3. 2016年9月23日 12:38:55 : K3kRhmdYFI : OePl_YP_IVc[1]
@ 気体状の放射性物質による体内侵入。
これは、希ガスや56.5℃で気体化する六フッ化ウランだけでなく、もっと沸点の高い放射性ヨウ素についても言える。
千葉県で検出されたI−131の52−71%は、気体であった。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22119284
また、世界で検出された、福島原発事故由来の気体状のI−131は、粒子状のそれに比べて、4−19倍(200−1900%)あった。
http://www.pnnl.gov/main/publications/external/technical_reports/PNNL-21052.pdf#page=54
気体状の放射性物質は、皮膚呼吸を経て、体内に入って行く。
A ナノサイズの放射性物質による体内侵入。
最近、次のようなニュースが伝えられた。
>【科学ニュース】大気汚染物質粒子が脳内に侵入、神経変性要因か?
http://www.kagaku-kentei.jp/news_detail/data/307
大気中に放出された(汚染源としては、たとえば自動車のエンジン。)200ナノメートル以下の磁鉄鉱粒子が、嗅覚神経や嗅粘膜を経て、直接、脳内に侵入して、そこで蓄積していることが発見された。
証明はされていないけれど、アルツハイマーなどを引き起こす原因物質ではないかとの疑いが、かけられている。
>「これは、とても衝撃的です。脳組織を調べると、この粒子が細胞の間に散らばり、磁気抽出をかけると数百万の粒子が、わずか1グラムの脳組織から集まるのです。これは、百万の脳細胞に損傷の危険があるということです」。
「・・・・アルツハイマー病患者の脳内にできる老人斑の中にこの汚染粒子が見つかっており、老人斑形成の一因である可能性は大いにある」。
「酸化的損傷がアルツハイマー病患者の脳損傷の要因となることは既にわかっている。したがって、脳内に鉄が入れば何らかの損傷をもたらすことは容易に想像できる。無害ではありえないだろう」(以上、上述のサイトから引用)
福島原発事故によって、大気中に放出されたナノサイズの放射性物質は、最少2ナノメートルである。
>Various nanoparticles were identified at the size of 2-40 nm
http://goldschmidt.info/2016/uploads/abstracts/finalPDFs/1253.pdf
B 水溶性の放射性物質による体内侵入。
大阪大学の研究によれば、アレルギー物質は、イオン化して、皮膚バリアを透過して、皮膚下で、ナノ粒子を形成することが分かっている。
http://www.phs.osaka-u.ac.jp/dat/topics/1463471798_1.pdf
放射性物質、たとえば水溶性の放射性セシウムは、イオン化する。
>Csは、土壌に降着した初期の段階では水に溶けた陽イオンとして存在・・・・、白雲母中では・・・・Csは単純なイオン結合ではなく、一部、共有結合する
http://jolisfukyu.tokai-sc.jaea.go.jp/fukyu/mirai/2014/1_7.html
雨水に溶けた放射性セシウムイオンは、大阪大学のアレルギー物質のように、簡単に皮膚バリアを透過して、体内に侵入するのではないだろうか?
結論
@ABから分かることは、たとえ99マスク(2000−3000ナノメートルの粒子を99%除去)をかけようと、汚染食物を取らないように努めても、汚染地域に住む限り、大なり小なりの放射性物質の体内侵入を防ぐことは無理だ。
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/513.html#c3