[政治・選挙・ＮＨＫ206] 急所を突く　生活・小沢一郎代表「リーマン前の状況なら、何で年金の半分を株に投じて大損させた？年金大損を参院選前に開示せよ 赤かぶ
59. 2016年6月01日 12:09:47 : g1XzgelnlM : Zu0d_lIfSjY[1]
民進党と共産党は仲良くできるんかい。

2016.5.31 23:23
【２０１６参院選】
香川　共産初の野党統一候補　民進に根強い「アレルギー」　
http://www.sankei.com/politics/news/160531/plt1605310067-n1.html

　休日を楽しむ家族連れでにぎわう高松市丸亀町の繁華街。夏の参院選で、共産党所属として全国初の野党統一候補となった田辺健一氏＝香川選挙区＝は５月２９日、安倍晋三政権への批判票は一手に自らに投票するよう切々と呼びかけた。

　「安倍政権を打倒し戦争法（安全保障関連法）を廃止すると訴える候補は香川選挙区で私ただ一人だ！」

　共産党は野党統一候補の擁立を進めるため、全国に３２ある改選１人区の大半で出馬を辞退。民進党には、その代わりに野党共闘の象徴として、１人区の１カ所だけでも共産党を統一候補とするよう求めていた。

　民進党の岡田克也代表が要求を受け入れ、白羽の矢を立てたのが香川だったというわけだ。２０日には、香川で同党推薦を決めていた岡野朱里子県議の擁立を撤回。共産党の志位和夫委員長は「全国の選挙区に計り知れないプラスの影響がある」と手放しで喜んだ。

　ただし、民進党がすんなり田辺氏を応援するかは見通せない。党本部主導の擁立断念劇に、地元では「共産党アレルギー」を背景にした不満が根強いからだ。

　田辺氏が街頭に立つ１時間前。高松市の集会所には支持者に深々と頭を下げる民進党県連代表、小川淳也衆院議員の姿があった。

　「民進党候補の撤退にはお叱りもいただいている。共産党候補とどう距離感を保てばいいのか。全面的な応援も難しいだろうし、放っておくというのも…」

香川は平成２６年の衆院選で、旧民主党が善戦した地域だ。香川２区の玉木雄一郎氏は２万票以上の差で自民党候補に圧勝。１区の小川氏は比例復活に甘んじたが、惜敗率は８８・７９％まで詰めた。今回の参院選でも「民進党系候補で一本化できれば勝算がある」（党幹部）とみられていた。

　民進党の支持組織・連合香川の進藤龍男会長は、岡野氏の撤退発表前日、小川氏から電話で「共産党から『香川だけは何とか空けてほしい』と求められ、党本部レベルで最終的に判断をした」と伝えられた。

　「岡野氏は大票田の高松市で知名度が高く、自民党の現職ともいい勝負をすると思っていた。連合内には『なんで香川を空けるんや』という声が多い」

　「非自民・非共産」を掲げる連合には共産党への忌避感が強く、田辺氏支援のハードルは高い。ただ自主投票にすれば、民進党で過去最多の１２人の組織内候補を擁立する比例代表選への影響が気がかりだ。二の足を踏むのは民進党も同じで、県連の山本悟史幹事長は「現時点で田辺氏への支援は白紙」と打ち明ける。

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　対する自民党は、共産党出身の野党統一候補に勝機を感じている。

　「大平正芳元首相らを輩出してきた香川を共産党に渡すのか。共産党が主導する革新勢力にこの地域を、日本を委ねていいのか」

５月２９日、高松市のホテルで開いた党県連大会で、茂木敏充選対委員長は共産党批判に拍車をかけた。香川で再選を目指す磯崎仁彦参院議員も「責任がとれる政治をできるのは、自公連立政権をおいてない」と壇上で声を張り上げた。

　磯崎陣営幹部は「『保守対革新』の分かりやすい構図になった」とほくそ笑む。「衆院議員２人が地元で支援する民進党候補が相手なら手ごわかった。玉木氏や小川氏の支持者は保守層が多く戸惑っているのでないか」とも語る。民進党系の企業が「共産はよう応援せんわ」と支援を断った情報も入ってくるという。

　瀬戸内海に浮かぶ女木島（高松市）は、民社党初代委員長の西尾末広の出身地だ。共産党とは一線を画し政権交代可能な野党像を模索した西尾のおひざ元で、全国初の共産党系野党統一候補が誕生したことは皮肉というほかない。

　共産党と連携する今の民進党は、泉下の西尾にどう映るだろうか。西尾は生前、こう語っていた。

　「政権を狙わない政党はネズミを捕らないネコと同じだ」（松本学）

http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/871.html#c59