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[政治・選挙・NHK211] 「私たちが日本の憲法書いた」バイデン米副大統領が明言! 赤かぶ
20. 2016年8月16日 21:03:45 : 5BuvzfMUjM : YnXiL8LHquo[1]
13立川志らく氏>「平和憲法はアメリカの押し付け憲法ではないよ。「太陽と月」というドキュメンタリー見て。明治時代の千葉卓三郎、植木枝盛の二つの憲法草案を元にGHQと日本の憲法学者が相談して作ったのです」

 「下水脈のようにコンコンと流れきた我が民衆憲法が、ついに日の目みたもの」


  安倍不正選挙犯罪一派は、改憲の論拠を、アメリカが作った憲法の一点におき、自主憲法を作ろうと扇動してる。アメリカに盲従・隷属して、そのお先棒担いでわが若者をアメリカの戦争の盾代わりに差し出そうとしちょるんに、憲法だけはアメリカと離れたいと言う。こらあ、論理的に矛盾だし、ウソがある。要するに、戦争をバンバンやれる憲法が欲しいつうことなんだ。憲法つうんは、革命等である階級から別の階級へ権力がシフトしたとき、新たに権力を握った階級が、自分たちが新たに勝ち取った権力あるいは権利を、箇条書きにして、双方が署名捺印したその文書なんだ。当然に、その趣旨あるいは目的は、権力を行使する政府あるいは政権を拘束することが目的である。日本の場合は旧権力を革命によって打倒して、民衆が権力を掌握したという形でなく、アメリカが旧権力を打倒して権力シフトが為されたわけである。当然に、アメリカのイニシアテイブがなければ、民主的あるいは平和的な憲法は作れないのは、事実だ。その際、アメリカは日本側に、可能な限り民主的あるいは平和的な憲法を作らせようとした。それに応えて、多くの日本人の学者グループ・各政党が憲法案を作ったし、そうした案には明治自由民権期以来の、民衆側の憲法案が色濃く映し出された。
  じゃけん、戦後も権力を握り続けていた旧権力層は、幣原内閣・軍部地主財閥グループ等は、頑なに権力シフトを認めようとせず、旧憲法に固執した。痺れをきらしたアメリカ側が、ある事情から、これ以上は待てないと時日を限って動き、アメリカサイドで憲法を作ったわけである。その際、アメリカ側は、最大限に日本側の憲法案や、憲法や憲法学の蓄積を参考にした。こうした経過を踏まえると、アメリカが作った憲法と騒ぎ立てることは、権力がシフトしたと言う歴史的事実とその経過を無視して、蓋をして、ただ形だけを問題とする暴論である。憲法成立経過は、数年前の阿修羅サイトへ下記コメを記載したので、再掲載する。


