3. 2016年11月10日 20:39:37 : FjQ9BG7y7o : Lb48nGW@YAg[1]
どれだけの官僚や政治家が、8千ページ余のTTP関連文書を読んでいるのか?
多分、5本の指ほどの数も、いないだろう。
与党の行為は、白紙委任状に、めくら判を押すようなもので、国権の最高機関である議会の責任放棄であり、権利の乱用、事実上のクーデターと称しても過言ではない。
新自由主義の唱える、「自由貿易」は、自由でも、公正でもないことは、これまでの具体的な事例を見れば、理解できる。
新自由主義の唱える、「自由貿易」は、たとえて見れば、自由の名の下に、リング上で、大人と子供を闘わせるようなことだ。
さて、フィナンシャルタイムズは、すでに今年7月の記事で、TPPの「臨床死」を宣言している。
>It is time to pronounce the Trans-Pacific Partnership clinically dead.
https://www.ft.com/content/91b726e2-540d-11e6-befd-2fc0c26b3c60
クリントン、トランプのいずれかが、大統領になっても、この結果は変化しないことを、縷々説明している。
クリントン候補の敗退で、唯一残された、死に体オバマの荒技への望みも消えた。
記事によると、TPPは、米国のアジア重視政策と同じように、対中国侵略政策の一環であり、そのために仕掛けられた巧妙な罠であることが分かる。
近頃のアジア諸国の動静を見れば、記事の以下の一文が、正確な予言のように見えてくる。
>Allies in Asia will look increasingly to China for economic leadership.
米国に、どんな甘言で乗せられたのか、どんな空手形をもらったのか、分からないけれど、TPPが発効すれば、中国が丸裸にされる前に、日本が先んじて、その憂き目を見ることは、まちがないだろう。