎重に見極める考えだ。

 首相の自民党総裁任期は2018年9月までの残り約2年。また衆院任期は18年12月までのため、自らの手による衆院解散・総選挙を選択肢に入れながらの政権運営となる。また、政権が改憲議論を進めようと想定している2年間とも重なる。しかし、生前退位の議論が始まれば、優先順位の高い政治課題として長期にわたって政権の政治的なエネルギーがとられ、足かせとなる可能性がある。

 7月の参院選後、首相は取り組むべきテーマに憲法改正を見据えている。衆参両院で改憲発議に必要な3分の2を自民、公明、おおさか維新の会などの改憲勢力で確保し、今後は野党第1党の民進党も引き込みながら、衆参の憲法審査会で具体的な改憲条項の絞り込みの議論を進める方針だ。

 ただし、首相はまずは国会での合意形成を優先し、議論を進めるにあたっては、慎重な取り運びに徹する構えだ。それだけに、陛下のお気持ちを受け、憲法で定める天皇制のあり方が憲法審査会などで議題に上れば、「本命」の改憲テーマの議論が進まず、政権が想定する改憲議論のペースにずれが生じる可能性もある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160808-00000145-mai-pol
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/811.html#c31

[政治・選挙・NHK210] 共産党・志位和夫委員長「憲法は生前退位を禁じていない」「これは法律の問題」 赤かぶ
1. 2016年8月09日 11:41:11 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[15]
共産党志位和夫委員長 記者会見全文 「憲法は生前退位を禁じていない」
2016.8.8 19:21 産経新聞

 共産党の志位和夫委員長は8日、天皇陛下が「生前退位」のご意向を示されたことを受け、党本部で記者会見し、天皇制について「綱領上、その存廃については国民的な合意を得て決められるべきだということに留めている」と述べた。志位氏の発言は以下の通り。

 −−天皇陛下がビデオメッセージで生前退位のご意向を強く示唆された。

 「高齢によって象徴としての責任を果たすことが難しくなるのではないかと案じているというお気持ちはよく理解できます。政治の責任として生前退位について真剣な検討が必要だと思います。以上です」

 −−生前退位を仮に認めるとする場合は、皇室典範の改正など国会の役割が出てくると思うが、こうした議論をいつぐらいに始まると想定するか

 「いつということはね、これはまだ、そういうことを言える段階ではありません。いずれにせよ、しかし、生前退位ということになれば、法的な措置が必要となってきますが、それは国民の合意、そして国民的な議論も踏まえて国会として政治の責任においてなされるべきだと考えております」

 −−共産党は象徴天皇制ついてはどのような立場か

 「私たちは現行憲法について現行憲法の前文を含めて全条項を守り平和的民主的諸条項の完全実施を目指すというのが綱領で書いてある立場です。ですからこの全条項という中にはもちろん天皇の制度の条項も入っているんです。ですからそれも含めて、きちっと守っていくというのが私たちの立場です」

 −−一方、綱領にはその存廃は情勢が熟したときに国民の総意によって解決されるべきものであるという文言もあるが、これはどういう意味を指しているのか

 「これは天皇の制度に対する将来的な展望について述べているわけであります。で、私たちは民主共和制ということを綱領上は、そういう立場に立っておりますが、天皇の制度はというのは憲法上の制度ですから、その存廃については国民的な合意を得て決められるべきだということにとどめております」

 −−政治の責任として検討が必要ということは、国会で立法措置の議論が始まった場合は、天皇陛下のお気持ちに沿う形で共産党としても実現に向けて検討していくのか

 「そこはですね、やはり現憲法では天皇は政治的権能を有さないという規定がございます。それにしっかりのっとった対応が必要になります。ですから、今日のご発言を直接受けた形での立法ということではなくて、今日のご発言については、私たちとしてはよく理解できますということです。そして、あくまでも政治の側の責任としてですね、生前退位について真剣な検討が必要だと、これは政治の責任として、今日のご発言はよく理解することができます。その上で、政治の責任としてあくまでもこれは、政治が責任を負う形で決められるべきだということで先ほど冒頭述べたような発言を致しました」

 −−本日のお気持ちの表明は政治的発言と理解しているのか

 「これは、そうならないように、よく配慮して発言されたのではないかと思って聞きました。直接の形でですね、生前退位、あるいは今の制度のあり方について述べられたわけではないと。そこは、政治的発言にならないようによくご配慮がされていたんではないかと思って聞きました。政治の側も、そこは政治の責任として対応といいますか、先ほど述べた生前退位という問題について検討が必要だと、政治の責任としてはということです」

