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甘利氏報道 「今国会最大の爆弾」 焦る与党 野党は攻勢へ
産経新聞 1月21日(木)7時55分配信
甘利明経済再生担当相に20日、「政治とカネ」をめぐる疑惑が浮上したのを受け、与党からは24日投開票の沖縄県宜野湾市長選や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)関連の国会審議に与える影響を懸念する声が上がった。一方、野党側は21日の参院決算委員会で疑惑を徹底追及する構えだ。
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は20日の記者会見で、甘利氏の問題を問われると「政治家は政治資金に疑問を持たれるようなことがあれば、自ら説明する必要がある」と指摘。公明党の石田祝稔(のりとし)政調会長も「政治家は疑惑を持たれたら自ら説明する。一般論から言えばそういうことだ」と述べた。
与党内では同日、「今国会最大の爆弾を抱えた」(自民党幹部)と焦りが広がった。TPP担当相の甘利氏は、今国会でTPPの国会承認や関連法案に関する答弁を一手に担うからだ。参院選を踏まえれば6月1日までの国会会期の延長は難しい。野党が疑惑追及を優先し、証人喚問要求や審議拒否などを仕掛けてきた場合、与党が描く国会日程は破綻する。ただ、これを回避するために採決を強行し続ければ、参院選に悪影響が出かねない。宜野湾市長選への影響についても、自民党幹部は「タイミング的に最悪だ」と語る。
ただ、首相官邸サイドは「甘利氏の代わりに(TPPについて)誰が答弁できるのか」(首相周辺)などとして、事態を見守る構え。甘利氏は第2次安倍政権発足時から菅氏、麻生太郎副総理兼財務相とともに中枢を担ってきた重要閣僚で、疑惑も閣僚辞任に相当するか確定的ではないからだ。
これに対し、野党側は「格好の攻撃材料が転がり込んだ」(民主党幹部)と攻勢に出る方針。同党の枝野幸男幹事長は20日の記者会見で「相当深刻な問題だ。厳しく問いたださなければいけない」と強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160121-00000069-san-pol
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/906.html#c1