2. 2016年8月14日 22:08:19 : LNwcW4UWvw : S8IQlm_Ewos[1]
>米中は互いに最も重要な貿易相手国だ。報告書では、両国が1年間に及ぶ直接的な武力衝突に及んだ場合、2国間貿易の90%が停止すると見込んでいる。両国にとっての打撃となるが、米国は他の多くの国々と貿易を続けることが可能な一方、中国が輸出入する物品のほぼ全ては交戦地帯を抜けて、海上通航しなければならなくなる。
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見積もりの甘さに飽きれる。
もっとも、この甘さが米中戦争回避の理由ともいえる自国(いわずもがな米国)優位論ゆえだろう。
>今のところ、中国が「段階的に縮小する核攻撃」というロシアの考え方を採用したとの証拠はない。これは、核弾頭1発を用いて、西側の敵国にショックを与えて撤退させ、紛争を終わらせることを目的とする。しかし、こうした核攻撃を想像することは可能である。
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自分の国に核弾頭が降ってこなければ、それが近隣の同盟国のどこであろうがリスクは避けられないという意味ではさすがアメリカ。
通常兵器による戦争なら中国と殴り合いはできるが、それ以降の過剰な動きについては未分化ゆえに太平洋の向こうにあるアメリカにとって深入りはできない、ゆえに戦争の回避理由になりうる。
見積もりの甘さを中国の事情に還元して、ご都合的にまとめてしまうのも起きるであろう予測より、起きないであろう予測を基にしているからだが、こんな見積もりでこの周辺地域をうろちょろされてはたまったものではない。
下手に動き回らないでもらいたいものだ。
アメリカが逃げていく(逃げたい)理由がとくわかる記事である。