 −−生前退位について示唆されたことはご発言から認められるという趣旨か

 「冒頭述べた通りです。ですからこれは高齢によって象徴としての責任を果たすことが難しくなるのではないかと案じているというご発言として聞きました。このお気持ちは良く理解できるということに尽きます」

 −−特別立法や皇室典範の改正の議論については

 「現時点でどういう対応ですね、法的な対応がいいかということは、まだそこまで踏み込んで述べることは控えたいと思います。可能性としては皇室典範の改正、そしてあるいは特別立法といういくつかのやり方があるんでしょうけれども、これは今後よく検討をしていけばよいのではないかと考えております」

 −−天皇陛下の公務負担の軽減の観点からどのような範囲で検討したらいいと考えるか

 「今日のご発言の内容というのは、公務軽減という話ではないと思うんですね。要するに、高齢になったことに従って象徴としての責任を果たすことが難しくなるのではないかということを案じているという、いわば高齢との関係でご発言だっと思うんです。ですから、私たちとしてはあまり話を広げないで、やはりそういう点をよく、私たちとしてはよく理解できますということを申し上げました。政治の側の対応としてもですね、いろいろと話を広げずに、先ほど述べたように生前退位という問題についての真剣な検討が必要になってくる。いろんな問題が関連してあると思いますけれども」

 −−国民的な議論という意味で、どういう方法を考えるか。国民の意見をどのように吸い上げるのか

 「この問題、先ほど冒頭言った、対応をやるとしてもですね、これは法律の改正の問題だと思っております。憲法の改定に関わる問題ではないと思っております。ただ、これはどんな法律でもそうですけれども、とりわけこういう国のあり方に関わる問題ですから、国民の合意をしっかり得て、ことを進めるべくいろんな手続きが必要だと思っています。それは今後、政府としても考えるでしょうし、私たちとしても必要なことは発言していきたいと思っています」

 −−共産党は国民の総意による将来的な皇室制度の廃止を掲げているが、去年9月の国民連合政府の構想提唱にあたって棚上げも表明している。その中で今年の国会の開会式には出席もしている。党として皇室制度のあり方について議論する考えはあるか

 「これは平成16年の綱領を変えているときに、今の天皇の制度ついては突っ込んで議論を致しました。それまでは君主制の一種という規定付けがありましたけれども、政治的権能を有しないというふうに憲法で規定されている以上ですね、君主制と見ることは適切でないということを含めて随分突っ込んで憲法上の制度のあり方は党としては16年の段階で議論をして、その内容を踏まえてですね、現綱領にどういうふうにしていくのかについての記述がなされています。ですから党として天皇の制度についての考え方の整理は16年の党綱領で十分尽くされていると思っています」

 −−つまりこれから議論していく予定はない

 「そういう根本的な議論は、大体尽くされていると思っております。いろんな対応についてはね、この間、開会式その他、対応を発展させたものもありますけれども」

 −−今回の陛下のお言葉を受けた国会対応は基本的に法律改正などで、憲法改正について議論する必要はないという考えか

 「それはそう思っております。日本国憲法でですね、生前退位を禁じているとか、そういうことは一切ありません。私は日本国憲法に照らせば、これは1人の方が亡くなるまで、仕事を続けるというあり方は、これは見直すというのが日本国憲法の根本の精神に照らせば、そういうことになるのではないかと考えております。ですからこれは、法律の問題だというのが私たちの理解です」

 −−具体的にはどういうことか 

 「今言ったことに尽きます」

 −−基本的人権の観点か

 「やはり、人権、人間としての権利、これは広く保障されなければならないということです」

 −−国会で共産党として議論に応じるということか

 「もちろんです。政治の責任として生前退位についても真剣な検討が必要だと考えますと述べたわけですから、そういう方向で責任を果たしていくということが今後必要になってくると思います。ただ、どういう段取りでね、あるいはどういう時間軸でやるかについては、これは今何とも言えません。慎重な対応が必要だと思います。それから先ほども申しましたが、憲法4条のですね、政治権能を有しないというこの制限条項はしっかり守っていく必要が政治の側にも求められるわけですね。これは。ですからそこも良く考えて対応が必要になってくると思います」

