26. 2015年12月27日 13:10:05 : mTWBFzosNA : OJDPqrOXfB4[1]
明治憲法下では、司法は司法省(官僚様)のコントロール
下にありました
(当然ですよね、主権者は天皇で、国民はその天皇の家来
にすぎない存在でしたから)が、
占領軍(アメリカ様)は、「それでは三権分離が担保でき
ないので、官僚様(この場合は、事務局)は単なる事務屋、
そして、司法における最高裁の権限を大幅に強化し、且つ
裁判官の独立性(官僚様からの)を担保する為に、
裁判官会議を意志決定最高機関としました。
が、官僚様の目の上のたんこぶであるアメリカ様が日本
から居なくなると、
時間をかけて、憲法違反の制度や法令を整備しながら、
明治憲法下の司法体制である官僚様が支配する司法体制へ
変更していきました。
その結果、単なる事務屋に過ぎなかった事務局、その
事務局のトップである最高裁事務総局が
最高裁裁判長や最高裁裁判官を実質的に牛耳るという
憲法違反司法体制が確立してしまってしまいました。
こんなことが可能なのは、一重に、事務局が事務官と
してだけでなく
裁判官としても勤まる人材を多く抱えているからです。
一方の裁判官には、常に膨大な量の訴訟を抱えさせる
ことで、
裁判官の意思決定最高機関の裁判官会議を形骸化させ、
そして、事務局の協力なしにはやっていけなくなる
状況が定着してしまっています。
そこで、どうするかですが、一番いいやり方は、
憲法81条に従った、未だに未整備な「違憲審査制度」
を法制化させ、
強大な権限を持つ最高裁にその本来の仕事を強制させ
ることで、
最高裁裁判官は憲法の解釈(文言通りの解釈ではなく、
真っ当な解釈)を公にしなければならなくなります。
そうなると、裁判所の判断は現行憲法に近づかざるを
得ない判断になるからです。
因みに、今ままでは、恥ずかしくて出鱈目な解釈を
公にできないので、
「判断を回避すれば合憲」となる日本だけしか通じ
ない方法で、
恥をかかずに、済ますことができました。
http://www.asyura2.com/15/senkyo198/msg/647.html#c26