13. 2016年3月02日 12:18:48 : bQ7q0fT47s : QUsziTo_Pm4[1]
厚生年金と国民年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、平成13年4月の市場運用開始から平成27年12月までの累積では50兆2229億円の黒字だったと発表した。
2016.3.1 21:09
GPIF 4・7兆円黒字 27年10〜12月期、前期赤字から大幅改善 株価持ち直し反映
http://www.sankei.com/life/news/160301/lif1603010039-n1.html
厚生年金と国民年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は1日、平成27年10〜12月期の運用収益額が4兆7302億円の黒字だったと発表した。国内外の株式市場の持ち直しを反映して、株価が低迷した27年7〜9月期の7兆8899億円の赤字から大幅に改善した。ただ、年明け以降の株価下落の影響で、28年1〜3月期の収益額は再び赤字に転じる可能性が高い。
27年12月末の運用資産額は139兆8249億円だった。27年10〜12月期の収益額の内訳は国内株式が2兆9660億円、外国株式が1兆5854億円、国内債券が3785億円のいずれも黒字だった。13年4月の市場運用開始から27年12月までの累積では50兆2229億円の黒字だった。
27年12月末の資産構成割合は、国内債券が37・76%(9月時点は38・95%)で過去最低の一方、外国株式は22・82%(21・64%)と過去最高を更新。国内株式は23・35%(21・35%)で過去2番目の高さだった。
だが28年1〜3月期は中国経済の減速や原油安を背景に国内外の株式市場が低迷しており、GPIFの担当者は「収益はマイナス基調にある」と話している。
年金積立金運用 株式相場の変動が直に 国内債では収益あげにくく
産経新聞 3月2日(水)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160302-00000078-san-soci
GPIFの年金積立金運用の浮き沈みが激しくなってきた。運用の主体だった国債の利回りが低位で推移するなか、それを補うために、相場の変動を受けやすい国内・海外株式の運用比率を高めているためだ。
GPIFは平成26年10月、年金給付の原資を増やすのを目的に年金積立金の運用方針の見直しを発表した。国内債の比率を下げる一方、高利回りも期待できる、投資信託などを通じた株式運用比率を高める方針を打ち出した。その結果、株式市場の変動に収益が左右される構図が強まった。
もっとも、足元の浮き沈みで現役世代の支給額が減額される可能性はほぼないとみられる。GPIFの運用収益は、累積50兆円超にも上っているためだ。
しかし日銀のマイナス金利導入で、国内債でさらに収益をあげにくくなるなど運用環境は難しさを増している。1日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債の終値利回りが前日より0・005%低いマイナス0・070%となり、終値としての過去最低を更新。財務省が同日実施した3月発行の満期10年の国債入札で平均落札利回りがマイナス0・024%と初めてマイナスになったのもその証左だ。
一定の利回りを得るため株式の構成比率を高め、損失を重ねる事態が続けば、将来世代の年金支給額の減額も現実味を帯びてくる。(今井裕治)
年金運用7〜9月期、7兆8899億円の赤字
2015年11月30日 21時57分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151130-OYT1T50088.html
公的年金の積立金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)は30日、2015年7〜9月期の収益が7兆8899億円の赤字(収益率マイナス5・59%)だったと発表した。
年金保険料を市場で運用を始めた01年度以降、四半期ベースの赤字としては最大で、収益率も3番目に悪かった。GPIFが年金保険料の株式での運用を強化した14年10月末以降では、初の赤字となった。
今回の赤字を含めても、01年度以降の収益は計45兆4927億円の黒字を維持している。GPIFは「短期的には赤字が出ても、長期的には安定して収益を得ている」と説明している。
赤字の内訳では、国内株式(4兆3154億円)、外国株式(3兆6552億円)が大きかった。中国の景気減速への懸念や、米国が利上げを実施するタイミングの不透明感などから、国内外の株価が8月中旬から大きく下落したことが影響した。国債を中心とした国内債券などは黒字だった。
GPIFが運用する資産は世界最大規模の約130兆円に上り、収益は年金の支払いに使われる。海外でも年金保険料を株式で運用するのは一般的だ。
http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/202.html#c13