 −−民進党の代表選に関して蓮舫代表代行が立候補したが、綱領や政策と違うところとは一緒に政権を目指すことはないなどと発言した

 「民進党の代表選挙の中で、まだ候補者の、名乗りを上げられているという段階だと思うので、そういう個々の方々のご発言にコメントすることは控えたいと思います。ただ、共産党と民進党、そしてまた野党4党の間では総選挙についても選挙協力を行おうという点でも党首間の合意があります。これは公党間の合意であり、公党間の約束事項だというふうに考えています。私たちはこの合意事項、約束事項に誠実に順守して対応していきたいという対応には変わりはありません」

 −−お気持ちを表明されたのは異例のことだが、こうしたことについての考えは

 「ああいう形で率直なお気持ちをお述べになったのは良かったと思っております。そしてそれについては良く理解できるというのが私たちの気持ちです」

http://www.sankei.com/politics/news/160808/plt1608080042-n1.html
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/849.html#c1

[政治・選挙・NHK210] ふてくされ、一顧だにしない安倍首相 赤かぶ
1. 2016年8月09日 13:27:13 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[16]
陛下「お気持ち」表明 海外メディアも速報
日本テレビ系(NNN) 8月8日(月)18時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160808-00000081-nnn-int

 8日、天皇陛下が「お気持ち」を表明したことについて、海外メディアも大きく報じている。

 「日本の天皇は生前退位の気持ちを示唆しました」−中国中央テレビは速報で伝え、日本国民にとって非常に大きなニュースだとしている。天皇陛下について「戦争を経験し平和を愛する天皇だ」と指摘した上で、これまでの公務により、「安倍政権によってアジアに広がった不安を解消しようとしているとの専門家の見方もある」と触れている。

 「公務を果たすことが難しくなるのではないかと述べられた」−ロイター通信はさらに、日本国民の多くが生前退位の考えに共感しているものの、安倍首相を支持する保守層が反対していると報じている。

 また、イギリスのBBCは朝の情報番組の中で「天皇陛下が生前退位の意向を示唆した」と伝えた。「生前退位という言葉は使わなかったものの、公務を次世代に引き継ぎたいと強く示唆した」と報じている。その上で、日本の法律には生前退位についての規定がないため、法改正が必要になると解説している。

http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/852.html#c1

[政治・選挙・NHK210] 噴飯物の安倍昭恵夫人の沖縄ヘリパッド建設現場訪問  天木直人 赤かぶ
2. 2016年8月09日 14:24:00 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[17]
「私なりの第一歩」 高江訪問で首相夫人
2016年8月9日 10:30 琉球新報

 【ヘリパッド取材班】米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する市民らが通称「N1裏」に設置しているテントを6日に訪れた安倍晋三首相の妻昭恵さんが、自身のフェイスブックで8日までに2回、N1裏を訪問したことについて投稿した。昭恵さんは訪問に関し「批判は覚悟の上。対立、分離した世の中を愛と調和の世界にしていくための私なりの第一歩…」などとつづった。
 昭恵さんは7日午後の投稿で「オスプレイのヘリパッド建設を巡り揉(も)めている場所。参院選後に三宅洋平さんに会い、高江のことを初めて知った」と参院選の立候補者だった三宅さんとの交流を通して高江について知ったと明かした。

 その上で「標的の村という映画を観(み)た。高江の人に東京で話も聞いた。でも何が起きているのか、自分の目で確かめたい。そんな思いで高江に行った」と述べた。

 訪問に関し「私が行けば混乱を招くだろうし、洋平さんが責められることにもなるだろう。悩みながら、まわりの誰にも言わずに行った。夫にも言わずに」と安倍首相にも事前に相談しなかったと説明した。投稿へのコメントには「慎重に」「支持する」など、多様な声が寄せられた。

 昭恵さんは7日深夜ごろに再び投稿し「私にできることは聞くことだけかもしれない。でも理解したいという気持ちがあれば、必ず通じ合えるはず…」と三宅さんを含む計16人による集合写真も添付した。

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-332419.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
http://www.asyura2.com/16/senkyo210/msg/847.html#c2

[原発・フッ素46] 民進党職員は甲状腺がん 原発事故「被曝健康被害」が次々(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 2016年8月09日 17:04:53 : TNTtEeSDnk : _aNc6mYDYoc[18]
これが事実なら恐ろしい。

これまでのように、民進党職員は因果関係が証明できないで終わるのだろうか。

米軍「トモダチ作戦」の米兵は誤魔化せないだろう。
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/273.html#c1

   

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