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[政治・選挙・NHK208] 参院選は自公の過半数割れもあり得る展開か (日刊ゲンダイ) 赤かぶ
23. 2016年6月24日 12:34:57 : ApsazgROno : Ka@aMyQorE8[1]
2016.6.23 23:07
【参院選】
序盤情勢 改憲勢力、3分の2うかがう 与党は改選過半数の勢い 民進は10議席以上減が確実 共産は躍進か
http://www.sankei.com/politics/news/160623/plt1606230055-n1.html

 産経新聞社は全国の総支局などを通じて、7月10日投開票の参院選の序盤情勢を探った。自民、公明両党の獲得議席は安倍晋三首相(自民党総裁)が目標に掲げる改選過半数の61議席を大きく上回る勢いだ。自公におおさか維新の会などを加えた「改憲勢力」は憲法改正の国会発議に必要な3分の2(162議席)確保をうかがう。

 共同通信社が22、23両日に実施した電話世論調査でも同様の傾向が出ている。

 与党が好調な背景には、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)など外交成果を中心に政権への評価が高いことに加え、共産党などとともに統一候補を立てた民進党に期待感が高まっていないことがある。

 自民党は単独過半数に必要な57議席を獲得しそうだ。比例代表は平成25年の前回参院選で獲得した18議席に迫る勢い。改選数3以上の選挙区で7人を擁立した公明党は5人が当選する公算が大きく、残り2人も議席確保の可能性がある。

 一方、改選43議席の民進党は、今回10議席以上減らすことがほぼ確実な情勢だ。改選4人区の神奈川や大阪でも議席を獲得できない可能性がある。

共産党は25年参院選の東京で、12年ぶりに選挙区での議席回復を果たしたが、今回は東京に加え、神奈川や千葉などでも当選圏内につけている。比例代表も合わせて2ケタをうかがう勢いで、改選3議席から大きく躍進しそうだ。改選2議席のおおさか維新の会も、大阪での2議席獲得が視野に入るなど勢力を伸ばすことは確実となっている。

 参院選の勝敗を左右する32の改選1人区では、自民党の公認候補が22選挙区で先行。野党統一候補は宮城、福島、沖縄など8選挙区で優勢に戦いを進めており、青森と山梨は両者が拮抗(きっこう)している。ただ、選挙戦の行方によっては投票日までに情勢が変わる可能性もある。

<参院選>改憲勢力3分の2うかがう 毎日新聞序盤情勢
毎日新聞 6月24日(金)2時30分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000004-mai-pol

参院選 焦点の議席数
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000004-mai-pol.view-000

 毎日新聞は22、23両日、第24回参院選の特別世論調査を行い、取材情報を加味して序盤情勢を探った。憲法改正に前向きな自民、公明両党など4党が、非改選も含めて改憲発議に必要な3分の2(162議席)に達する78議席の獲得をうかがう。自民党の獲得議席は58以上になりそうで、非改選の65議席と合わせると27年ぶりの参院単独過半数となる勢いだ。公明党も議席上積みが見込まれ、安倍晋三首相が掲げる自公で改選過半数(61議席)の「勝敗ライン」に達するのは確実だ。民進党は伸び悩み、改選46議席が半減する可能性もある。

 投票先を決めていないと答えた人や無回答が選挙区で約4割に上り、7月10日の投開票日までに情勢が変わる可能性がある。

 参院は定数242議席の半数が3年ごとに改選される。選挙区73、比例代表48の計121議席に計389人が立候補している。

 参院選の勝敗を左右するとされる改選数1の「1人区」は32あり、民進、共産、社民、生活の4野党は全1人区で候補者を一本化した。しかし、1人区では自民が堅調で、26選挙区で優位に立っている。3選挙区で自民と野党系候補が競り合い、野党系候補が優勢なのは宮城、山形、沖縄の3選挙区にとどまっている。

 自民は改選数2以上の「複数区」でも優勢で、2人を擁立した東京、千葉では2議席獲得の可能性がある。公明は複数区で過去最多の7人の候補者を擁立し、堅調な戦いぶりで選挙区全員当選も視野に入る。比例代表も含めると改選9議席を上回るのは確実だ。

 焦点の憲法改正は、衆参それぞれの3分の2以上の賛成で発議が可能となる。自公両党とおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の非改選議席は計84議席で、この4党が今回の参院選で78議席を獲得すれば「改憲発議ライン」の162議席に達する計算だ。

 自公の改選議席だけで78に達する可能性もある。また、維新は改選2議席から数議席積み増す見通しで、その場合はさらにハードルが下がることになる。与党は衆院では3分の2超の議席を有しており、衆参それぞれで改憲発議を行う環境が整う可能性が出てきた。

 民進党は、複数区の北海道で2議席を確保する可能性が高まっているが、他の複数区では2議席目の獲得の見通しは立っていない。全体では改選議席を大きく割り込む見通しだ。

 野党では共産党が改選3議席から大きく議席を伸ばしそうな勢い。比例代表にとどまらず、選挙区でも東京で議席を得る可能性が高まっているほか、神奈川や大阪でも議席獲得をうかがっている。

 社民党は比例代表で1議席を確保できそうな情勢。生活の党、こころ、新党改革は議席獲得のめどが立っていない。【古本陽荘】

 調査の方法 22、23日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に、調査員が電話をかけるRDS法による調査を、JNNと協力して実施した。福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号は除いた。選挙区ごとの目標回答数は、改選数1=500▽同2=750▽同3、4=1000▽同6=1200。全国の有権者2万7500人から回答を得た。