            「9条は、その時代の思い、人類全体の思いだ、理想だ」


  「1946年早春、街にはひばりちゃんの東京キッドが流行ってたが、GHQは当初は日本側に新憲法つくらせようとしたのは事実だ。日本側は、松本烝治を中心に新憲法案(憲法改正要綱、松本案)をまとめ、2月8日にGHQへ提出した。実は、そのおおよその内容は、GHQは事前に知っていた。2月1日に、毎日新聞が松本案の概要(正しくは宮沢甲案)をスクープしていた。その記事を即座に分析したGHQは、そんときの率直の感想は、。”コラア駄目だ、新憲法作る気も無ければ、能力もない” というのが偽わざる気持ちだった。何せ帝国陸海軍も存続、天皇主権もそのままだった。慌てたGHQは、3日に今の第一生命ビル8階に、GSスタッフ30数名を中心とするメンバー集め、基本骨子(マッカーサー三原則、軍備廃止・国民主権・基本的人権尊重等)だけホイットニーが示し、新憲法の基本案準備作業に入った。30数名の中に、ベアテ・シロタがいたというのは有名な話だ。全員が、各担当分野を、一週間でまとめると言われ、不眠不休だった。女性の権利を担当したベアテなんざ、東京中をジープで駆け巡り、図書館に行き、日本人学者に話しを聞き、骨子まとめた。こうして、マッカーサー草案がおおよそまとまったことろへ、2月8日に松本烝治等が松本案をもってきた。当然GHQ側は、基本的な所では明治憲法と大差ないことを知っていたから、代わりに出来たばかりのマッカーサー草案を示し、これを参考に新憲法を作れと、命じた。このことを、「押しつけ」ととるか、確かに形は押しつけだが、日本側は軍部存族や天皇主権は変える気なかった、形式でなく前後の状況で考ええれば、押しつけとは言えないだろう。マッカーサー草案をもって帰った松本烝治等は、腰も抜かさんばかりに驚いた、軍備廃止とか天皇主権否定だ。ここから、松本烝治等はGHQに日参して、自分達の案(松本案)による新憲法をと陳情始めた。しかし、GHQは認める筈ない。とうとう痺れきらしたGHQは、2月18日に、マッカーサー草案をベースに新憲法作るのか否か、24時間以内に答えもってこいと、最後通牒を突きつけた。「否」のときは、天皇制の存続が危険になるよ、との一言が決め手になった。じつは、GHQ側は、ここまでの記述で、相当慌てたり焦ったりの状況が分かっただろうが、ある事情があった。極東委員会開催、極東裁判開始が刻々と迫っていた。ソ連やオーストラリアなど、天皇制存続に厳しい考えもっていた。GHQとしては、開始前に、新憲法を完成させ、そこへ天皇を位置付け、天皇制を続ける意向があった。こうして、日本側も止むを得ずと、受諾して新憲法作製に入り、ついに3月5日に、「憲法改正草案要綱」が発表された。これは、ほぼ現憲法と同じである。
 とりわけ第九条は、ハーヴァード・ロースクール出身のケーデイス大佐(本業弁護士)が担当したが、あれには、人類と時代の相当な思いが込められている。彼が、多感な高校・大学時代を送った1930年代は、悲惨な一次大戦の実体から戦争を法律で禁止(Outlawry of War)しようという不戦運動がアメリカで燃え広がった時代だった。ケーデイスは、こうした影響を強く受け、何とか戦争を法的に禁止できないか、という思いを強め、大学でも戦争の法的禁止をテーマに研究した。日本憲法作製で、戦争放棄を担当することになったとき、彼の思いを九条の条文に込めたのは当然だが、それは彼の個人的なものだけでなく、その時代の思い、人類全体の思いだった。9条がノーベル平和賞とれるか落選か不明だが、もしとれる場合は、ケーデイスも日本人共々、正しい方向の努力したし、少しは報われたと、思うのでないか」
  4年前のコメだが、日本国憲法は、アメリカが作ったとか、日本側は作成に主体的でなかったとか、狭い了見で論議すべきでないつう、論点を汲み取ってほしい。まあ、日本の憲法は、タクロンチーバー以来の、地下水脈のようにコンコンと流れきよった我が民衆憲法案が、権力シフトを機にやっと日の目みたつうとこじゃろう。同時に、世界の戦争に反対する人々の願いや理想が込められてることも、事実だろう。世界の最高水準を行く憲法、人類の理想つうとこかな。この憲法の威力は、凄まじいよ、戦後の我が国の発展は、これを齎したんは憲法によったものだった。安倍不正選挙改憲犯罪一派は、この憲法が疎ましく、かっての黴の生えたような、戦争血みどろの憲法を、妖怪ジイサンのいる黄泉の国から蘇えらそうつうんでえシャカリキになってる、ああだこうだ理屈くっつけて。騙されてはダメだ、草生す屍、水漬く屍の、未だ海外各地に放置されてる英霊達が、喜ぶと思っているのか。二度とオレ達の悲劇を繰り返すな、英霊の心の底からの声だ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo211/msg/352.html#c20

   

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