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[原発・フッ素44] 「拡散希望!」原発発電コストの10.1円の詐欺行為を確認する!パート2 知る大切さ
48. ym[27] gpmCjQ 2016年1月20日 04:32:43 : jYCTMPLyag : LVV@vDJkN9Y[1]
> 知る大切ささん
あのですね、あなたに何か答えると「みっともない」とか言い出すのに、
何も答えないとそうやって余計に絡んでくるって・・・
一体どうすればいいんですか?


>>44
僕が言った趣旨は、少なくとも>>30の3.と4.は基本的な用語を間違って使われているように僕には思われる。
ので、まずあなたが正確に何を言いたいのかがわからないと、僕には答えることができない、ということでした。

>>44を拝読する限り、あなたは>>30の3.と4.とは撤回するから、
1.と2.だけを問題にすれば良い、ということですか?
そうであれば3.と4.は無視しますが、

1. 
> この意味は、発電量と運転維持費は、同じ割引率を適用されるからということでしょう。

実は違います。
発電と運転維持費(例えば人件費)は同時に発生するので、そもそも割引率が適用されません。

言っている意味は、ある時点(いつの時点でも)における発電がkWh当りp円の価値があったとして、
その価値に相当する分を直ちに人件費として払うので、
必ず「人件費」は「p×発電量」に等しくなります。
(つまり発電単価の計算は必ず、p=人件費○億円÷発電量○kWhという単純な式になります)

今回の政府試算で採用しているOECDの評価方法では、この場合、分子と分母に同じ割引係数をかけることにより
相殺されて、割引率が影響しないようになっているのですが、
他のどんな方法を用いたところで、割引率の想定の仕方によって運転維持費が変わってしまったとしたら、
その方法は間違いです。


> 2030年なら2030年の物価水準で利益(発電した電気を販売した代金)とコスト(運転維持費)が釣り合うため、

これは僕には意味がわかりません。
2030年の「物価水準」で利益とコストが釣り合うのなら、全く同様に、何年の「物価水準」でも利益とコストが釣りあうはずですが。
もしあなたの言うように収入と支出とで異なる割引率を適用する(?)としても(それはあまり適切でないように僕は思いますが)、
それとは別の問題として、物価の変動(インフレないしデフレ)は利益であろうと、コストであろうと
全く同じように影響するはずです。
パンを買うときだけにパンが値上がりして、売る時には値上がりしない、とかいうことは普通ありません。


2.
> しかし、そもそも、原発の発電単価とは、原子力発電所の建設から維持管理、そして廃炉に至るまでのコストを
> 発電量で割ったものであり、販売電力料金がいくらであるかとは関係がありません。

もちろん、発電単価は販売電力料金がいくらであるかとは関係ありません。
実際、そのように計算されているわけでもありません。


> 自分としては、発電コストを考えるときに、利益を考慮に入れるのは不合理であるように思います。

OECDの方法によって計算されるのは発電原価に相当するものなので、利益は考慮に入っていません。


基本的にあなたが仰っている意味が、依然として僕には正確に理解できていないのですが、
あなたは今回用いられているOECD流の計算方法が、発電コストの評価には適切でない、と言いたいわけですよね?
もしそうだとしたら、具体的に、何をどうやって計算するのが正しいとお考えなのでしょうか?
きちんとした計算式に類するものを書いてみて頂けると助かるのですが。
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/690.html#c48

[原発・フッ素44] 「拡散希望!」原発発電コストの10.1円の詐欺行為を確認する!パート2 知る大切さ
49. ym[28] gpmCjQ 2016年1月20日 04:35:33 : jYCTMPLyag : LVV@vDJkN9Y[2]
>>45
1.
> なぜかと言えば、一般的に1年後の100円の給付は不確定であるからです。

何度も繰り返しますが、比較的近い将来の場合には、
将来の価値を割り引く理由は、「不確定さ」よりもむしろ、単純に、利子もしくは運用益が生じるからです。

例えば、確実に信頼できる神様のような人が1年後に、100円くれると言ったとしましょう。
僕がその人を完全に100%信頼しきっていたとしても、それでも僕は来年の100円よりも今の100円を選びます。
当然ながら、銀行に預けておけば利子が余計に得られるからです。


4.
> 5年後にすぐ1000円をねん出することができないとは普通は考えませんから、
> そのまま単にインフレ率で割り引いて、例えば年1%なら、概算950円が現在価値となります。

依然としてあなたの言葉の使い方が僕には中々判然としないのですが、・・・
ここでいう「1000円」は名目値で、インフレ率が1%だとすると、名目の1000円は実質では950円である、
ということですよね。
そしてあなたは、その実質値の950円が、そのまま現在価値と等しい(つまり割引計算は必要ない)
ということを述べられているのですか?

何で割引計算をしないのでしょう?
何度も言いますが、普通は、5年後の金額を現在価値に換算する際には、物価の換算の他に
何らかの割引率を使って割り引くのですが。


5.
> 第二は、積み立てる現金を用意することによって、本来出来たはずの設備投資などができなくなること。

これは違いますね。もし資金運用よりも設備投資の方が儲かるのであれば、設備投資をすれば良いだけなので。
そもそも積立というのは会計上の処理のことが多い気がしますが、
まあ仮に、例えばどこかの半独立の団体に本当にお金を積み立てておくとしましょう。
その団体は通常、その資金を運用して増やしているわけですが、
もし何らかの設備投資が儲かるのであれば、再びその電力会社に貸し付ければ良いだけの話です。
それをするかしないかは、それだけのリスク(が仮にあったとして)を取るかどうかという話なわけですが、
リスクを取った方が、取らないよりも「普通ならば利益が大きい」とは言えないはずです。
もしそう言えるのなら、その時点でリスクではなくなるので。


> 電力会社はどこも社債を発行し、有利子負債もかなりあります。

それはそうですが、それが今の話とどう関係してくるのですか?
あなたが想定されているのは、将来お金が必要となる場合に、
「前もって分割してお金を借りて積み立てる」ことが必要で、しかもその積み立てたお金を腐らせておくので
利子だけがどんどん膨らむ、ということのように見えるのですが、
実際にそんなことは普通はしません。

5年後に1億円のお金が必要なら、5年後に1億円借りればいいわけです。が、
それを予め、今借りておこうとしたら、9000万円だけ借りておけば良いことに違いはありません。
もちろん、それを早めに返済できれば利子は支払わずに済むので運用益だけが上がるし、
返済できなければ利子を払い続けなくてはならないのですが、
いずれにせよ、「今の価値に換算するとそれは9000万円である」、ということには代りがありません。
その「9000万円」を自力で調達すれば利子は払わずに済むし、借り入れれば利子を払わなくてはならないわけで、
いずれにせよ、その調達なり借入れなりする金額は「1億円」ではなく「9000万円」ですよね、
というのが現在価値換算というものなのであって、それ以上のことを言っているわけではありません。
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/690.html#c49

   

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