2016.6.23 23:10
【参院選】
序盤情勢 1人区は自民優勢も「野党統一候補」効果 複数区は共産伸長で自公と民進に焦り
http://www.sankei.com/politics/news/160623/plt1606230058-n1.html

参院選 注目の攻防ライン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000053-san-pol.view-000

 産経新聞社の参院選序盤情勢調査では、勝敗を左右する32の1人区で自民が優勢だが、民進、共産など野党4党の「統一候補」も新潟や長野で先行、一定の効果がみられる。複数区は共産に勢いがあり、与党の自民、公明は警戒を強めている。

 ■1人区

 民進、共産、社民、生活の野党4党は今回、32の1人区全てで候補者を一本化した。前回の平成25年参院選の結果を基にした試算では、今回の野党候補の一本化により、7つの1人区で与野党が逆転する計算になる。このうち山形や新潟、長野などでは、実際に野党統一候補が優位に戦いを進めている。

 野党統一候補は、これまで原則として全選挙区に自前候補を擁立してきた共産が取り下げたことで実現した。同党の志位和夫委員長は「野党統一候補は私たちの候補者だというつもりで応援する」と宣言。25年参院選は31だった1人区で自民党が29勝と圧勝したが、これと比べれば野党側の上積みは確実な情勢だ。

 自民は優勢とみられた青森や秋田でも差を縮められてきており、「10程度は落とす可能性もある」(幹部)と警戒感を強める。

■複数区

 複数区は共産に勢いがあり、改選数の最も多い東京選挙区(改選数6)のほか、千葉や神奈川でも議席をうかがう。

 自民は改選数3以上の北海道、千葉、東京の3選挙区で、民進は北海道、千葉、東京、神奈川、愛知の5選挙区で公認候補2人を擁立。自民内には、予想以上に共産が好調なことなどから「票の配分がうまくいかなければ、どちらかの当選が危うい」(幹部)との懸念がある。一方、民進幹部からは党勢が低迷する中での強気の擁立に「共倒れになる選挙区が出る可能性がある」との声も漏れる。

 また、焦りを募らせているのが公明だ。埼玉選挙区(同3)では自民、民進の候補が優勢で、公明候補は自民の支援を受けているものの、共産にリードを許している。公明の選対幹部は「全国に広がる共産の勢いは想定以上だ」と注視する。

■改選閣僚

 福島選挙区(改選数1)の岩城光英法相と沖縄選挙区(同1)の島尻安伊子沖縄北方担当相は、ともに野党統一候補を相手に苦戦を強いられている。

 岩城氏は前回改選の22年参院選で、今回も対決する民進の増子輝彦氏に次ぐ2位当選。民進の基盤が厚い上、今回は共産も増子氏を支援しており、より厳しい戦いだ。沖縄では、自民が26年衆院選で4選挙区全てで敗れたことから、苦戦は織り込み済みだが、元米兵の軍属による女性殺害事件も影響している。

 福島と沖縄は、それぞれ震災復興と基地問題という政権の重要課題を抱える重点区で、安倍晋三首相(自民党総裁)が参院選対策として両閣僚を任命した面もある。それだけに敗北すれば政権運営にも影響しかねず、政府・与党には危機感が広がっている。

参院選序盤情勢 自民、1人区など重点 民進、現有議席危機感
産経新聞 6月24日(金)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000054-san-pol

 公示2日目を迎え、舌戦が本格化する参院選。与野党は必勝を期す重点区や拮抗(きっこう)する激戦区で、てこ入れを図る。各党は主要幹部らを投入する「空中戦」を展開する一方で、電話などで地道に有権者へ投票を呼びかける「地上戦」にも力を入れている。(岡田浩明、豊田真由美)

                   ◇

 ■派閥で割り当て/代表地元も接戦

 「共産党と組んで勢力を伸ばそうとする党を勝たせるわけにはいかない」

 自民党の谷垣禎一幹事長は23日、千葉県松戸市で民進党を念頭に声を張り上げた。自民党は千葉選挙区(改選数3)で2人を公認し、野党候補と接戦を演じている。

 今回、自民党が特に重視しているのが、野党が統一候補をそろえた32の1人区。公示前から安倍晋三首相(党総裁)や党幹部らを続々と投入してきた。首相は、劣勢が伝えられる宮城や長野などの選挙区には今週末にも再び入る予定だ。

 さらに党内の各派閥には、改選を迎える所属議員などの選挙区で重点的に票の掘り起こしに当たるよう指示した。細田派は福島と長野、額賀派は青森と秋田などと派閥単位で担当を割り当て、派の領袖(りょうしゅう)や若手議員が現地で支援。各派の議員秘書も動員し、電話などで支持を呼びかける人海戦術も辞さない。

 一方、民進党も現有議席の死守に向け、激戦区を中心に党幹部を大量投入する。「参院のドン」と呼ばれた輿石東参院副議長が引退する山梨選挙区(改選数1)もその一つだ。

 「1人区の中でも大事な選挙区だ。競い合っているが、最後は1票でもいいから勝たせてほしい」

 公示日の22日、岡田克也代表は第一声としてJR甲府駅前に立ち、こう危機感をあらわにした。山梨には24日に野田佳彦前首相、25日には長妻昭代表代行が入る予定だ。

 岡田氏の地元の三重に加え、滋賀や大分も接戦で、公示前には枝野幸男幹事長らもてこ入れに入った。蓮舫代表代行と山尾志桜里政調会長の「女性二枚看板」もフル稼働。蓮舫氏は東京選挙区で改選を迎えたにもかかわらず、24日は愛媛と大分、25日は大阪と滋賀に駆けつける。
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/336.html#c23

   

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