4. 2015年12月23日 12:47:57 : vGb781s0mI : WxlSI9v31p4[1]
NARAC(National Atmospheric Release Advisory Center)の公文書の内容を肯定するにしろ、否定するにしろ、どちらも、それを裏付ける決定的なデータを持っていない。
以下に書くことは、こう思うと言う感想文に近いものだ。
故に、甲論乙駁の議論をするつもりはない。
@ NARACは、米国の核開発の拠点であった、国立ローレンス・リバモア研究所に付属している。
A source term(The source term provided to NARAC)と言う専門用語が使われているので、NARACに提供されたデータは、詳細なものであったと推測できる。
B 3月18日に注目してみると、CTBTOのデータ解析によれば、3月14日から15日にかけてが、放出量のピークだった。
19日に、4号機使用済み燃料プールに、注水が始まって、急激に放出量が減少した。
C 当然存在すると思われる4号機の爆発映像が公開されない。
JNN情報カメラの映像を除いて、解体現場風景を撮影した動画や写真は存在しない。
D 物理学者の槌田氏も言っているが、海水を注入した割には、公開映像の4号機燃料プールは、きれいすぎる。
E ジャーナリストやマスコミは、戦時中に政府に協力して、国民に虚偽の情報を流した前科がある。
F 使用済み核燃料の専門家であるロバート・アルヴァレス博士によれば、4号機使用済み燃料プールに、長寿命核種(Cs−137を考えている。)の総量は、1400PBqである。
http://japanfocus.org/-Murata-Mitsuhei/3742/article.html
G 福島大学の青山教授によれば、核実験によって、環境中に放出されたCs−137の総量は、765±79PBqである。
H 古くからのデータがある東京の土壌サンプルでは、核実験によって一番汚染された時期で、128.5Bq/kgだけれど、福島原発事故で観測された最高値は、490Bq/kgである。(木下氏が関わった「放射能防御プロジェクト」の測定では、セシウム合算800Bq/kgである。)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/551.html#c1
I 以上の事は、NARACの公文書で述べられていることと矛盾しないと考える。
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/555.html#c4