27. 母系社会[1226] leqMbo7Qie8 2016年9月19日 16:03:38 : Ewcm20rEpk : Qm5siGrM1Mw[1]
ある時点で、ある血縁共同体Aが、別の血縁共同体Bを武力で襲い、無理やり奴隷にしたが、奴隷にされた側の血縁共同体Bは奴隷状態を不満に思い、何度も反乱を起こした。
それで、困った血縁共同体Aの知恵者=中国なら紀元前5世紀頃の法家の祖先?=が法律を創ること=「法治主義」を思いついた。
要するに、法の前では血縁共同体Aも、血縁共同体Bも平等だというわけ。
支配しているのは血縁共同体Aではなく、法律だと言って、血縁共同体Bを騙したのである。
これが法治主義の正体で、血縁共同体Aは支配者のままでいながら、この甘言で血縁共同体Bは騙されてしまい、今でも騙されたままなのである。(もちろん、現時点では人治主義はもっと悪いのだが、将来は法治を止めて、人治へ移行すべきである)
★そして、石原のような輩は、この血縁共同体Aの下僕である。
★法治主義というのは、一見すると良い制度のようだが、そもそも、日本に法が存在することは、日本は階級国家であり、真の共同体ではない証拠である。
★なぜならば、典型的な共同体である家族には法など無いからだ。血縁共同体で殺人が起きたら、簡単に「犯人は死刑」とは出来ない。なぜなら、被害者は血縁者だが、犯人も血縁者だから。それで、誰でも例外なく、一律・公平に罰を与える法というものは、真の共同体には馴染まないのである。
★だから、日本が階級国家であることを止め、日本を昔のような人々が助け合って暮らす「真の共同体」にすることを目指すならば、原理的に「法治主義」は止め、法ではなく、道理で治める国を目指さなければならない。
ことは、先の福岡高裁の辺野古合法判決でもわかるし、これまでの原発裁判で、最後に原発を合法化したのは、全て裁判所であることでもわかる。小沢氏の冤罪弾圧事件でも、検察ー裁判所が秘書たちを有罪にしたことでもわかる。
この血縁共同体Aは、日本では天皇部族であり、血縁共同体Bとは日本各地の非天皇系部族で、東日本では、われわれ東日本人の祖先である縄文人の蝦夷である。
(現在でも、日本でトップクラスの大富豪は天皇家で、猪瀬直樹の「ミカドの肖像」によると天皇一族は日本一の地主であったが、戦後、西武グループに抜かれた。大陸から、農業神である太陽を神とする弥生系の天皇部族が日本列島に上陸し、日本=日の本、すなわち中国から見ると東の方角の国という意味の「中華思想」まるだしの国を創るまでは全国に、天皇部族以外の小国家が沢山あった)