3. 2016年8月04日 20:49:17 : FUeMdlZmug : ThwOdmZJM@0[1]
ゴカイ、イソガニを、どのように飼育したのか?
海水を循環させただけでは、ゴカイもイソガニも飼育できない。
ゴカイの養殖では、ゴカイに餌として、カタクチイワシを丸のまま1−2匹とか、アユ・ハマチ・ウナギ用の飼料を与えている。
http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/_files/00079006/2-6.pdf
イソガニは雑食性で「海藻、小魚、ゴカイ、貝類など」を食べる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%82%AC%E3%83%8B
「福島県沖の環境を再現した」と言っているけれど、これは全く根拠がない。
自然条件とは、ほど遠い、人工的な環境で飼育したとすべきだろう。
チェルノブイリ原発事故の影響を調査した研究では、ドニエプル川氾濫原・湖水環境中において、Sr−90では、二枚貝が主で、他に、水生植物に10−40%、魚に2%、腹足綱に1−10%、プランクトンに1%以下の割合で、濃縮が見られた。
Cs−137に関しては、水生植物に85−97%、底生動物に1−8%、魚に1−8%、腹足綱に1%の割合で、濃縮が見られた。
>The Sr-90 contamination in the Dnepr
River floodplain–lake ecosystem was concentrated
primarily in bivalve mollusks, 10–40%
concentrated in aquatic plants, about 2%
in fish, 1–10% in gastropod mollusks, and
less than 1% in plankton (Gudkov et al.,
2006).
7. The Cs-137 in the Dnepr River
floodplain–lake ecosystem was distributed as
follows: 85–97% in aquatic plants, 1–8% in
zoobenthos, 1–8% in fish, and about 1% in
gastropod mollusks (Gudkov et al., 2006).
実際の値は、放射性セシウムに関して、軟体動物では178−500Bq/kg、水生植物では2700−3000Bq/kg、魚では100−1100Gq/kgの濃度であった。
ストロンチウム90に関して、軟体動物では400−3000Bq/kg、水生植物では240Bq/kg、魚では50−3000Bq/kgの濃度であった。
>TABLE 8.6. Coefficients of Accumulation for Some Live Organisms∗ of Chernobyl Radionuclides in the Dnepr River and the Kiev Reservoir, 1986–1989 (Kryshev and Ryazantsev, 2000: tables 9.12, 9.13,9.14; Gudkov et al., 2004)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/254.html#c3